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  • 価格帯  (基礎診療)10,000ウォン~
  • 「韓医学(ハニハッ)」とは、古代中国の医学を基礎に、韓国の風土や気候、韓国人の体質に合わせて発展してきた伝統医学です。中国伝来のため「漢方」「漢医学」とも呼ばれていましたが、韓国独自であるという点を明確にすべく、1986年の医療法改正で「韓方(ハンバン)」「韓医学」へと名称変更されました。
  • 病名に基づいて治療が行われる西洋医学に対し、「韓医学」では個々の自覚症状や体質・体調など体全体から総合的に病気を捉え、自然治癒力を高める治療が行われます。こうした韓医学の考えをもとに治療を行うのが「韓(漢)方クリニック」「韓医院(ハニウォン)」です。
    日本でおなじみの漢方同様、韓方のベースには東洋の「陰陽五行説」があります。陰陽五行説では、人体組織を含む全ての事象は相対する「陰」と「陽」という2つの概念(陰陽)、そして「木・火・土・金・水」という5つの概念(五行)から構成されており、それらが互いに作用することで様々な現象(症状・体調)が発生すると考えます。あらゆる病気の発生原因は、この陰陽・五行のバランスの乱れにあるとし、調和のとれた状態(=健康)に戻すのが韓医学です。そのため、西洋医学では病気と特定できないような症状にも、陰陽五行の相互関係から病因を追及し、治療方針を立てられる点が韓医学の強みです。
    韓医学には、鍼(はり)・灸(きゅう)・カッピング・経絡指圧など外部から刺激を与える治療法と韓薬(ハニャッ)という薬物を服用して体の内側から治療する方法とがあります。基本診療料(診察料・入院料)、検査料、処置料(鍼・灸・カッピングなど)等の範囲で韓国の健康保険も適用されます。


    治療の際は、まず、自覚症状や生活スタイル、心理状態などを問う問診表を作成します。問診表に基づいて行われる診察では、「望診(顔色や皮膚の色、舌の状態などを見る)」・「聞診(声の調子や咳・呼吸の音を聞く)」・「問診(病歴や症状、普段の生活や現在の体調などを問う)」・「切診(症状のある部分や脈・腹部に触れる)」の四診により診断が行われます。病院によっては、様々な機械を用いた検査(血圧や体脂肪、骨密度、ストレス測定など)が行われる場合もあります。 続いて鍼、灸、カッピング、経絡指圧、ホットパック、レーザー治療など、症状に適した治療が行われ、症状によっては韓方薬が処方されます。
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