ピックアップ!お店紹介口コミ
10月中旬の平日の昼、知人と光化門の「luii(ルイ)」という中華料理店に行ってみました。
コリアナホテルの裏手というか、朝鮮日報本社近くというか、駅近くの一等地にあるものの、光化門広場や大通りから少し奥に入ったところなので、静かな雰囲気です。
11時40分頃に着いたところ、客は五分の入りです。が、食べているうちにホールは会社員風の男女で満席になり、予約客らしいグループ数組が個室に入っていったので、「オフィスのランチタイムに混む店」のようです。でも、店員嬢たちは大声を発したりせず、案内その他の応対は非常に静かです。
1人前10万ウォン以上のコースもある高級店ですが、麺類・ご飯ものは8000~14000ウォンと、まあ普通です。また、「前菜+麺+料理+デザートで2万ウォン」という日替わりランチセットもあり、昼食時の客はほとんど麺・ご飯またはランチセットを食べているようでした。
八珍炒麺(11000ウォン)と牛肉湯麺(9500ウォン)を注文。漬物2種を食べつつ待つこと7~8分で出てきました。
私が食べた「八珍炒麺」は、麺の2割ぐらいが「かた焼きソバ」のように揚がって硬く香ばしい状態になった、肉+野菜+キノコ+海鮮あんかけそばでした。量は韓国の中華料理店としては少なめですが「出前中華」とは一線を画した本格味です。
牛肉湯麺も、非常に小ぶりでしたが、「スープの味にコクがあり、肉が柔らかく、美味」だったとのこと。
8割がた食べ終えたところで、何かプリンのようなものが運ばれてきました。じつは紅柿のシャーベットでした。これが中華デザートなのかはさておき、シャリシャリした食感で、熟し柿が苦手という人(私も苦手ですが)でも美味しく食べられる感じでした。
デザートは季節によって違うものが出るかもしれませんが(料理も、夏の『中国冷麺』とか季節限定品があるようですが)、味・雰囲気ともにオススメの店です。
ちなみに、カフェ「AMOKKA」のある正面入口から入って階段を下りたところにある、どう見ても「地下1階」なこの店ですが、建物のフロア案内には「1階」とあります。この建物のある道が、若干の坂道になっているためかと思われます・・・。