ピックアップ!お店紹介口コミ
こちら清潭洞にあるフュージョンダイニングです。
ミシュランガイドのソウル版が今年の下半期についに
発刊される事になり、どこが星を獲得できるか様々な推測があります。
その中でも、ここ「ジョンシッタン」と論峴洞の「Mingles」、
新羅ホテルの「羅宴」が有力候補ではないかと言われています。
特にジョンシッタンは「2015 Asia Best 50 Restaurant」にも
あがっており、オーナーシェフの「イムジョンシッ」シェフが
ニューヨークにある本人のレストラン、「jungsik」ですでに
ミシュラン2つ星を受けた事があり話題となっている所です。
韓国にあるこのレストランもミシュランにあがれば
予約が更に超困難になるのではと思い、今回訪問してみました。
土曜日の20時頃に訪問し、前菜・ご飯・メイン・デザートの
4つで構成されたコースを2人分注文しました。
まず最初にアミューズブーシュ的な意味合いで一口料理が出てきました。
カルチサムパッ、オムッボール、プルコギハンバーグ、
サーモンクリーム、テンジャンソースのフォアグラ、キムチシャーベット・・
韓国料理の材料を使っているのに、今まで一度も食べた事のない
まったく別物の料理になっていました。
プレーティングも本当に素敵で味も大変美味しく、個性の光る味でした。
特にお口直しに出てきたキムチシャーベットは、キムチを使っているとは
思えないほど爽やかでサッパリして美味しかったです。
前菜に選んだ「美味しい九節板」は見た目はごく普通ですが
海苔に鯛の刺身、ニンニク、ペッキムチ、いくら、マスタードなど
9つ全てをのせて食べた瞬間、全ての食べ物が完璧に調和し
本当に美味しかったです。
ご飯メニューは1万ウォンを追加して注文したウニビビンバは
ウニが新鮮で大変美味で、この数年間で食べたものの中で一番
美味しかったと言っても過言ではないほどの味でした。
友人が頼んだまぐろビビンバも大変美味しかったとの事です。
メインのスズキのステーキは店員さんがソースをかけてくれるのですが、
なんとそのスープがヨンポタン(タコのスープ)でした。
びっくりするような組み合わせですが、味も衝撃的なくらい美味しかったです。
友人が頼んだメインのお肉も大変美味しかったとのことです。
フレンチの様でありながら、1つ1つは韓国料理でもあり
その融合が絶妙なバランスで本当によく出来ているなぁと思いました。
デザートは私は「抹茶ムースをつめたトルハルバン」、友人は
「イチゴとクリームチーズで層を重ねた清潭パイ」を注文しました。
こちらも勿論大変美味しかったです。
美味なのは勿論、こんな完成されたフュージョン料理は他では
食べられないですしサービスも雰囲気もとても良かったので
お値段は少しはりますが行く価値はあると思います。
店員さんたちはみんな英語ぺらぺらだったので、英語は通じるようです。
新しい形の韓食に触れたい方、またミシュランガイドのソウル版に
ご興味のある方は是非とも行って見て下さいね!
4course----------->90,000ウォン(1人前)
ウニビビンバ追加-->10,000ウォン
お肉追加----------->25,000ウォン