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韓国の通貨

ハングゲトンファ / 한국의 통화
作成日:08.04.22更新日:24.10.25

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通貨単位は「ウォン」韓国のお金の種類や支払い手段を解説
海外旅行で必ずおさえておくべき現地の「お金」事情。韓国の通貨単位は「ウォン」です。

硬貨や紙幣の種類から、チップの有無、その他クレジットカードなどの利用方法、気になる両替事情をご紹介します。
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韓国ウォンの硬貨と紙幣
10~500ウォンまでの4種類の硬貨と、1,000ウォン、5,000ウォン、10,000ウォン、50,000ウォンの4種類の紙幣があります。硬貨・紙幣は新旧両方が流通しており、旧硬貨・紙幣も変わらず使用することができます。
10ウォン硬貨
10ウォン硬貨
50ウォン硬貨
50ウォン硬貨
100ウォン硬貨
100ウォン硬貨
500ウォン硬貨
500ウォン硬貨
旅行者は使わないけれど…
高額支払いの際には「小切手」
韓国で紙幣同様に流通しているのが小切手(スピョ)です。2009年6月に5万ウォン紙幣が発行されるまでは、日常的に使用されていました。現在も高額支払いの際には小切手(スピョ)が使われています。

なお高額紙幣としては10万ウォン紙幣の発行も検討されていましたが、クレジットカード使用率の増加やデノミネーション(貨幣単位切り上げ)の可能性などを勘案し、見送られた状態です。
韓国にチップの習慣はない
韓国では原則としてチップの習慣はありません。

ホテルやタクシーなどで重い荷物を運んでもらった時などは、数千ウォン程度のチップを渡すとよいでしょう。

特にチップを渡さなくても問題になることはありません。
韓国の消費税はいくら?
韓国では生産・流通の過程で生じる付加価値(財貨・サービス)に対して10%の付加価値税(Value added tax=VAT)、つまり日本の消費税にあたる税金が含まれています。

通常、内税ですが飲食店などでは外税になっている場合もあります。
外国人旅行客への免税制度
「TAX REFUND」を活用しよう
韓国を訪れた外国人観光客は「TAX FREE」の表示がある販売店で一定金額以上購入した場合、付加価値税が免除されます。

会計時に税込み価格で支払い、後で空港の税関で申告して付加価値税分の払い戻し(リファンド)を受けることができます。この制度を「事後免税制度(TAX REFUND)」といいます。

店舗によっては、会計時にその場で税金が還付される「即時還付制度」に対応しています。
韓国はカード社会
日本発行のクレジットカードも利用可能
韓国はクレジットカードの利用率が高く、デパートやスーパー、コンビニ、町の個人商店やタクシーに至るまで多くの場所でクレジットカードが使えます。

韓国でももちろんJCB、Visa、Mastercardなど日本で発行されたクレジットカードを使うことができます。

1枚持っていると大変便利です。
現金も必ず用意しておこう
円→ウォンの両替は
空港や銀行、市内の両替所で
円から韓国ウォンへの両替は、空港、市内の銀行、公認両替所、ホテル百貨店などで可能です。

日本国内で両替をしておくと安心ですが、レートが低い傾向にあります。韓国現地で両替するのがよいでしょう。

両替レートは場所によって異なりますが、公認両替所が一番よいと言われており、次に市内の銀行、空港、百貨店、ホテルの順になります。
韓国ではこんなときに現金が必要
屋台での飲食
屋台での飲食
地下鉄での切符購入、交通カードチャージ
地下鉄での切符購入、交通カードチャージ
市場などで値引き交渉するとき
市場などで値引き交渉するとき
急な現金調達に活用!
韓国のATMでキャッシング
海外キャッシングの利用方法
キャッシングとはクレジットカードがあれば、ATMからお金を借りられるサービスのことで、海外でも利用できます。

現地の通貨を引き出すことができるため、「現金がなくなった」「両替所が近くにない」「お店でクレジットカードが使えない」といった場合に便利です。

JCB、Visa、Mastercardなどの国際カードブランドマークや、「PLUS」もしくは「Cirrus」マークのステッカーが貼ってあるATMで利用が可能です。
韓国のATM
韓国のATM
国際カードブランドや「PLUS」「Cirrus」マークのついたATM
国際カードブランドや「PLUS」「Cirrus」マークのついたATM
<使い方>
STEP1
カードを入れ
「INTERNATIONAL(インターナショナル)」を選択
言語を日本語または英語に指定
※カードを読み取るとすぐ返却されるタイプもあり

STEP2
暗証番号と取引内容を選択
※英語の場合は
「SAVING ACCOUNT(普通預金)」
「CASH WITHDRAWAL(現金引出)」を選択

STEP3
引き出し金額を入力
※設定された金額の中から選ぶタイプもあり

STEP4
現金を受け取り、明細書を確認
キャッシング時の注意事項
空港内の銀行横にはATMがある
空港内の銀行横にはATMがある
銀行はもちろん、空港や駅の構内、コンビニ、大型ファッションビルなど様々な場所にATMがあります。ただし、まれにトラブルが発生することもあります。

・深夜はカードの読み取りを停止している
・国際ブランドのマークがあっても海外発行のカードを読み込まない
・日本語表示で操作するとエラーが出るが、英語表示で操作すると成功した

などの事例があります。

また海外キャッシングは引き落としまで日割りの金利が発生し、請求のときに利息も支払います。帰国後すぐに返済できるところもあるので、クレジットカード会社に事前に確認しておくと安心です。
韓国のATMで現地通貨を引き出せるカード
韓国のATMで現地通貨を引き出すことができる
海外専用プリペイドカード
デビットカードがあります。

使用に当たっては、レートや手数料が上乗せされるのが一般的。一度に引き出せる金額、および1日に引き出せる金額には限度があり、カード発行会社もしくは銀行により異なります。

※利用できるATMなどの詳細は、各カード会社や銀行へご確認ください。

海外専用プリペイドカード
海外専用プリペイドカードとは預金口座を持たず、入金した分のお金だけを引き下ろせる外貨建てプリペイド型外貨キャッシュカードのこと。

「キャッシュパスポート」の場合、審査や年齢制限がなく、日本でチャージしておけば韓国国内のMasterCardマークのあるATMで現地通貨を引き出すことができます。他に「NEO MONEY」や「Money T Global」などがあります。
デビッドカード
自分の口座残高の範囲で現地通貨が引き出せるデビットカード。JCBまたはVisaブランドのものなら、海外でも使用可能。支払い時の利用だけでなく、海外ATMでの現地通貨出金サービスを利用できます。
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掲載日:24.11.05

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