日本では一部でトッポギ、トッポキとも呼ばれていますが、老眼鏡の事を韓国語で「トッポギ(돋보기)」と呼ぶため、韓国の現地の人が聞いたら「いきなり老眼鏡の話?老眼鏡が必要なのかな?」と心配されてしまうことでしょう。そのためカタカナで記載する場合は「トッポッキ(떡볶이)」とするのが最も韓国語の発音に近いものになります。 |
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「トッポッキ」の歴史は古く、朝鮮王朝の王様が宮殿で食べていたという記録が残っていますが、米を利用したお餅は三国時代から食べられていたので、かなり古くから「トッポッキ」が食べられていたのではないか、と推測されます。
王様が食べた宮中トッポッキは、唐辛子が朝鮮半島に伝わる以前のものなので、醤油をベースとした上品な味わいです。唐辛子が伝わり、コチュジャンが出来てからは、赤色の甘辛い「トッポッキ」が誕生しました。 |
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宮中トッポッキ(例) |
また「トッポッキ」に使う細長い餅(カレトッ)を作る過程で、材料を米にするか小麦粉にするかによって「米トッポッキ」、「小麦粉トッポッキ」に分かれます。一般的に、屋台などで出る食感がモチモチしたものは「米トッポッキ」、水分を多く吸収しなければならない「小麦粉トッポッキ」は即席トッポッキ鍋などで食べられますが、店舗ごとに異なります。 |
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<屋台料理>
街角に出ている屋台でよく食べられます。具は店舗ごとに異なりますが、タマネギや長ネギなどが入るほか、ギョウザ、オデン(練り製品)、ゆで卵を加えることもあります。在来市場内の店舗や、明洞(ミョンドン)で夕方から営業が始まる屋台などで食べられます。 |
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<ラッポッキ>
ラッポッキとは「ラーメン」+「トッポッキ」が合わさったメニューです。インスタントラーメンに甘辛ソースが絡み絶妙な味。軽食店などで食べられます。 |
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ラッポッキ(例) |
<即席トッポッキ鍋>
それまで屋台で食べられていた「トッポッキ」を鍋料理にしたのが、「新堂洞(シンダンドン)トッポッキタウン」で元祖店を始めたマ・ボンリムさんだと言われています。ある日、ジャージャー麺の食べ残しのお皿に落としてしまった餅を食べたところ、美味しかったことから、ジャージャー麺のソースとコチュジャンを合わせたスープに餅、練り物、麺、マンドゥ、ゆで卵などを入れて煮込んだ鍋料理をはじめ、大ヒットしました。シメにはポックムパッ(焼き飯・チャーハン)を頂きましょう。 |
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色々な具材を煮込む |
シメにはポックムパッ |
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<フュージョントッポッキ>
カルボナーラなどのクリームソースで味付けしたフュージョントッポッキが味わえる店舗もあります。上品なお皿に盛られた提供されるトッポッキは、まるでコース料理のメインディッシュのようです。 |
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<お土産>
自宅でも簡単に作れるカップトッポッキから、本格トッポッキ、お菓子など様々な商品が各食品メーカー・製菓メーカーから販売中です。大型マートやスーパーで、韓国旅行のお土産にしてみるのも良いでしょう! |
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カップトッポッキ(例) |
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専用ソースも入っているトッポッキセット(例) |
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トッポッキスナック(例) |
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