健康食品として知られる「チョングッチャン」は、糸を引くほどの粘り気が日本の納豆のようですが、納豆よりも匂いが強いのが特徴です。日本の納豆同様、においが強いため、韓国人の間でも好き嫌いが分かれる食品のひとつ。日本からの観光客の間でも、納豆は食べられるが「チョングッチャン」は苦手、納豆は苦手だが「チョングッチャン」は食べられる・・・など、納豆好き=チョングッチャン好きとはならないようです。 |
|
|
しかし、煮込むことで豆の粘り気が消え、独特のクセも和らいで濃厚な美味しさに。味にこだわり、店内に入った瞬間から匂いが漂ってくる専門店や、一般食堂にもおかれており、豆の主張がしっかりしたものから、テンジャンチゲ(味噌チゲ)のようなあっさりタイプまで、また、匂いのするもの、しないものなど、お店により様々です。 |
|
|
<食べ方>
「チョングッチャン」の専門店に行くと、チゲとご飯、おかずのほかに、おおきな器が運ばれてくるお店が少なくありません。これは容器の中に、おかず、ごはんを入れたのち、チゲのスープを少しずつ足しながら、ビビンバのように一緒に混ぜて食べるためです。混ぜて終わったら、スプーンで頂きましょう
白米の代わりに、麦飯(ポリパッ)が出る店舗もあります。さらに、辛さや香りを調整したい時は、卓上に置かれているコチュジャンやゴマ油を好みで追加しても良いでしょう。 |
|
|
<市販品も>
発酵食品の「チョングッチャン」は冷蔵または冷凍保管が基本。大型マートでは、豆腐コーナーやチゲ・スープのレトルトパックが並ぶコーナーなどに陳列されているので、購入すれば自宅で簡単にオリジナルレシピの「チョングッチャン」が作れます。作り方は簡単で、水や野菜などを加えて煮込むだけなので、自宅で手軽に味わいたいときにおすすめです。 |
|
生清麹醤(商品例) |
清麹醤チゲ用のヤンニョム(商品例) |
|
|