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韓国料理ガイド
  • トッポッキ

    떡볶이 / トッポッキ  トッポギ、トッポキ
  • お気に入り13
  • 辛さレベル
    価格帯 3,000~20,000ウォン
  • 「トッポッキ」とは、韓国語でトッは「餅」、ポッキは「炒め」を意味し、文字通り、細長い韓国餅を甘辛いコチュジャンで炒め煮込んだ料理です。屋台や軽食店で手軽に食べられ、韓国人にとっては小学生の頃、学校帰りによく友だちと一緒に食べた昔懐かしい味です。昔ながらの屋台料理はもちろん、即席トッポッキ鍋、パスタ風のおしゃれなトッポッキなど、幅広い韓国グルメとなりました。
  • 日本では一部でトッポギ、トッポキとも呼ばれていますが、老眼鏡の事を韓国語で「トッポギ(돋보기)」と呼ぶため、韓国の現地の人が聞いたら「いきなり老眼鏡の話?老眼鏡が必要なのかな?」と心配されてしまうことでしょう。そのためカタカナで記載する場合は「トッポッキ(떡볶이)」とするのが最も韓国語の発音に近いものになります。
    「トッポッキ」の歴史は古く、朝鮮王朝の王様が宮殿で食べていたという記録が残っていますが、米を利用したお餅は三国時代から食べられていたので、かなり古くから「トッポッキ」が食べられていたのではないか、と推測されます。

    王様が食べた宮中トッポッキは、唐辛子が朝鮮半島に伝わる以前のものなので、醤油をベースとした上品な味わいです。唐辛子が伝わり、コチュジャンが出来てからは、赤色の甘辛い「トッポッキ」が誕生しました。
     宮中トッポッキ(例)
    また「トッポッキ」に使う細長い餅(カレトッ)を作る過程で、材料を米にするか小麦粉にするかによって「米トッポッキ」、「小麦粉トッポッキ」に分かれます。一般的に、屋台などで出る食感がモチモチしたものは「米トッポッキ」、水分を多く吸収しなければならない「小麦粉トッポッキ」は即席トッポッキ鍋などで食べられますが、店舗ごとに異なります。
    絶対行きたい!韓国の有名トッポッキチェーン店5選
    <屋台料理>

    街角に出ている屋台でよく食べられます。具は店舗ごとに異なりますが、タマネギや長ネギなどが入るほか、ギョウザ、オデン(練り製品)、ゆで卵を加えることもあります。在来市場内の店舗や、明洞(ミョンドン)で夕方から営業が始まる屋台などで食べられます。
    <ラッポッキ>

    ラッポッキとは「ラーメン」+「トッポッキ」が合わさったメニューです。インスタントラーメンに甘辛ソースが絡み絶妙な味。軽食店などで食べられます。
     ラッポッキ(例)
    <即席トッポッキ鍋>

    それまで屋台で食べられていた「トッポッキ」を鍋料理にしたのが、「新堂洞(シンダンドン)トッポッキタウン」で元祖店を始めたマ・ボンリムさんだと言われています。ある日、ジャージャー麺の食べ残しのお皿に落としてしまった餅を食べたところ、美味しかったことから、ジャージャー麺のソースとコチュジャンを合わせたスープに餅、練り物、麺、マンドゥ、ゆで卵などを入れて煮込んだ鍋料理をはじめ、大ヒットしました。シメにはポックムパッ(焼き飯・チャーハン)を頂きましょう。

    色々な具材を煮込む

    シメにはポックムパッ
    新堂洞トッポッキタウン
    <フュージョントッポッキ>

    カルボナーラなどのクリームソースで味付けしたフュージョントッポッキが味わえる店舗もあります。上品なお皿に盛られた提供されるトッポッキは、まるでコース料理のメインディッシュのようです。
    <お土産>

    自宅でも簡単に作れるカップトッポッキから、本格トッポッキ、お菓子など様々な商品が各食品メーカー・製菓メーカーから販売中です。大型マートやスーパーで、韓国旅行のお土産にしてみるのも良いでしょう!
    カップトッポッキ(例)
    専用ソースも入っているトッポッキセット(例)
    トッポッキスナック(例)
    お土産にも!コンビニで買えるカップトッポッキ
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