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韓国旅行特集記事
  • 原州見どころメモ
    ・ソウルから約1時間
    ・紅葉の名所がいっぱい!
    ・韓紙(韓国の伝統紙)と漆工芸が有名
    ・美術館や博物館、歴史スポット
    ・レトロな近代建築も人気
    ソウルから東に約120km、京畿道(キョンギド)忠清北道(チュンチョンプット)と隣接する江原道(カンウォンド)原州(ウォンジュ)は、紅葉の名所・雉岳山(チアクサン)をはじめとする山々に囲まれた都市。

    江原道の「原」は原州に由来しており、朝鮮時代には江原道の首府として約500年間、道行政の中心を担ってきました。また、韓国の伝統紙・韓紙(ハンジ)や漆の産地としても知られており、伝統工芸品づくりも盛ん。

    市内には1950年前後に建てられたレトロな駅舎や聖堂など近代建築物が点在、安藤忠雄設計の美術館や博物館などもあり、多くの観光客が訪れます。ソウルからは列車で約1時間と日帰りも十分可能ですが、古都の魅力を満喫する1泊2日のショートトリップもおすすめ。
    【1日目】 安藤建築と韓国の伝統工芸に触れる
    ミュージアムSAN~山の中の美術館で安藤忠雄建築に出会う~
    所要時間:2時間
    Archway/アレクサンダー・リーバーマン
    Archway/アレクサンダー・リーバーマン
    標高273mの山あいに位置する「ミュージアムSAN」は「田園型ミュージアム」をコンセプトに、2013年に開館。世界的に著名な建築家・安藤忠雄が設計を手掛け、総面積約7万平方キロメートルと韓国でも最大規模の美術館です。

    収蔵品には、国宝で高麗時代の仏教経典「大方廣佛華厳経(テバンクァンブルファオムギョン)」をはじめ、ビデオアートの先駆者・白南準(ペク・ナムジュン)や独特の技法で庶民の姿を描いた画家・朴寿根(パク・スグン)など近代芸術家の作品があります。

    その他、新羅時代の古墳をモチーフにした庭園や、光と空間の芸術家ジェームズ・タレルの展示館も見どころ。世界的に著名な作品、見渡す限りの自然、そして安藤建築が調和して美術館全体をアートとして楽しめます。忙しい毎日を忘れさせてくれるような、非日常を味わうことができるでしょう。
    韓紙テーマパーク~韓紙の本場・原州で工芸体験~
    所要時間:90分
    韓紙テーマパーク・歴史資料館
    韓紙テーマパーク・歴史資料館
    韓紙とは韓国独特の技法で作られる伝統紙。原州には古くから韓紙の原材料である楮(コウゾ)の木が自生していたことや、朝鮮時代、原州にあった江原道の官庁「江原監営(カンウォンカミョン)」で、書類作成のため韓紙が大量に消費されたことから韓紙工場が増加。製紙技術や文化が発展し、韓国有数の韓紙の生産地として知られるようになりました。

    韓紙テーマパーク」は、原州韓紙の歴史を知り、体験できる施設として2010年に開館。韓紙の歴史や製紙過程の紹介、工芸作品の展示、姉妹都市である岐阜県美濃市の名産、美濃和紙の常設展示などを行っています。

    なかでも、「韓紙工芸体験」は必須コース。韓紙の柔らかさやあたたかな色合いを肌で感じながら、旅の記念品を作れます。
    おみやげにも!韓紙工芸品を作ってみよう
    完成品
    完成品
    手鏡やストラップ作りなど選べるプログラムは20種類以上。準備されたキットを使い、塗る、貼る、ちぎるなどの作業だけであっという間に完成!

    当日申込可能で、時間は20分程。先生は簡単な英語やジェスチャーで丁寧に教えてくれるので、韓国語がわからなくても安心です。
    桑の葉スケトウダラご飯~原州の新名物グルメを食す~
    夜ごはん
    原州グルメといえば、チュオタン(ドジョウ汁)が有名ですが、新名物料理コンテストから生まれたのが「桑の葉スケトウダラご飯(ポンイッファンテバッ)」。

    原州産の桑の葉と江原道特産のファンテ(干しダラ)の混ぜご飯です。一度乾燥させて、戻した桑の葉はお茶の葉に似た香ばしい風味。クセのない上品な味わいで、旨味の詰まったファンテと相性抜群です。
    韓屋風レストラン 味香(ミヒャン)
    桑の葉スケトウダラご飯が味わえ、市内中心部に位置する落ち着いた雰囲気のお店「味香(ミヒャン)」。付け合せのおかずにもこだわり、地元産の季節の野菜料理が並びます。

    農家から直接仕入れた食材で作った、梅のピリ辛煮やセリ科の山菜・ハマボウフウの和え物は、素材の味が生きた優しい味。
    【2日目】 レールバイクで自然満喫&街ナカ芸術・歴史を楽しむ
    原州レールバイク~下り坂で運転ラクラク!ゆっくり風景を眺めよう~
    所要時間:2時間
    紅葉の中を走るレールバイク
    紅葉の中を走るレールバイク
    2011年に廃線となった中央線・艮峴(カニョン)駅~判垈(パンデ)駅間の線路上を四輪自転車で走る「原州レールバイク」。片道約7キロのコースを、往路はトロッコ列車(20分)で、復路をレールバイク(約40分)で駆け抜けます。

    復路は緩やかな下り坂が多く、コースの約半分はバイクが勝手に進んでしまうほど。絶景ポイントは、ゴール直前に通る橋から眺める蟾江(ソムガン)と山々。トロッコ列車とレールバイク、それぞれの風景が一度に楽しめる人気スポットです。
    チュオタン~ランチは原州・伝統の味~
    お昼ごはん
    コチュジャンベースのピリ辛スープでドジョウ、きのこ、じゃがいもなどたっぷりの具をグツグツ煮込んだ鍋。

    コラーゲンやアミノ酸が豊富で美肌をめざす女性にも人気です。1965年創業の老舗「福チュオタン」は、競争の激しい原州市内で地元の人にも評判の高いオススメ店。
    道端の美術館・壁画通り~カメラ片手に散策しよう~
    道端の美術館・壁画通り約500mに渡り、世界の名画や童話、原州の風景などが並ぶ「壁画通り」。

    韓国軍・原州部隊の壁を利用しており、美術を専攻した軍人やボランティア団体によって制作されました。「福チュオタン」のすぐ近くなので、食後の散策にもぴったり。
    歩いてみよう!どっぷりレトロに歴史探訪
    園洞聖堂(ウォンドンソンダン)
    1896年に原州市で3番目に建てられた聖堂で、朝鮮戦争で全焼した後、1954年に再建。聖堂の建物では珍しいコンクリートブロック造りの外壁と上部がドーム型になった塔が特徴です。

    ※韓国の登録文化財第139号
    盤谷駅(バンコッヨッ)
    1941年、雉岳山の麓に建てられた盤谷駅。真っ白な壁が印象的で、現在はギャラリーとして活用されています。また、春には駅舎前の桜が満開になり、多くのカメラ愛好家が集まります。

    ※韓国の登録文化財第165号
    歴史が好きなら 展示・博物館めぐり
    江原監営(カンウォンカミョン)
    朝鮮時代、江原道の首府であった原州。道の官庁として江原監営は約500年に渡り、江原道の政治・軍事の中心を担ってきました。道のトップである観察使が執務を行った宣化堂(ソンファダン)をはじめ、約8棟が修復・復元されています。
    原州歴史博物館
    先史時代から江原監営が置かれ栄えた朝鮮時代、日本植民地時代、近代までの歴史を遺物とパネルで紹介。また、貝殻で装飾した漆器工芸「螺鈿(ラデン)漆器」の巨匠で、原州で半生を過ごした金奉龍(キム・ボンニョン)の展示室もあります。
    お土産はこれで決まり!原州の特産品
    黄谷飴
    原州で100年に渡り作られてきた伝統の味・黄谷飴(ファンゴルヨッ)。原料は米、麦芽、そして江原道特産のとうもろこしで、練り飴のように柔らかくさらっとした口どけとあっさりとした甘さが特徴。

    水あめタイプは料理にも使えて便利です。おすすめはカリカリ食感が楽しいピーナッツ入り。
    元酒
    地名の原州(ウォンジュ)にかけて命名された「元酒(ウォンジュ)」は、2010年に原州市と地元の醸造会社が共同開発したお酒。

    特産の米とさつまいもを使い、まろやかですっきりとした口当たりです。小売りされることは少なく、主に市内の飲食店で出されますが産業経済振興院で購入できます。
    漆工芸品
    古くから漆の栽培地として有名だった原州。原州の漆器は、漆の主成分であるウルシオールが多く含まれているため光沢があり、湿気に強く耐久性にも優れているといわれています。

    産業経済振興院には箸や湯飲みなどの漆器から、小物入れなどの工芸品まで揃っています。
    <江原道産業経済振興院 展示販売所>
    黄谷飴、元酒、そして韓紙や漆工芸品など多様な江原道のお土産を展示販売しています。
    ゆったり快適!原州のおすすめホテル
    インターブルゴホテル原州
    登録文化財「盤谷駅」近くに位置。全152室の特1級大型ホテルで、客室はオンドルと洋室の2タイプ。施設内には、和洋中のレストランやゴルフ練習場、フィットネスクラブなどを完備しています。
    オークバレーコンドミニアム
    「ミュージアムSAN」やスキー場、ゴルフ場などを備えた大型リゾート「オークバレー」内に併設。コンドミニアムは7ヶ所・計1000室以上あり、ファミリーやグループでの宿泊におすすめです。
    ベニキアホテルビズイン
    韓国観光公社が推薦するベニキア系列のホテル。白を基調としたインテリアでまとめられ、清潔感溢れる広々とした客室が特徴。原州市庁の目の前に位置し、繁華街も近いので食事や市内観光に便利です。
    上手に周れる、1泊2日モデルプラン
    1日目
    09:00 ソウル高速バスターミナルから乗車(10:30到着)
    10:40 原州到着後、タクシーでミュージアムSANへ(11:20到着)
    11:20 ミュージアムSAN(カフェレストランで昼食)
    15:20 オークベリーシャトルバス乗車(16:00到着)
         市外バスターミナルで下車後、タクシーで韓紙テーマパークへ(16:10到着)
    16:10 韓紙テーマパーク
    17:30 タクシーで味香へ(17:40到着)
    17:40 味香で夕食
    19:00 タクシーで各ホテルへ
    2日目
    08:00 タクシーで原州レールバイクへ(08:30到着)
    09:00 原州レールバイク
    11:00 タクシーで福チュオタンへ
    11:30 福チュオタンで昼食(11:30到着)
    12:30 壁画通り散策
    13:00 タクシーで近代建築スポット
         または歴史スポットへ
         各スポットで観光
         タクシーで原州バスターミナルへ
    17:00 原州バスターミナルから乗車、ソウルへ(18:30到着)    
    ◆あったら便利、持って行こう!◆
    ・旅の予定表
    ・カメラ
    ・タクシーで見せる行き先メモ
    コネスト地図
    ・歩きやすい靴
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