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韓国旅行特集記事
  • 「山に登るぞ!」ある日突然のボスの一言でコネスト一同が雪岳山(ソラッサン)登山に行くこととなりました。「じゃあ、登山用品を準備しなくちゃ」と冷静に受け止める韓国スタッフを横目に「あと1週間で社員全員が行けるわけないじゃん」と高を括っていた日本スタッフですが、あれよあれよと準備が進み決行されることに。さすがパルリパルリの韓国だと感心する間もなく突撃?!雪岳山ツアーが始まりました。
    今回は五色薬水(オセッヤクス)口から大青峰、千仏洞(チョンブルドン)渓谷という16キロ(え?まじ?)、1泊2日(山小屋宿泊???やめてほしい…)の日程になりました。
    ◀大青峰を目指せ!

    コース概要
    (所要時間約10時間20分、16km)
    五色薬水探訪支援センター→2.5km、2時間→雪岳瀑布→2.5km、2時間→大青峰(1,708m)→0.6km、30分→中青峰山小屋→1.9km、1.5時間→喜雲閣→2km、1時間30分→陽滝山小屋→3.5km、2時間→飛仙台→3km、50分→雪岳洞探訪支援センター
    ※コース行程内の歩行時間はあくまで目安です。
    ※11月中旬から12月中旬、3月中旬から5月中旬は山火事防止のため入山禁止となり、ツアーは催行されません。
    ※山小屋で宿泊はしません。朝食、または休憩で立ち寄る場合はあります。

    いざ、ゆけや仲間たち、目指すはあの山~♪
    まずは食料や水の準備。手分けしてリュックに詰めていきます。チョコレートやキャンディなど疲れた時や小腹がすいた時に必要な行動食も忘れずに準備します。大部分のスタッフが本格登山は初体験。靴や防寒具など装備はしっかり揃えてきたものの、予想のつかない1日に少しどきどきです。
    やっぱり辛ラーメン 忘れ物がないかチェック
    五色薬水探訪支援センター~雪岳瀑布
    五色薬水探訪支援センターから雪岳瀑布(ソラッポッポ)までは2.5km、2時間の道程。ケーブルカーやお寺があり、観光客が多い雪岳洞探訪支援センターと違って、五色薬水口は登山客だけが利用する小さな入口です。入口から5分程離れたところにはホテルや食堂や土産物屋がこぢんまりとまとまっています。探訪支援センターには観光パンフレット(日本語あり)や登山地図(韓国語)が置かれており、スタッフも常駐しています。
    周辺の食堂街 五色薬水口 出発だ!…え、ひとり?
    入口すぐは石畳、階段にはクッション材が敷かれ、歩きやすい道が続きます。五色薬水口から入山すると雪岳山の最高峰、大青峰を目指すコースの中では最短の4時間でいけるため、登山客に人気のコースです。しかし、いくら道が整備されているとはいえ、一気に上るため体力的にはハード。中間地点の雪岳瀑布まで雨とも霧ともつかない天気の中をひたすら上り、汗が出てきました。
    まだ、余裕 足に負担のかからない工夫が
    ひたすら上り 幻想的な雪岳瀑布

    これ、何~だ?

    登山路の途中でみかける数字の書いた棒。これは現在位置を示す標識です。ほぼ500メートル間隔に設置されていて、表面には現在位置の番号、側面には公園事務所(上)、救急隊(下)の電話番号がかかれています。万が一、ケガなどをして助けを呼びたい場合はいずれかに電話をして、自分の位置を伝えることができます。

    雪岳瀑布~大青峰
    雪岳瀑布から頂上の大青峰までは2.5km、2時間の道程。文字にしてしまうと、とても簡単で悲しいですね…。霧雨が降るなか、結構大変だったんですよ。さて、途中でランニングに短パンで駆け上がっていく人を発見。山岳マラソンランナーのようです。するっと追い抜かれたと思う間もなく、「頂上はまだか!」と息が上がっているコネストスタッフに「頂上付近は雪ですからお気をつけて」と爽やかに下りて行きました。世の中には本当に鉄人がいるものですね。
    顔を上げる余裕ナシ 霧が深くなる 鉄人の後ろ姿
    雨が次第に雪に変わり、瞬く間に一面、銀世界に。上り始めは紅葉だったので、季節を飛び越えてきたようです。道は最後まで整備されているので迷うことはありませんが、やはり雪山は素人には辛いもの。やっとの思いで頂上1,708メートルに到着しました。
    足元に注意しながら 登頂成功! 辛かった…(涙)

    中青峰山小屋
    山小屋は男女共同(2週間前に予約)。番号が振り当てられるので、その場所で休みます。利用料は1泊8,000ウォン、毛布のレンタルは1枚1,000ウォンです。炊事場に水タンクがありますが、水道はありません。もちろんシャワーもなく、歯磨き粉の使用は禁止。売店にはミネラルウォーターや缶コーヒー、ラーメンなどが販売されており、携帯もつながります(一部通信会社除く)。
    登山客のオアシス 受付と売店 部屋の内部

    山小屋でのお楽しみ
    雪がしんしんと降り続け、外からは何の音も聞こえません。山小屋の中は照明もほの暗く、とても静かです。そんな山小屋でのお楽しみは食事、睡眠!消灯は9時。繁忙期の週末には消灯の1時間前くらいから、公園管理官によるスライド会が催されることもあります。
    何よりのご馳走 胃に染み渡る~
    山からのお便りも(韓国内のみ) 雪岳山の自然について解説

    中青峰山小屋~喜雲閣
    早朝、山小屋を出発。急傾斜を下りながら、中青峰(チュンチョンボン)山小屋から喜雲閣(ヒウンガッ)までは2.5km、2時間の道程です。天気がよければ山小屋からは雪岳山の峰々を一望でき、喜雲閣まで広がる白樺林の眺めも魅力なのですが、今回は雪景色。
    晴天時、山小屋から大青峰を望む 晴天時、山小屋からの眺め 亜寒帯に見られる白樺
    アイゼンを装着したとはいえ急な斜面を下りるのは一苦労。用心しながら下りていきます。また階段の連続なので、疲れた膝、足、腰には堪えます。しかし、めったに見られない山の雪景色。その美しさに見とれるばかりでなく、シャッターを押さずにはいられません。
    岩場が雪ですっかり覆われる いい写真撮れた?
    疲れのあまり、吠える! ゆっくり、ゆっくり。

    喜雲閣~陽滝山小屋 
    喜雲閣からは千仏洞渓谷に入ります。雪も少なくなったのでアイゼンを外し、陽滝(ヤンポッポ)山小屋までは2km、1時間30分です。わずかに思える標高の差でこんなにも天気が違うものなのか、自然の威力を感じずにはいられませんでした。どきどきの下り道がひとまず終わったので、少し余裕の生まれたコネスト一同。しかし、下山口まではあと4時間!
    あん? うめえ~ うりゃっ!!

    陽滝山小屋~飛仙台
    いよいよ最後のポイント、飛仙台(ピソンデ)までは3.5km、2時間です。道は整備されているので歩きやすいのですが、地面が滑るのと疲れが足にきて思うように進めません。早く下山できればスパに寄っていい、とのボスの声を唯一の拠り所に「スパ…スパ…」と呟きながら渓谷美に目もくれず、再び小雨がしのつく中、ひたすらに下山するコネスト一同でした。
    「スパ~!」 「スパスパ…スパ…」 仏の渓谷、地獄の階段?

    飛仙台~雪岳洞探訪支援センター
    飛仙台から雪岳洞探訪支援センターまでは3km、50分。ここからは登山路ではなく、散策路なので観光客もどっと増え、一気に賑やかになります。飛仙台とは、この岩の下で景色を眺めていた仙女がこの岩から天に昇ったとされていることから名付けられたのだとか。飛仙台からはほぼ平地なので楽に歩けますが、緊張が解けてたちまち足にきてしまい歩くのも大変になった人、一足先に下山して一人でマッコルリを飲んでいた人、ソウルにとんぼ帰りで登山服のまま仕事に戻った人、それぞれの終わりを迎えたわけですが、不思議とすがすがしい達成感と連帯感が生まれたコネスト登山体験でありました。
    仙女が天に上った岩 大岩には訪れた昔の人の名前が 着いたあああ
    11月上旬であるにも関わらず雨と雪に見舞われ、寒さに悩まされたあいにくのお天気でしたが、荒々しい岩壁と雪が織り成す絶景、まさに雪岳山の名の通りの景色を堪能することができました。山登りは大変ですが、自分の足で歩いたからこそ味わえる感動は格別です。ガイドのユさんのご苦労は計り知れませんが、お陰でケガ人もなく、無事に戻ってくることができました。最後に、ソウルに戻ってから社員全員が筋肉痛で、数日ロボットのようにぎこちない動きで、社内のあちこちからうめき声が漏れ聞こえてきたことをご報告しておきます。日頃の運動が大切ですね。韓国を代表する名山、雪岳山。ぜひ一度チャレンジしてみてください。


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                最終更新日:08.12.08
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