ピックアップ!お店紹介口コミ
3月18日午後6時30頃、5名で入店。
入店すると何にしますか?と聞かれたので、まず「モクサルを~…」と言うと「この店は全部モクサルだよ!」だとのこと。ありゃりゃ、知らんかったっ~!気を取り直し壁のメニューを見て、ジュモッコギ3人分、カブリサル2人分を注文しました。お店の人によるとモクサルというのは首まわりの肉の総称のことで、カブリサルは肩の辺り、ジュモッコギは喉の辺りというように、さらに細分化された部位のことを言うそうです。牛にせよ豚にせよいつも思いますが、韓国は肉の部位の名前が細分化されていて、とても興味深いです。
肉はお店の方が焼いてくれるのですが、この店の特徴は韓国特有の「ハサミでチョッキン」方式ではなく、肉をレアで焼き、何かの粉を降りかけた後、一旦まな板の上に戻しナイフで一口大に切り分けてくれます。これを甘酢の薄切りダイコンに包んだりして食べます。
特筆すべきはメニューにあるマッシュルーム(以下「きのこ」と書きます)です。お客さんは必ずといっていいほどこれを注文されるそうです。我々も御多分にもれずそれを注文します。白いきのこをそのまま鉄板に放り込むと、肉を焼いてくれてたお兄ちゃんが茎をポロッと外し、笠の側を下にして焼くんだよ、と教えてくれました。きのこを焼いていると茎を外した空洞にきのこの汁(エキス)が溜ってきます。そこに焼いたにんにくスライスと肉などを載せて食べてみます。きのこの食感とエキス、にんにくの風味と肉の味が絶妙に合わさって美味しくいただきました。とても美味です。
またこの店ではソウルの飲食店で一般的な『長寿マッコリ』がなく、透明のペットボトルに入ったマッコリ(写真参照)をいただきました。慶州のマッコリのようです。最初は少しクセがあり、飲みにくいかなぁ~と感じましたが、飲み進めるうちにあまり気にならなくなり、最後の方では「ウマイ!」とさえ感じてくるようになりました。
とてもあっさりと食べられたため、もう少し追加注文しようかとも思いましたが、二次会の予定があったので、少しだけ胃袋に余裕をもたせた状態で店を後にしました。