ピックアップ!お店紹介口コミ
2016/12/29 21時ごろ、夕食をとろうと候補に考えていた幾つかのお店が、ことごとく営業しておらず、極寒の中、光州の街をさまようことになり、補欠(?)で考えていたこちらのお店を訪れました。
こちらはプデチゲと鉄板焼き(チョルパングイ)が看板メニューのようです。
鉄板焼きが 2人前から注文可能だったので、2人前食べるつもりで注文しようとすると、ちょっとゴージャスな感じがする女性の社長さんから、
「量が多いから、やめときなさい」
と言われ、かわりに薦められたのが、プデチゲでした。
個人的な思い込みですが、プデチゲは余り物をごった煮にする鍋料理という印象があって、普段の食事としては美味しくいただくのですが、旅行の食事ではなんだか安っぽい感じがして避けてきたのです。
う~んと思いつつも、仕方がないのでプデチゲと焼酎を注文します。
しばらくして、具材が盛り付けられた底の浅い鍋を店員さんが運んできて、白濁したスープを鍋に注ぎ、蓋をかぶせて火をつけました。
やがて沸騰したころ、続けてパンチャンが運ばれて来ましたが、その際のサービングがまるでホテルのレストランのようなエレガントさで、音もなくパンチャンをきれいに並べて風のように去っていきました。
見た目は学生さんのような店員さんでしたが、社長さんの教育がいいのでしょうか?とても印象的でした。
さて、空腹だったので早速よそって食べてみると、始めは味が薄く感じましたが、煮詰まっていくにつれて丁度いい味わいになります。
味が好みの濃さになったところで火を止めて食べると、やはり美味いですね。
今まで旅行のときは「食わず嫌い」だったプデチゲですが、冬は美味しく暖まるチゲが一番だなと実感しました。