地方ホテル特集～全州編～

韓国旅行特集記事

地方ホテル特集～全州編～
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作成日：13.05.15更新日：18.07.27

ソウルから高速バスで約３時間のところに位置する全羅北道(チョルラブット)・全州(チョンジュ)市。
朝鮮王朝発祥の地で1200年以上もの歴史があり、韓国伝統家屋が集まった「全州韓屋村(ハノッマウル)」や朝鮮王朝を建国した李成桂(イ・ソンゲ)を描いた肖像画(御真：オジン)を奉安している慶基殿(キョンギジョン)など、みどころが満載。
また、韓国の食の都とも呼ばれており、全州が発祥といわれているビビンバのほか、豆もやしスープご飯(コンナムルクッパ)や家庭式韓定食などおいしい郷土料理も色々あり、見て食べて楽しめる人気の観光地です。

全州のみどころ

全州韓屋村

約700軒の韓国伝統家屋が集落を成している、全州韓屋村。1977年に国から韓屋保存地区に指定され、全州を代表する観光名所の１つとなっています。実際に生活している人もおり、生活と文化が共存している場所ともいえ、伝統酒博物館や韓方(ハンバン)文化センターなどの博物館・文化体験館もあります。

多くの韓屋が立ち並ぶ

伝統酒博物館

新緑の季節は散策にピッタリ

慶基殿

全州韓屋村のシンボルともいえる慶基殿は、国の指定史跡第339号および全羅北道有形文化財第２号にも指定されている歴史ある建造物。中心に位置する正殿(チョンジョン)には李成桂の御真が奉られており、神聖な場所とされています。
景観が美しく、ドラマ「宮(クン)～Love in Palace～」や「明成皇后(ミョンソンファンフ)」などのドラマや映画、時代劇の撮影地にもしばしば使われています。

韓屋村の顔、慶基殿

李成桂の御真

映画「約束」のロケ地、全州殿洞聖堂も望める

その他のみどころ

全州市内には史跡が多く存在。全州韓屋村から徒歩で行けるところもあるので、散策にもオススメです。
・全州郷校(チョンジュヒャンギョ)
・全州客舎(チョンジュケッサ)
・豊南門(プンナムムン)
・全州殿洞聖堂(チョンジュチョンドンソンダン)

全州の食

ビビンバ

全州ビビンバは豆もやし、緑豆の寒天(ファンポムッ)、コチュジャン、ユッケを主な材料として作られます。味の秘訣は５年以上寝かせたチョプジャンと言われる醤油。また緑豆の寒天をクチナシで黄色く染めたファンポムッは、全州ビビンバ特有の材料で、それ自体に強い味はありませんが、鮮やかな黄色が彩りを添えています。

全州ビビンバの元祖「盛味堂」

色鮮やかなビビンバ

コンナムルクッパ

ビビンバ同様、全州の代表的な郷土料理であるコンナムルクッパ。土鍋（トゥッペギ）にご飯、豆もやし、卵、そして牛肉などでだしをとったスープを入れてぐつぐつ煮立たせた料理で、あっさりとした淡白な味が特徴。豆もやしには二日酔い解消に効果的といわれているアスパラギン酸が含まれており、飲みすぎた翌日の朝ごはんにもぴったり。

創業70年近い老舗「三百家」

全州は豆もやしの特産地

あっさり味のスープが美味

マッコリタウン

全州市内７ヶ所にあるマッコリタウンは、マッコリを頼めば頼むほどたくさんのおつまみが出る独特のシステムで有名。マッコリを追加するたびにおつまみの種類が変わるので、どんな料理が出てくるかもお楽しみ。おつまみは魚介類や野菜、チヂミやスープなど種類も豊富。地元の人もよく訪れ、週末になると行列ができる店舗もあります。

店舗数が多い三川洞マッコリタウン

おいしいおつまみに思わず杯も進みます

ソウル発で満喫！

１泊２日モデルコース

１日目
ソウル出発
↓
家庭式韓定食でランチ
↓
全州韓屋村を散策
↓
マッコリタウンで飲み明かす

２日目
コンナムルクッパで酔い覚まし
↓
市内の史跡めぐり
↓
全州ビビンバでランチ
↓
ソウルに戻る

ソウルからの交通情報

列車で

龍山(ヨンサン)駅から高速鉄道KTXに乗ると、全州駅まで約２時間10分で到着。ただし１日に運行本数が７本と多くないので、時刻表は要チェック。KTXを利用する場合は外国人向け(在日韓国人も利用可能)のKORAIL PASS（コレールパス）がオススメ。
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高速バスで

江南(カンナム)のソウル高速バスターミナル、南部ターミナル、江辺(カンビョン)の東ソウル総合バスターミナル、ソウル東部の上鳳(サンボン)ターミナルの計４ヶ所に発着。それぞれ10分～30分間隔で運行しており、約３時間で全州まで行くことができます。

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