韓国旅行基本情報

韓国の電圧とコンセント

チョナッ、コンセントゥ / 전압、콘센트

作成日：08.03.25更新日：24.07.02

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変換プラグや変圧器は必要？スマホの充電は？韓国の電源事情をチェック！

電源コードの先に付いているプラグ
韓国は日本とは違う形状

韓国と日本では電圧の設定が異なり、コンセントの形も違います。

そのため韓国でスマホを充電したり、日本の電化製品を使用したりする場合には、変換プラグの準備や変圧器が必要かどうかを確認しなければなりません。

韓国の電圧やコンセント事情、変圧器の使用や注意点について紹介します。韓国旅行の際には参考にしてください。

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韓国と日本の電圧の違い

韓国の電圧は220V

日本の電圧は100Vですが、韓国の電圧は220Vが主流(一部ホテル等では110Vもあり)です。

韓国のプラグの形状は３種類

韓国のプラグの形状は３種類です。日本と同じ形状のＡタイプと、先が丸い形状のSEタイプとＣタイプがあります。

SEタイプとＣタイプは一見同じ形に見えますが、プラグの太さと間隔がわずかに異なります。場所によってはSEまたはＣ、どちらかのタイプにのみ対応しているところもあります。

コンセント(プラグの差込口)の形状

Ａタイプ　

SEタイプ(ピンの太さ：4.8mm)

Ｃタイプ(ピンの太さ：4mm)

※SEタイプのコンセントは「Ｆタイプ」と表記されている場合もあります。

韓国旅行にはSE・Cの変換プラグを用意

変換プラグに電化製品のプラグを差し込むだけ

韓国ではSEタイプとCタイプがほとんどなため、日本の電化製品をそのまま使えません。変換プラグを用意しましょう。

場所によってSEタイプのみ、またはＣタイプのみ対応の場合があります。変換プラグは両方、もしくはマルチ型を用意しておくことをおすすめします。

電化製品を使うときは、変換プラグに電化製品のプラグを差し込みます。

変換プラグはどこで買える？

変換プラグ左：SEタイプ、右：Ｃタイプ

変換プラグはネットや家電量販店、空港の売店などで購入できます。タイプ別の単体型なら300円から500円前後、数タイプ同時に対応できるマルチ型なら1,000円から2,000円が目安です。

100円ショップでも購入できますが、品質が安定せず使えなかったケースもあるようです。

韓国の一部ホテルやゲストハウス、コンドミニアムでは貸出サービスを行なっている場合もあります。

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韓国で日本の電化製品を使う場合

スマホやパソコンの充電(変換プラグのみ)

スマホやPCのほとんどがグローバル対応

最近のスマホやパソコンほとんどの製品が世界各国の電圧に対応しているグローバル規格となっているため、変換プラグさえあれば使用できます。

USBケーブルがあれば変換プラグは不要

ホテル客室のUSBポート。
110Vと220V対応のコンセントもあり

スマートフォンやPCは変換プラグを使用せずにUSBケーブルで充電ができます。

空港や観光案内所などにはUSBポートが備えつけられているので、USBケーブルを使って充電するとよいでしょう。

空港の無料充電スポット

韓国カフェには、座席近くにコンセントやUSBポートを設置しているお店が多く、自由に使って構いません。スマホやタブレットの充電に活用しましょう。

コンセントがない場合でも、カウンターに「ヘンドゥポン　チュンジョン　ヘジュセヨ(핸드폰 충전해주세요/携帯の充電をしてください)」と頼むと、たいてい対応してくれます。

ドライヤーの使用(変換プラグと変圧器)

ドライヤーは日本国内使用限定製品がほとんど

ドライヤーやヘアアイロンは日本の電圧100Vに設定されている製品が多いため、韓国で使用する場合は変換プラグだけでなく、変圧器も必要になります。

ドライヤーに特化した変圧器や海外対応のドライヤーもありますので、家電量販店で比較検討するとよいでしょう。

使用可能電圧と消費電力の見方

電化製品の使用可能電圧を確認したい場合は、本体の表示シールや説明書の製品仕様欄を見てみましょう。

「input」または「入力」と書かれているところに「100～240V」と記載があればグローバル対応タイプ。変換プラグを差し込むだけでそのまま使用が可能です。

「100V」と書かれてあれば日本対応タイプ。変換プラグに加えて、変圧器も必要です。その場合、消費電力の確認も必要です。

消費電力の見方は、写真の例で言うと
・５V(ボルト)×2000mA(ミリアンペア)、つまり２A(アンペア)となり、10W(ワット)
・18VA(ボルトアンペア)、つまり18W
となります。

100～240Vのグローバル対応タイプ
電圧：100～240V　
消費電力：５V×２A⇒10W

100Vの日本対応タイプ
電圧：100V
消費電力：18VA⇒18W

韓国で変圧器が必要な場合

100V日本対応タイプの製品を使いたい

変圧器とは、現地の電圧を電化製品仕様の電圧に変更してくれるものです。日本の家電量販店や空港などで3,000～10,000円程度で販売されています。

日本の電化製品を、変圧器なしのまま韓国の220Vの電圧で使用すると、100Vまでしか対応していない電化製品に220Vの電圧を流すことになるため、火災や破損につながり大変危険です。

変圧器には日本の電化製品を海外で使用する際に使う「降圧変圧器(ダウントランス)」と、海外の電化製品を日本で使用する際に使う「昇圧変圧器(アップトランス)」があります。日本の電化製品を韓国で使用する際は「降圧変圧器」となります。購入時には確認を。

変圧器使用の際には消費電力をチェック！

変圧器を使用するからといって、なんでも使えるわけではありません。使用する電化製品の消費電力を確認のうえ、変圧器の容量範囲に見合ったものか、事前に必ず確認しましょう。

電化製品を使用する際、総消費電力量が変圧器の容量を越えないようにすれば、複数の電化製品を同時に使用できます。ただし、変圧器を使ってたこ足配線をすることは非常に危険です。絶対にしないでください。

主な電化製品の消費電力の目安

電化製品	消費電力
スマートフォン、シェーバー	10～20W
ノートパソコン	50～120W
ヘアアイロン	150～240W
ドライヤー	600～1,200W

韓国ホテルで変圧器が不要な場合や貸出サービスも！

韓国の一部のホテルやゲストハウス、コンドミニアムでは変圧器の貸出サービスを行なっています。ただし数に限りがあります。

また、電圧110V対応のホテルもあり、100V対応の電化製品は基本的に使えると言われています。

ただし100Vの機器を使用する際は、使う電化製品や使用時間によってはショートを起こす可能性もあるため十分に気をつけましょう。

電圧110V対応のホテル

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