すべて「サル」という韓国語が付きますが、「~サル」とは「~の肉」という意味。それぞれ豚1頭から取れる量が少ないため、「サムギョプサル」などの部位に比べるとやや値段は高めに設定されています。 |
|
・ポルサル(ほほ肉)
「ポルサル」とは、豚の頬肉です。韓国語で「ポル」がほっぺという意味です。一頭から150~200グラムほどしかとれないレアな部位なので、一般的な韓国焼肉店ではあまり食べられず、ポルサル専門店などで食べられます。赤身の肉で、脂身がほとんど無いのにも関わらず、お肉は、柔らかくて弾力があります。「ポルサル」そのものの味を味わうなら塩で。薬味につけてサンチュに包んで食べても良いでしょう。 |
|
|
|
・モクサル(首肉)
「モクサル」とは、豚の首周りの肉です。韓国語で「モク(モッ)」が首という意味で「モッサル」とも発音します。分厚い楕円形にカットされた状態で運ばれてくることが多く、表面が焼けてきたら、食べやすい大きさにカットし、さらに焼き上げていきます。旨味と弾力がある部位ですが「サムギョプサル」のような脂はなく、さっぱりとした味わいが人気です。 |
|
|
一般的な韓国焼肉店でよく目にするメニューで、肉を塩焼きするお肉を出す「ソグムクイ」の専門店などでも食べられます。「熟成サムギョプサル」専門店では「熟成モクサル」もあわせて注文する客も急増中。塩や薬味、ワサビなどにつけ、サンチュや行者ニンニクの葉(ミョンイナムル)に包んで食べましょう。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
・ハンジョンサル(背首肉)
「ハンジョンサル」とは、豚の背首肉を指し「モソリサル」というメニュー名で提供している店舗も中にはあります。日本では所謂「豚トロ」の肉として出される最もポピュラーな部位です。他の部位にくらべ、色が薄いのが特徴で、豚1頭から500~600グラムしか取れないと言われています。焦げ目が付くまで焼くと、コリコリとした歯切れの良い柔らかな食感が特徴で、口の中でとろけるような味わいです。 |
|
|
|
・カブリサル(背肉)
「カブリサル」とは、豚の肩ロースとヒレの間にある背中の部分の肉です。やや赤身がかかった肉の合間に、色が薄く質のよい脂肪が付いているのが特徴。脂身の甘みと旨味が口いっぱいに広がり「ハンジョンサル」よりはやや固めですが、「サムギョプサル」よりは柔らかくコシがあって食べ応えがあります。 |
|
|
|