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  • 地下鉄駅から始めるソウル街歩き~清凉里駅~
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  • 本日のテーマ:ソウルの今昔と歴史の息吹か感じられる街、清凉里を歩こう!
    「清涼な里」という意味をもつ、清凉里
    コースの距離:4.3km、所要時間:2時間半
    ソウル駅から地下鉄1号線で9駅・約18分で到着する清凉里(チョンニャンニ)駅はソウルの東部にあります。江陵(カンヌン)など韓国東部へ向かう列車が発着する鉄道駅や、人気ドラマ「シークレットガーデン」が撮影されたロッテ百貨店などで知られますが、駅の周辺は?というと良く分からない人も多いはず。

    そこで今回は、韓国ガイドブックには載っていない清凉里ならではの景色や、この地にまつわる歴史に触れながら、清凉里という街を歩いてみましょう。どんな発見があるでしょうか?
    ※駅標や地名は「涼」ではなく「凉」となっていますが、ここでは「涼」で表記します。
    コース01 名前のルーツは古寺にあり~清凉里駅から清凉寺周辺へ~
    「清涼な里」という意味をもつ清凉里ですが、清凉里駅の近くにある清凉寺(チョンニャンサ)という寺が清凉里という街の名前の由来になったのだとか。そこでまずは清凉寺を訪ねてみます。
    清凉里駅2番出口前にある通りを右折し、道なりに北へ進みます。

    最初の交差点を渡り、少し進むと右側に清凉里聖堂と奥にマンション群が見えるので、マンション群を目指して緩やかな坂を上っていきましょう。

    この一帯は住宅街で、昔ながらの住宅と現代的なマンションが隣同士になっている光景が興味深く感じられます。マンションは日本のようにベランダが外になく、ベランダにも窓がついている様子は、韓国ならではの光景です。(地図:赤2)

    マンション群を抜けると清凉橋に差し掛かります。陸橋の上は見晴らしが良く、天気が良ければ、遠くに東大門(トンデムン)DOOTA MALL(旧 doota!)Nソウルタワーも見えます。(地図:赤3)
    清凉橋を渡り、坂道を上ると最初の目的地、清凉寺に到着します(地図:赤4)。

    清凉寺はソウル市内に残る四大比丘尼僧坊の1つで、現在も約30名の尼が修行に励む尼寺です。

    創建は12世紀以前と伝えられ、今よりもやや北、清涼な小川が流れる洪陵(ホンヌン)樹木園の場所にありましたが、明成皇后(ミョンソンファンフ)の墓である洪陵を造成する際に今の位置に移転しました。

    朝鮮時代の資料を紐解くと、清凉寺の辺りの住所は「清凉里契(チョンニャンニゲ: 契は当時の行政区域)」と指定されていました。

    「清凉里契」という区域名は清凉寺に起因するとの事から、清凉里という地名はやはり清凉寺に由来すると言えます。
    境内で遊ぶ保育園の園児たち
    境内で遊ぶ保育園の園児たち
    色鮮やかな清凉寺の建物
    色鮮やかな清凉寺の建物
    清凉寺から西、路地道の両側には古めかしい連立住宅が残っています。この一帯は再開発地域に指定されたため多くの住民が離れましたが、いくつかの世帯は留まって再開発反対の横断幕を掲げています。

    しかし、区は強固な姿勢で立退き命令を下しており、数年後にはマンションの工事が始まり、現在の光景も見られなくなりそうです。(地図:赤5)
    昔ながらの商店も
    昔ながらの商店も
    再開発地域から外れた処には立派な瓦屋根の家も。
    再開発地域から外れた処には立派な瓦屋根の家も。
    コース02 朝鮮時代末期の歴史が残る街~永徽園・崇仁園と洪陵樹木園~
    地図を見ると清凉寺の周りには洪陵樹木園や洪陵小学校など「洪陵」と名づけられた場所が多く残っています。1985年に暗殺された明成皇后は、現在の洪陵樹木園のある場所に埋葬され、墓の名称は洪陵とされました。

    しかし位置が風水的に不吉だとされ、夫の高宗(コジョン)は京畿道(キョンギド)南楊州(ナミャンジュ)に埋葬されました(現在の洪陵・裕陵)。明成皇后の墓も一緒に移されたため、今は清凉里に明成皇后の墓はありませんが、洪陵という名前だけがこの地に残っています。

    清凉寺からの路地道を下りきって右折すると、石垣に囲まれた史跡が見えます。史跡第361号に指定されている陵墓、永徽園(ヨンヒウォン)・崇仁園(スンインウォン)です。(地図:青1)
    入口付近の横断歩道前にある洪陵址の碑石
    入口付近の横断歩道前にある洪陵址の碑石
    永徽園は高宗の後宮・純獻皇貴妃(スノンファンギビ)の墓です。

    大韓帝国最後の皇太子である英親王・李垠(イ・ウン)の母親に当たる人物で、明成皇后の死去後は高宗を支え、また現在の淑明(スンミョン)女子大学の母体となる女学校を設立したことでも知られます。

    一方、崇仁園は英親王と韓国に嫁いだ日本の皇族・梨本宮方子妃(韓国名は李方子(イ・バンジャ)妃)との間に生まれた長男で、生後約9ヶ月で死去した李晋(イ・ジン)の墓です。日本とも繋がりがあるため、日本から訪れる人も少なくありません。

    永徽園・崇仁園の石垣道を更に北へ進むと、右側には世宗大王記念館への入口があります(地図:青2)。

    そして世宗大王記念館の入り口を通り過ぎた三叉路が洪陵樹木園の入口です。洪陵樹木園は国立山林科学院の敷地内にあって週末のみ開園。

    その洪陵樹木園の入口付近には「洪陵址」と書かれた小さな碑石があり、かつてここに洪陵があった事が分かります。(地図:青3)
    洪陵樹木園の入口は緑色の看板が目印
    洪陵樹木園の入口は緑色の看板が目印
    樹木園前の三叉路周辺は銀杏の木が多く、紅葉の名所
    樹木園前の三叉路周辺は銀杏の木が多く、紅葉の名所
    帰路は市場に寄り道も
    洪陵樹木園の入口で「洪陵址」の碑石を見たら、今回の清凉里の街歩きは終わりです。ここから再び地下鉄駅へと移動しなければなりませんが、候補がいくつかあるので紹介します。


    1.樹木園入口から最寄の地下鉄駅は、西へ約600メートルの距離にある地下鉄6号線高麗大(コリョデ)駅です。
    2.歩いてきた永徽園・崇仁園の石垣道に戻り、約1200メートル直進すると、スタート地点となった清凉里駅に到着します。
    3.清凉里まで来たついでに、韓方類を扱う商店街としては韓国随一の京東市場(キョンドンシジャン)を見学しながら、祭基洞(チェギドン)駅から地下鉄に乗車。
    樹木園から西に行けば、高麗大学校が
    樹木園から西に行けば、高麗大学校
    永徽園・崇仁園の石垣道を戻って清凉里駅に戻る方法も
    永徽園・崇仁園の石垣道を戻って清凉里駅に戻る方法も
    ソウル市内最大の在来市場、京東市場を見学しても
    ソウル市内最大の在来市場、京東市場を見学しても
    ソウルの今昔が同居する、歴史ある清涼な里
    「ソウルの東のターミナル」という交通拠点のイメージが強い清凉里ですが、駅前から少し離れると、都会の喧騒を忘れられる静かな住宅街が広がります。高層マンションが立ち並ぶ中に古い住宅も残っている様子からは、ソウルの今昔を同時に感じられました。

    再開発がさらに進むと、昔ながらの住宅はどんどん減ってしまうかもしれませんが、朝鮮時代末期の高宗・明成皇后にまつわる史跡や樹木園は、これからも変わることなく、ここ清凉里にあり続ける事でしょう。
    地下鉄駅から始めるソウル街歩き
    明洞(ミョンドン)などの人気観光地はもちろん、ソウル市内各地や地方都市まで定期的に更新をしている「コネスト韓国地図」。

    何気なく見ているだけでもちょっとした旅行気分を楽しめますが、中には気になる地名や場所があったりしませんか?

    そこで「コネスト韓国地図」を手にしながら、気になる場所を実際に歩いてみる街歩き企画を、全12回にわたってお届けします。次回の街歩きもご期待ください。

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