検索
グローバルナビゲーション
サービス一覧

韓国文化と生活

  • なぜ100が好き?韓国と百にまつわるエトセトラ
    韓国の建国神話である檀君神話にも登場する100という数字。人間に生まれ変わりたがる熊と虎に、天地の神の息子桓雄は「100日間洞窟に籠るように」と指示したそうな。
    韓国の建国神話である檀君神話にも登場する100という数字。人間に生まれ変わりたがる熊と虎に、天地の神の息子桓雄は「100日間洞窟に籠るように」と指示したそうな。
    100のつく日に記念日やイベントの多い韓国。これは昔から、100が「成熟、完全」を意味する数字だと伝えられてきたため。韓国では出産や交際などの100日前や後に、物事がうまく行きますようにと願って、祝い事を行なう風習があります。

    今でも韓国の生活に根付いている「100日(ペギル)の文化」には、いったいどんなものがあるでしょうか?
    韓国カップルの一大行事!100日記念日
    1年に20以上のカップル記念日がある韓国。その数ある記念日の中でも忘れようものならその後の2人の関係がどうなるかも分からないと言われる重大な日が、付き合ってから100日目を祝う「100日記念日」です。

    この日は普段とは異なる特別なデートにするのが鉄則!サプライズイベントを期待する女性も多く、彼女を喜ばすために頭を悩ます男性たちにとっては、ある意味大変な日でもあるのかもしれません。
    記念日には、100本のバラの花束やペアリングなどのプレゼントを準備するのが一般的。男女で交換することもあれば、男性だけが準備することもあるといいます。また日本ではなかなか出会えないロマンチックな演出を盛り込んだ様々なイベントも100日記念日の醍醐味!よくあるイベントには、風船、ろうそく、歌があり、「車のトランクを開けると風船が一杯詰まっていてその中からプレゼントが!」、「家に呼ばれて行ってみるとろうそくでハートが作られていて、それを前にラブソングを歌ってくれた」などなど・・・。韓国ドラマで見たようなあの甘~い一場面はあながち嘘ではないようです。

    ちなみに、韓国の若者の間では9月17日を「告白デー」と呼んでいます。それは、その日に告白してうまく行けば100日目が12月25日、クリスマスに重なるから…というもの。100日記念日を見越して告白するとは、なかなかのものです。
    日本でも話題に!カップル専用アプリ「Between」
    日本でも話題に!カップル専用アプリ
    「Between」
    2人だけのカレンダーで記念日を管理
    2人だけのカレンダーで記念日を管理
    記念日を忘れないように付き合った日数を計算してくれたり、交換日記を付けたり出来るウェブサイトやアプリも存在。活用しているカップルも多いといいます。また、100日を迎えたカップルに友達や先輩・後輩がお祝いの気持ちを込め100ウォンを渡すというイベントが行なわれることもあるとか。

    100日記念日の準備は大変ですが、愛を育むための一大イベントとして定着しています。
    「健康で元気に育ってね」 百日祝
    日本には、生後100日後に「一生食べ物に困らないように」という願いを込め、食事の真似をさせる「お食い初め(おくいぞめ)」という儀式がありますが、韓国には「百日祝(ペギルチャンチ)」があります。この行事は、赤ん坊が無事に100日目を迎えられたことに感謝し、これからも健康ですくすくと育つことを祈って行なわれます。
    昔ながらのペギルボッ
    昔ながらのペギルボッ
    医療が発達していなかった昔は、疫病などによって乳幼児の死亡率がとても高く、100日も満たないうちに亡くなってしまう子どもが多くいました。そのため生後100日が経ったというだけでも感謝に値することでした。また100日を越えれば、難関をひとつ超え、一人の人間として生きていくことが保証されることも意味したため、家族はもちろん近所の人たちも招いて皆で盛大に祝いました。
    ペクソルギ
    ペクソルギ
    「百日祝」には、無病長寿と幸せを願った縁起の良いペギルボッ(100日のお祝い服)を着せるのが慣わし。また豪華な食事と共に、餅(トッ)を2種類以上作るのが決まりでした。定番の餅にはペクソルギとススキョンダン(きび団子)があります。ペクソルギはうるち米の粉のみを蒸して作る真っ白な餅で、白い色が純潔や神聖さを表し、無病息災、長寿を意味するとされています。小豆の粉をまぶしたススキョンダンは赤い色が魔除けになると信じられていることから用意されました。
    「百日祝」で準備した餅は近所の人におすそ分けするのが慣例でした。100戸の家に配ると子どもが無病息災で長生きし、幸福が訪れるとされていました。餅のお返しとして家々からもらった布で子どもの洋服を拵えたら、その子どもは100歳まで生きるという言い伝えも。
    現在でも「百日祝」は、我が子のための重要な儀式として続いていますが、その様式は変化しているようです。家族だけで質素に済ませる家庭が増えた他、現代的にスタジオで写真撮影をすることも一般的に。方法は昔と異なりますが、子どもを想う親の愛情はいつでも同じ。「百日祝」はこれからも続いていくことでしょう。

    【フォトギャラリー:「記憶」から「思い出」へ―韓国の赤ちゃん写真】を見る
    百日酒で祈願!大学入試合格
    日本のセンター試験に当たる「大学修学能力試験」、通称「修能(スヌン)」は、大学進学率80%台という高学歴社会の韓国で、高校生が自分の将来をかけて挑む重要なテスト。人生を左右するとまで言われるこの試験の100日前に、高得点が採れるようにと願って飲む酒が「百日酒(ペギルジュ)」です。飲めば飲むほど良い点数が採れる、一気に飲み干すと一度で大学に行ける、飲まなければ100点下がるなど様々な噂があり、長年、受験前に行なわれる一種の恒例行事として定着していました。

    友達同士や、受験生たちで作ったコミュ二ティーのメンバーで、また家庭で親と一緒にと飲み方は様々。飲む酒は特に決まっておらず、何でも良いようです。
    日本より受験戦争が激しい韓国
    日本より受験戦争が激しい韓国
    修能当日100日前から「百日祈祷(ペギルキド)」を捧げる親も
    修能当日100日前から「百日祈祷(ペギルキド)」を捧げる親も
    親子で乗り切る修能
    親子で乗り切る修能
    韓国では法的に満19歳から飲酒が許可
    韓国では法的に満19歳から飲酒が許可
    しかし、未成年の飲酒が法的に禁止されていることや、受験への緊張と圧迫感を一時忘れられると行過ぎた飲酒行為に走ってしまう高校生もおり、2000年代以降「百日酒」の慣例を問題視する人たちが増加しました。

    青少年の政策に関与している韓国の行政機関・女性家族部では、「百日酒」を飲まないよう訴えるキャンペーンも実施。2013年には「酒の替わりに百日ジュースを飲みましょう」と呼び掛け、メディアでも大きく取り上げられました。歳月は過ぎ、「百日酒」文化はもはや過去の産物になりつつあります。
    待ちに待ったこの日!100日休暇
    韓国の男性なら誰しも乗り越えなければならい兵役。今では「新兵慰労休暇」と呼ばれる「100日休暇(ペギルヒュガ)」は、軍人としての精神的・肉体的基礎をつくる基本軍事訓練を終えた後、部隊に配属され服務についてから100日前後にもらうことができる3泊4日の休暇です。厳しい訓練と慣れない生活で心身共に疲れきっている新兵たち。100日休暇を待ちわびながらカウントダウンする人も少なくないとか。
    避けられるものなら避けたい…入隊の門
    避けられるものなら避けたい…
    入隊の門
    涙する人も
    涙する人も
    入隊する我が子を見送る家族
    入隊する我が子を見送る家族
    休暇の過ごし方は様々。家族団欒の時を過ごしたり、友達と朝まで酒を酌み交わしたり、彼女とデートを楽しんだりと、部隊を出て久々に吸う外の空気と厳しい秩序から解放された自由を満喫!

    しかし夢のような3日間を過ごした後は、部隊への復帰が待ちかまえています。前日には「復帰症候群」という症状に陥る人も。軍隊へ戻ることへの緊張やストレスから精神的に落ち込み食欲がなくなったり、眠れなくなったりするのだそうです。
    20歳前後で入隊することの多い兵役。青春真っ盛りにある若者たちにとって、それは想像以上に苦難なことのようです。
    お得なチャンスも!100日イベント
    2014年10月オープンの「PARNAS MALL」は、100日イベントとしてモールで10万ウォン以上購入した人にオリジナルアロマをプレゼント
    2014年10月オープンの「PARNAS MALL」は、100日イベントとしてモールで10万ウォン以上購入した人にオリジナルアロマをプレゼント
    韓国では新しくオープンした施設やショップ、ホテルなどが、営業を開始して100日後にイベントを行なうことがよくあります。割引サービスやプレゼント贈呈など、うれしい特典がたくさん。またインターネットショッピングが発達しており多彩なネットショップが存在する韓国では、サイトオープン100日を記念して、ポイント加算など期間限定キャンペーンを行なうところもあります。
    韓国代表公式サポーター「赤い悪魔」
    韓国代表公式サポーター「赤い悪魔」
    一大行事の100日前に催されるイベントへの盛り上がりもひとしお!よく知られているものには、サッカーワールドカップ(W杯)の100日前イベントがあります。2014年のブラジルW杯の際には、開催を記念し韓国サッカー代表の公式サポーター「赤い悪魔(プルグンアンマ)」がソウル市庁前の広場に集まり、善戦を祈願した応援出征式が行なわれました。

    同時にトレードマークの赤いTシャツと応援歌の2014年版を公開。DICKPUNKS(ディパンス)、Ailee(エイリー)AOA(エーオーエー)など歌手によるステージパフォーマンスもなされ、W杯100日前を華やかに祝いました。

韓国旅行おトク情報

    この情報を共有
        注目のトピックス
          韓国旅行持ち物チェック
          韓国旅行が再開!もう一度確認しよう
          K-ETAの手続きが不要に!ウィズコロナの韓国旅行
          日韓往来が本格的に再開!韓国入国手続きの流れを紹介
          韓国旅行とトコジラミの状況・対策
          不安になる前に!韓国での現状や対策のTIPをチェック
          ザ・現代 ソウル
          室内施設で快適にショッピング!話題の店舗が集結
            最新記事
              韓国の干支
              2024年は辰(たつ)年!韓国語で干支の名前を言えますか?
              似ているようで違う韓国の習慣
              日本と違う暮らしや生活、文化の違いにびっくり!
              韓国のタバコ文化
              増える禁煙区域、低下する喫煙率…変わりゆく韓国のたばこ事情
              韓国の飲酒文化
              お酒は何歳から?人気のお酒は?飲み会マナーは? 韓国酒文化をのぞく!
              掲載日:15.03.04   最終更新日:22.04.21
              ※記載内容には細心の注意を払っていますが、掲載店との間で生じた損害・トラブルについては、当サイトは責任を負わないものとします。
              ※内容は予告なく変更される場合があり、完全性・正確性を保証するものではありません。掲載情報は自己責任においてご利用ください。
              設定