南大門市場グルメ食べ歩き

韓国旅行特集記事

南大門市場グルメ食べ歩き
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更新日：24.01.22

600年以上もの歴史を誇る南大門市場(ナンデムンシジャン)は、韓国人だけでなく多くの旅行者が訪れる人気スポット。市場のメインストリートから左右に延びる細い路地裏には、数々の飲食店が潜んでおり、ショッピングだけでなく絶品韓国グルメからローカル屋台フードまで堪能できる魅惑のエリアとしても有名です。

「おいしい」が止まらない、おすすめの南大門市場ご飯をナビゲートします！

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南大門市場３大グルメ横丁とは？

雑然と並んでいるように見える南大門市場ですが、実はジャンルごとにお店がまとまっています。その中でも人気の３大グルメ横丁といわれている「カルグクス横丁」、「太刀魚横丁」、「うまいもん横丁(食堂街)」をぜひ訪れてみてください。

「えっ、ここ？」と思うような細い路地を入ると、どこか懐かしさを感じるディ－プな空間が広がっており、安くて美味しいグルメをお腹いっぱい堪能できるんです！それでは、各横丁の特徴やおすすめのお店を詳しく見ていきましょう。

どこにあるの？どうやって行くの？

南大門市場へは地下鉄４号線会賢(フェヒョン)駅の利用が便利。屋台が集まるメインストリートに出るには5番出口がおすすめです。また、市場を囲うように１～８までゲートがあるので、これを目印にするのもよいでしょう。3大グルメ横丁は点在していますが、それぞれ徒歩圏内なので歩いてめぐることができます。

ディープな美味さがたまらない！カルグクス横丁

地下鉄４号線会賢駅５番出口をメインストリートに向かって進むと、左側にビニールで作られた入口が現れます。思わず見落としてしまいそうな入口を抜ければ、幅１メートルもない細い通路の両脇に10軒ほどの屋台式「カルグクス(韓国式手打ち麺)」店がぎっしりと並ぶ別世界が広がります。

地元民に交じり隣の人と肩を寄せ合いながらいただくというローカル感が醍醐味！お店のアジュンマ(おばさん)たちが、「おいでおいで」と手招きしながら活気あふれる声をかけてきます。多くは営業時間がおおよそ朝７時から夜７時のため、朝食やランチ使いによいでしょう。

名物グルメ「カルグクス」

カタクチイワシ、昆布、ネギ、大根、唐辛子などを数時間煮込んだスープ

さっぱりとしながらもコクのあるスープが後を引き、うどんに似たもちもちの麺は食べるほど病みつきに。スープに溶ける韓国海苔の絶妙な塩味もクセになります。辛くないので、小さな子どもや辛い料理が苦手な人にもおすすめです。

おまけが付いてボリューム満点

ローカル市場らしい太っ腹なシステム

どの店もカルグクス、冷麺、ポリパッ(麦飯)を扱っており、カルグクスを頼むと小皿の冷麺がサービスという具合に、メイン＋小皿で構成されているのが南大門市場カルグクス横丁式です。

最初はそのボリュームに驚きますが、気がつけば器はきれいにからっぽ。女性でもゆうに平らげられます！

おすすめ店「巨済食堂(コジェシッタン)」

数々の韓国メディアで紹介されたほか、日本の韓国好き芸能人も訪れるという人気食堂。お店では注文と同時に調理を開始。アジュンマのテキパキとした手さばきで、次々に料理ができあがっていきます。

雰囲気も料理も二重丸

カルグクス麺を手際よくカット

看板を目印に

巨済食堂
手打ちうどんに冷麺サービス！南大門市場の人気店
ソウル > 南大門・ソウル駅

4号線会賢駅5番出口徒歩1分

4.6 / 5.0
118

甘辛ソースが染みるホロホロの太刀魚！太刀魚横丁

南大門市場のメインストリートをゲート２方向へ進むと、「갈치골목(カルチコルモッ)」の看板が掲げられた細い路地があり、通りには10ものお店が軒を連ねます。日本ではあまり見かけない太刀魚(カルチ)の辛い煮付け「カルチジョリム(太刀魚の煮付け)」を堪能できるがこの「太刀魚横丁」です。

店先に並ぶのはグツグツと煮立つカルチジョリムの鍋。通りには太刀魚を煮る甘辛い香りが漂っているので、目と鼻を頼りにお店を選ぶのもアリです！

名物グルメ「カルチジョリム」

バランス良くボリュームも満点

ご飯やパンチャン(おかず)とともに定食で提供されます。太刀魚は、身が骨からスッと剥がれるほどじっくり煮込まれています。見た目とは裏腹に辛さ控えめなタレが中までしっかり染み、どこか懐かしい家庭的な味わいです。甘辛味のカルチジョリムはご飯と相性も抜群です。

おすすめ店「中央食堂(チュンアンシッタン)」

太刀魚横丁の中でも１、２を争う老舗。醤油ベースの煮汁は、ネギや大根の甘さが加わり、真っ赤な見た目に反し、辛いものが苦手な人も食べやすいのが特徴。１人分から注文OK、夜ご飯の利用も可能です。

辛さの中に甘味を感じる香り

白いご飯と言うことなしのマッチング！

港湾都市直送の新鮮な太刀魚が自慢

中央食堂(南大門)
韓国のおふくろの味。辛さ控えめの太刀魚の煮付け
ソウル > 南大門・ソウル駅

4号線会賢駅5番出口徒歩3分

4.4 / 5.0
26

南大門市場カルチジョリム(太刀魚の煮付け)横丁

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韓国料理が勢揃い？うまいもん横丁(食堂街)

「南大門路地下ショッピングセンター」５番出口を出てすぐ、南大門市場のGate２とGate３の間の路地にある「うまいもん横丁(食堂街)」。

「ビビンバ」や「チヂミ」など、店先に多種多様な料理のサンプルが並び食欲をそそられます。「トッポッキ」や「オデン」など定番のおやつ屋台も揃っており、この通りだけでも韓国料理はほぼ制覇できるかも？

もちもち韓国フード「トッポッキ」

サンプルを見ているだけでも楽しい

座りながら屋台フードを楽しめる

行列のできるＢ級食べ歩きフードも欠かせない！

小腹を満たすのにぴったりなおやつ屋台は、南大門市場のメインストリートを中心に市場内至るところにあります。夕方にかけ食べ歩き屋台が出現する明洞(ミョンドン)と比べ、固定位置で決まった食べ物を販売するお店が多く、営業時間も朝10時から夕方６時までと日中がメインです。

南大門市場人気メニューの「ホットク」「マンドゥ」のほか、ねじり揚げドーナツ「クァベギ」、韓国の練り物「ハッバー」や韓国式焼き鳥「タッコチ」、夏にはカットフルーツやフレッシュジュースを扱うお店も。夜になると、どこからともなくポジャンマチャ(お酒などを出す屋台)が現れるのも南大門屋台の特徴です。

もっちり生地を揚げた「クァベギ」

韓国の練り物「ハッバー」

お好みフルーツのフレッシュジュースを

おすすめ店「カメコルイェンナルソンワンマンドゥ＆ソンカルグッス」

餡がぎっしり詰まった薄皮の「マンドゥ(肉まん)」は、辛口(メウンマッ)と普通(スナンマッ)の２種類。口に含むと熱々の肉汁が広がります。できたてマンドゥを求めひっきりなしに客が訪れる、南大門市場の人気店です。

ジューシーな熱々の肉汁が口の中に広がる

店先には常にマンドゥの湯気と客の列が