「ギャラリーミル」花巾着づくりコース体験
韓国を訪れたことのある人は、お土産店などで韓国の伝統工芸品を見かけたことも多いはず! 韓国伝統のパッチワークであるポジャギやチョガクポなど、カラフルで可愛らしい韓国の伝統工芸品。
今回は、韓国伝統工芸に興味津々の留学生リポーターあすかとしおりが、仁寺洞(インサドン)お隣の三清洞(サムチョンドン)で、伝統工芸品づくりを体験してきました!
今回は、韓国伝統工芸に興味津々の留学生リポーターあすかとしおりが、仁寺洞(インサドン)お隣の三清洞(サムチョンドン)で、伝統工芸品づくりを体験してきました!
日韓の伝統工芸品、その違いは?
私(あすか)が最初に伝統工芸品に興味を持ったのは、語学堂の授業の時。色合いがとてもきれいなチョガクポですが、伝統衣装のチマチョゴリ(韓服、ハンボッ)をつくる時に余った布を利用してつくっていたといいます。
布地を大切にし無駄なく使う精神に、どこか日本の着物に通じるものを感じ、興味を持つようになりました。
布地を大切にし無駄なく使う精神に、どこか日本の着物に通じるものを感じ、興味を持つようになりました。
日本の伝統工芸品は主に上品で穏やかな色を使用するのに比べ、韓国の伝統工芸品は原色に近い色を組み合わせたカラフルなものが多く見られます。
そのため、敷物やカーテンなど、日常のインテリアとしても取り入れやすいのだとか。また、韓国の伝統工芸品には蓮やハングルなど様々なモチーフが施されています。
日本ではあまり良いイメージのないコウモリですが、韓国では幸福を呼ぶ、願いが叶うという意味でよくモチーフに使われるという話を聞いた時は、少し驚きました。他のモチーフにもどのような意味があるのか調べてみるのも、面白いかもしれません。
そのため、敷物やカーテンなど、日常のインテリアとしても取り入れやすいのだとか。また、韓国の伝統工芸品には蓮やハングルなど様々なモチーフが施されています。
日本ではあまり良いイメージのないコウモリですが、韓国では幸福を呼ぶ、願いが叶うという意味でよくモチーフに使われるという話を聞いた時は、少し驚きました。他のモチーフにもどのような意味があるのか調べてみるのも、面白いかもしれません。
今回の体験場所「 ギャラリーミル」へ
日本語が上手な先生と一緒に、伝統工芸品づくりを楽しく体験できると好評の「ギャラリーミル」。場所は人気観光地・北村韓屋(プッチョンハノッ)マウルにも近い三清洞エリアにあり、観光がてら立ち寄りやすい立地です。
店内のギャラリーには、 韓国らしい赤、青、黄色などの原色を用いた小物から、若者が好きそうな淡い色合いのものなどいろいろな伝統工芸品が並びます。
店内のギャラリーには、 韓国らしい赤、青、黄色などの原色を用いた小物から、若者が好きそうな淡い色合いのものなどいろいろな伝統工芸品が並びます。
中には販売されているものもあり、購入も可能。また、好きな色をリクエストし、自分好みの色合いのものを購入することもできます。「ギャラリーミル」の伝統工芸品づくり体験はコネストからの予約も可能です。
体験コース選び
「ギャラリーミル」で体験できるコースは、 花びら巾着、四角い針刺 、蓮の葉ポジャギづくりの3種類。今回は、比較的制作時間が30~60分と短く、初心者でもつくりやすいという、 花びら巾着づくりに挑戦しました!
花びら巾着づくりコースを体験!
花びら巾着の色選び
コースを選んで、専用キットの中から好きな色を選びます。 布や糸、ひもがセットになっていますが、先生にお願いして色の組み合わせを変えることもできます。
色を選びながら、国籍や年齢によって好む色が違うという話も聞きました。何でも、私たちが選んだ色は日本人に人気の色なのだとか(笑)。
色を選びながら、国籍や年齢によって好む色が違うという話も聞きました。何でも、私たちが選んだ色は日本人に人気の色なのだとか(笑)。
花びら巾着づくりスタート
1.ひもを通す部分を線に沿って波縫い
四隅を内側に織り込み、ひもを通す部分を2cm程残して波縫いします。制作のほとんどはこの工程に費やします。先生とのおしゃべりを楽しみながら、ちくちくと縫い進めます。
四隅を内側に織り込み、ひもを通す部分を2cm程残して波縫いします。制作のほとんどはこの工程に費やします。先生とのおしゃべりを楽しみながら、ちくちくと縫い進めます。
ちなみに、玉止めの仕方や、待ち針の打ち方が日本と微妙に異なるのが興味深いところ。日本では、針で指をけがしないように針先を外側に向けるのが一般的ですが、韓国では内側に向けるのが一般的なのだとか。
針先を外に向けて他の人を傷つけないようにするため、そのようにするのだそうです。体験中は、先生が見本を見せながら丁寧に教えて下さるので、裁縫が不慣れな人もご心配なく♪
針先を外に向けて他の人を傷つけないようにするため、そのようにするのだそうです。体験中は、先生が見本を見せながら丁寧に教えて下さるので、裁縫が不慣れな人もご心配なく♪
2.ひもを通して飾り玉をつける
縫い終わったら、ひも通しを使って巾着にひもを通していきます。ひもの先端につける飾り玉の色と順序を決めたら、ひもに飾り玉を通し先端を結びます。
この結び方も韓国伝統の方法で、同じ形のものが、日本と中国にありますが、その結び方はそれぞれ異なるそうです。
縫い終わったら、ひも通しを使って巾着にひもを通していきます。ひもの先端につける飾り玉の色と順序を決めたら、ひもに飾り玉を通し先端を結びます。
この結び方も韓国伝統の方法で、同じ形のものが、日本と中国にありますが、その結び方はそれぞれ異なるそうです。
3.形を整え、花びら巾着が完成!
最後に形を整えて完成!花びらがきれいに見えるよう、先生が形の整え方を伝授して下さいます。
最後に形を整えて完成!花びらがきれいに見えるよう、先生が形の整え方を伝授して下さいます。
ひもをゆるくし、平らにすれば敷物のように使うこともできる万能さ♪使わない時は小さく折りたたむことも可能!こうすることで重ねて保管することもでき、しわくちゃになる心配もありません。
体験後は、三清洞をぶらり街歩き♪
街歩きを一通り楽しんだら、おしゃれなビジュアルのスイーツで人気の「カフェ歩拏(ポラ) 三清本店」へ。韓国の冬といえば、サツマイモ!「カフェ歩拏」では、紫芋を用いたアイスクリームやラテ、チップなどが売られています。
コネスト留学生レポーターをご紹介!
長年興味のあった韓国の伝統工芸品づくりができ、大満足★
ずっと興味があった韓国の伝統工芸品づくりを体験でき、とても楽しかったです。「ギャラリーミル」の先生はとても親切で日本語もペラペラなので、韓国語が分からない人でも気軽に楽しめるはず。
店内のギャラリーには、先生がデザインした布を用いてつくられた小物などもあり、中でも、昔使われていたハングルをデザインしたものに惹かれました。
周辺にはチマチョゴリのレンタル店もたくさんあり、チマチョゴリを着て自分でつくった巾着を持って出かけるのも素敵だと思います。見るだけの観光はもう飽きたという人、韓国の文化を直接体験してみたいという人にオススメです。
店内のギャラリーには、先生がデザインした布を用いてつくられた小物などもあり、中でも、昔使われていたハングルをデザインしたものに惹かれました。
周辺にはチマチョゴリのレンタル店もたくさんあり、チマチョゴリを着て自分でつくった巾着を持って出かけるのも素敵だと思います。見るだけの観光はもう飽きたという人、韓国の文化を直接体験してみたいという人にオススメです。
手作りすることで、購入するより愛着がぐっと湧きました♪
仁寺洞などで、韓国の伝統工芸品がお土産として売られているのはよく目にしていました。今回そんな伝統工芸品の1つ、巾着づくりにチャレンジ!久々の手芸に、最初は少しとまどってしまいました(苦笑)。
つくる前はひもを通す部分などが複雑に見え、ちゃんとつくることができれるか不安でしたが、先生が優しく教えてくれたので、楽しみながら体験できました。
手作りしてみて感じましたが、やはり買うよりも愛着が湧きますね。また、先生との愉快なおしゃべりやお店の落ち着いた雰囲気など、全てにおいて大満足でした。
つくる前はひもを通す部分などが複雑に見え、ちゃんとつくることができれるか不安でしたが、先生が優しく教えてくれたので、楽しみながら体験できました。
手作りしてみて感じましたが、やはり買うよりも愛着が湧きますね。また、先生との愉快なおしゃべりやお店の落ち着いた雰囲気など、全てにおいて大満足でした。
- 掲載日
- 16.12.15
※掲載内容は、予告無く変更されている場合があります。掲載内容を保証するものではありませんのでご了承下さい。