<主な種類>
韓国で食べられる焼き魚の種類は主に、サバ、サワラ、サンマ、イシモチの4種類が定番で、昔ながらの雰囲気が残る大衆食堂などで食べられます。朝早くから営業している店舗も多く、日本からの観光客には朝食や昼食メニューにお手ごろで、朝から韓国のビールや韓国焼酎を一杯たしなむ観光客の姿も見かけられます。 |
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サバ(コドゥンオ) |
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サワラ(サムチ) |
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サンマ(コンチ) |
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おかずやご飯がセットになった定食料理として出されるのが一般的です。魚は塩味が付いているので、そのまま食べても美味しく、出されるわさび醤油につけて食べるのも韓国式です。 |
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定食(例) |
全国各地で食べられる韓国の焼き魚料理ですが、ソウルの東大門(トンデムン)には、細い路地に焼き魚専門店が軒を連ねる「東大門焼き魚横丁」があります。一日中、店頭で魚を炭火で焼いているため、路地を歩けば、焼き魚の美味しい香りが食欲をくすぐることでしょう。 |
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東大門焼き魚横丁 |
地方の安東(アンドン)では、塩サバ(カンコドゥンオ)が有名。
朝鮮時代、東海岸の盈徳(ヨンドッ)で捕れたサバを内陸部に位置する安東へ輸送するのに2日かかり、かつ、冷凍施設も無かった当時、塩漬けする文化が安東で発達しました。現在では安東塩サバは全国区の知名度を誇り、脂がよくのった肉厚な身のまろやかさが、国内外の観光客に人気です。 |
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![]() 安東でよく見かける「安東塩サバ」 |
 持ち帰る観光客も |
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また、済州島(チェジュド)では、太刀魚(カルチ)の焼き魚や、甘鯛(オットム)の焼き魚なども観光客に人気です。 |
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