鐘路３街ポジャンマチャ(飲み屋屋台)通り

韓国旅行特集記事

鐘路３街ポジャンマチャ(飲み屋屋台)通り
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韓国ドラマなどによく登場するポジャンマチャ(飲み屋屋台)。路上に並べられた簡易テーブルで一杯交わすあのシーンを実際に体験してみたいと思った人も多いのではないでしょうか？
しかし、あのディープな雰囲気は旅行者にとって少々ハードルが高く、韓国語ができなくても大丈夫？どんなメニューがあるの？など気になる点も多いはず。

そこで今回はコネストスタッフが、焼肉通りでも知られる鐘路３街(チョンノサムガ)エリアのポジャンマチャにて実際に呑み食いを体験！ポジャンマチャの様子、注文の方法などを初心者にもわかりやすくまとめてみました。
ポジャンマチャデビューのガイドとしてご参考ください！

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「韓国に来た！」そんな気分を実感できる空間

どこにあるの？

地下鉄１・３・５号線・鐘路３街(チョンノサムガ)駅の６番出口と３番出口に挟まれるように十近い屋台が並びます。

場所を地図で確認する→屋台のある位置と地図

営業時間は？

営業時間は決まっていませんが、毎日夕方６時頃になると徐々に店が開き始め、時間が経つほどにその賑わいは増します。週末には翌日の日の出まで営業する店もあるほどで、まさにのん兵衛たちの不夜城と言えるでしょう。
平日の場合でも深夜１時～２時くらいまで営業しているところがほとんどです。とことん長居したい！という場合は「オヌルン　ミョッシカジ　ヘヨ？(今日は何時までですか？)」と聞いてみるのもよいでしょう。

それぞれ違うお店なの？

ポジャンマチャは屋台一つ一つが違うお店で、それぞれに名前があり、各屋台にはネームプレートが掲げられています。
「済州島(チェジュド)」(写真)、「全羅道(チョルラド)」、「湖南(ホナム)線」など店主の出身地にちなんだものや「ミョンジャ」、「ソニ」といった店主のアジュンマ(おばさん)の名前をそのまま用いたものなどがあります。

ポジャンマチャ内部に潜入してみよう！

店を決定・空席確認

どの店もメニュー、値段はほとんど同じ。空き状況や雰囲気などを見て、直感で決めてみるのもひとつです。

今回は「済州島(チェジュド)」という店に入ってみました！

アジュンマに指で人数を示しながら、「チャリ　イッソヨ？・席ありますか？」と聞いてみましょう。

屋台の中はこんな感じ！

狭くても何でも揃う！

店先の冷蔵ケースにはその日に仕入れてきた新鮮な食材がディスプレイ。調理に必要な調味料や調理器具もすべてアジュンマの周りにセッティングされていて、注文が入ると直ぐに調理に入ります。

海鮮から肉まで様々な食材

水槽には活きの良いタコが

アジュンマの熟練の手さばき

この即席感がたまらない！

焼酎やビールなどの飲み物はクーラーボックスに保管。夏場でも冷蔵庫並みのひんやり度が維持されるから驚きです。

焼酎の瓶がぎっしり

ティッシュ代わりのトイレットペーパー

テーブルのセッティングも使い捨てが中心

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それでは注文してみよう！

安心の日本語メニュー表

これください！

ポジャンマチャの中には日本語のメニュー表が用意されているお店もあります。韓国語ができなくても指さし注文できるので安心です。韓国語に自信のある方は「○○チュセヨ・○○ください」と言ってみましょう！

食事で使う韓国語屋台で使える韓国語

これは絶対食べたい！おすすめメニュー

数多くあるポジャンマチャのメニューの中からどれを頼むべきか迷う人も多いと思います。今回は「済州島」のメニューの中で、コネストスタッフが「これは外せないでしょ！」と選んだオススメメニュー４選を紹介します。

ハイガイ(コマッ)　12,000ウォン
磯の香りと特製ソースとの相性がやみつき必至

鶏の砂肝炒め(タットンチッ)　12,000ウォン
歯ごたえ抜群、ごま油と塩をつけて

混ぜ餃子(ビビンマンドゥ) 15,000ウォン
甘辛～いソースが美味しい

玉子焼き(ケランマリ) 12,000ウォン
ほっこりする素朴さが魅力

日本語メニューが無くても大丈夫！

ポジャンマチャはすべての店が日本語に対応しているわけではありません。そのため、メニュー表を見たらオール韓国語…何があるのかもわからない…。なんてこともしばしば。ですが、ポジャンマチャのメニューにはどの店も共通のものが多数あるため、王道メニューをおさえておけば意外となんとかなるものです！

多くのポジャンマチャ共通の王道メニュー
～肉～
鶏の砂肝炒め(タットンチッ)
豚の骨付軟骨炒め(オドルピョ)
ホルモン炒め(コプチャン)
ハツ串(ヨムトン)
焼き鳥(タッコチ)
鶏足の激辛炒め(タッパル)

～海鮮～
ハイガイ(コマッ)
活きテナガダコの刺身(サンナッチ)
アワビの刺身(ヘサム)
ヌタウナギ炒め(コムジャンオ)
焼き魚(センソングイ)
つぶ貝の辛和え(コルベンイムチム)
ハマグリスープ(テハッタン)
海老の塩焼き(セウグイ)

～その他～
玉子焼き(ケランマリ)
ラーメン(ラミョン)

～飲料～
焼酎(ソジュ)
フルーツ焼酎(クァイルソジュ)
ビール(メッチュ)
マッコリ(マッコルリ)

※お店によっては該当のメニューを扱っていない場合や、その日の仕入れ状況、在庫の関係で注文不可ということもあります。食べたいメニューがある場合は、お店に座る前に「○○イッソヨ？・○○ありますか？」と確認してから入るとよいでしょう。

ポジャンマチャの知っ得情報

ポジャンマチャをさらに楽しむためのワンポイントアドバイスと、飲食する上での注意点を紹介します！

突き出しはおかわり自由！

酢コチュジャンをつけていただきます

シャキシャキ食感がおいしいヨルムキムチ

スティック野菜は何十年もの間変わらないポジャンマチャ定番の突き出し。また、キムチは白菜キムチ(ぺチュキムチ)ではなく大根の葉キムチ(ヨルムキムチ)が出る店がほとんどです。スティック野菜、キムチともにおかわり自由なので、遠慮なくアジュンマに「パンチャン　ト　チュセヨ・おかずのおかわりください」と言ってみましょう。

やっぱりお酒は焼酎で！

「まぁまぁ」
「おっとっと」

乾杯とともに響くグラスの音色

ポジャンマチャで欠かせないものはやはり、あの緑の瓶でおなじみの焼酎！ポジャンマチャのメニューそのものが、おつまみとして焼酎との相性が良く、韓国人のほとんどはポジャンマチャで焼酎を飲むと言っても過言ではないでしょう。低度数で飲みやすい「フルーツ焼酎」もあります！

シメのラーメンは絶品！

年季の入った鍋でぐつぐつ

紙コップに入れて食べるのがツウ

最後のシメにオススメなのが「ラーメン(ラミョン)」！その正体はごく普通のインスタントラーメンですが、家で作って食べる時とは一味も二味も違います！これには雰囲気の力もあると思いますが、やはりアジュンマの絶妙な茹で加減などがこの美味しさを出しているのだと思います。

ポジャンマチャにトイレはない！

地下鉄駅の出口はこれが目印

ポジャンマチャに専用のトイレはありません。周辺のトイレは他の飲食店所有のものであったり、公用のものでも専用キーがないと入れなかったりするため、３番・６番出口を下に降りて、地下鉄駅構内の公用トイレを使うことをおすすめします。

お会計は現金で！