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旅行者のための韓国カフェチェーン店活用術

作成日:18.05.24更新日:20.11.04

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韓国旅行では、カフェはコーヒーを飲むだけではなくWi-Fiの利用や充電、休憩など様々に利用できます。
A TWOSOME PLACE(トゥーサムプレイス)」や「Angel-in-us Coffee(エンジェルインアスコーヒー)」、「Pascucci(パスクッチ)」など韓国にはカフェチェーンが充実しています。
カフェを上手に使って韓国旅行を快適なものにしましょう。

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韓国カフェチェーン店の特徴
1.無料Wi-Fiサービス
ほとんどの韓国カフェで無料Wi-Fiサービスが提供されています。パスワードのない無料開放型もありますが、パスワード型Wi-Fiが一般的です。多くのお店で、パスワードはカウンターやレシートに表示されています。

パスワードが見つからない場合は、スタッフに「ワイパイ ピミルボノルル アルリョ ジュセヨ(와이파이 비밀번호를 알려주세요/Wi-Fiのパスワードを教えてください)」と尋ねましょう。
2.充電サービス
客席近くにコンセントを設置しているお店が多いのが韓国カフェの特徴。コンセントは客用のため、自由に使っても構いません。充電器を持ち歩いて休憩ついでにスマホやタブレットの充電も済ませてしまいましょう。

コンセントが無い場合でも、カウンターに「ヘンドゥポン チュンジョン ヘジュセヨ(핸드폰 충전해주세요/携帯の充電をしてください)」と頼むと対応してくれることもあります。
3.営業時間が長い
繁華街にあるカフェチェーンの多くは、7時頃~23時頃まで営業しています。また、24時間営業のカフェも少なくありません。朝早くから行動したい人や夜の街を観光中、休憩したい人におすすめです。
4.駅前・繁華街のどこにでもある
カフェ大国と呼ばれる韓国。特に駅前や繁華街にはカフェが何軒も隣接していることも。観光中、疲れたと思ったらすぐ立ち寄れる便利な休憩所です。
5.トイレが比較的きれい
トイレの出入にパスワードが必要な場合も
トイレの出入にパスワードが必要な場合も
店内のトイレもしくはカフェが入っているビルの共用トイレを使用することができます。トイレはカフェの店員やビルの清掃員が定期的に掃除しているため比較的きれいな状態です。

ビルの共用トイレの場合、カウンターで「ファジャンシル ヨルセ ジュセヨ(화장실 열쇠 주세요/トイレの鍵をください)」と言って鍵をもらったり、カウンターやレシートに表示されているトイレのパスワードを使います。

街中でトイレを探すのは大変なこと。カフェを利用するついでにトイレも済ませておきましょう。

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6.韓国のカフェは完全禁煙
2015年1月1日から、韓国の飲食店の店内ではタバコ(電子タバコを含む)を吸うことが禁止されるようになりました。

今まで設置が許可されていた喫煙席も全面廃止。カフェでも全席禁煙になりました。カフェで休憩がてら一服は出来ないので注意しましょう。
7.オリジナルグッズに注目
大手の韓国カフェチェーンでは、オリジナルグッズを販売しています。タンブラー、マグカップ、マドラー、コースター、ダイアリーなどグッズの種類も多様。特に全世界に支店がある「STARBUCKS COFFEE(スターバックスコーヒー)」のグッズは、韓国でも人気です。

STARBUCKS COFFEEのデザインチームをもつのはアメリカと韓国のみ。多くの観光客がSTARBUCKS COFFEE KOREAのオリジナルグッズをお土産として買っていきます。
韓国カフェチェーンの覚えておきたい利用法  
注文
カウンターで注文
席を確保した後、カウンターで注文・支払いを済ませます。

韓国は旅行者が心配するほど危険な場所ではありませんが、スリや置き引きなどの犯罪は存在します。上着やポーチなどを使って席を確保することは韓国の人たちもよくすることなので、それに倣っても大きく問題にはなりませんが、財布パソコンなど貴重品を置いたまま席を離れては絶対にいけません。

テイクアウトorイートイン
注文後、テイクアウトかイートインか聞かれます。2018年8月から韓国のカフェやファストフード店では、店内で使い捨てコップの使用が禁止になり、店内で飲んでいく場合はマグカップやグラスで用意されます。

テイクアウトの場合は使い捨てカップで用意されますが、テイクアウトのつもりで頼んだものの店内で休むことにした、という場合に店内で使い捨てカップを使用してしまうと店舗側の責任となり、罰金の対象になります。

使い捨てカップで注文したら店内を利用しないなど、店舗側に協力するのがよいでしょう。
メニューの受け取り
振動ベルでお知らせ
注文の品の出来上がりを知らせる振動ベル。多くのチェーンでは、支払い後、店員から受け取ります。振動ベルが鳴ったらカウンターに行き振動ベルと注文の品を交換しましょう。
右がホット専用ストロー兼マドラー
右がホット専用ストロー兼マドラー
ホット専用ストロー兼マドラー
セルフコーナーに常備されている平べったいスティックは、ホットドリンクのマドラーとして使うほか、少量ずつ飲めるホット用ストローとして利用します。飲み口が小さいので、ストローとして使う時は火傷に注意しましょう。

エコ対策が盛んになってきている韓国では、一部のカフェチェーンで紙ストローの提供や飲み口が付いたホット用のコップが導入されています。
片付けはセルフ
韓国のカフェチェーンの多くは、飲食後の片づけがセルフサービスです。お店によっては「RETURN」など返却場所が分かりやすく表示されています。

日本と同様に韓国もゴミの分別排出を行います。紙コップや紙ナプキンは「종이(チョンイ)」と書かれているゴミ箱に、ストローやプラスチック製のコップは「플라스틱류(プルラスティンニュ)」と書かれているゴミ箱に捨てましょう。
韓国カフェチェーンのメニュー比較
コーヒー1杯、気軽に飲む?こだわりの味を楽しむ?
値段を気にせずガブガブ飲める庶民派カフェチェーン
PAIK’S COFFEE(ペクタバン)
安くて量もたっぷりな「ア!メリカーノ」が有名。2,000ウォン以下で一般カフェのMサイズより1.5倍大きいコーヒーが飲めます。

EDIYACOFFEE(エディヤコーヒー)
安いけれども味も確かなカフェチェーン。マーケティングコストを抑え、3,000ウォン台前半でアメリカーノが飲めます。また韓国内カフェチェーン初のコーヒー研究所を設立するなど味にも定評あり。
価格帯は高くても高品質なコーヒーが味わえるカフェチェーン
HOLLYS COFFEE(ホリーズコーヒー)
1998年、韓国初のエスプレッソブランドコーヒーチェーンとして登場。自社ローステイングセンターを持つなどコーヒーの味にこだわりがあります。
朝食代わりにも。軽食が充実しているのはココ
DUNKIN’DONUTS(ダンキンドーナツ)
ドーナツだけでなくイングリッシュマフィンやラップサンドイッチなど朝食にぴったりなメニューが揃います。

TOM N TOMS COFFEE(タムエンタムスコーヒー)
ハニーバターブレッドや店内で製造する焼き立てプレッツェルが人気メニュー。

PARIS BAGUETTE Café(パリバゲットカフェ)
韓国の大手ベーカリーチェーンで展開するカフェ。コーヒーをはじめ飲料メニューも充実しています。イートインスペースで朝食をとることもできます。
デザートと一緒にコーヒーを楽しみたいならココ
A TWOSOME PLACE
プレミアデザートカフェとして有名。専門パティシエにより店内で作られる10種前後のケーキをはじめマカロンやチョコレートなどデザートが豊富。代表メニューは「すくって食べるティラミス」。

artisee(アティジェ)
韓国の高級ホテル新羅(シーラ)系列のプレミアムカフェ。パークハイアット東京の元シェフのコンサルティングを受けるなど、確かな技術を土台としたデザートが好評です。「ストロベリーホワイトロール」が一番人気。
火花を散らす韓国カフェチェーンのかき氷競争
毎年初夏になると、多くのカフェチェーンでは新作のかき氷(ピンス)を発表。その年のトレンドを意識した様々なメニューが出揃います。また、夏だけでなく1年中注文可能なかき氷を用意しているカフェもあります。

カフェチェーンがデザートメニューとしてかき氷を出すだけでなく、「ソルビン」のようなかき氷専門カフェチェーンも登場。

消費者にとっては食べ比べが楽しい夏のイベントですが、チェーン店間での競争は年々熾烈を極めています。
韓国カフェと韓国社会
街に溢れるコーヒーショップ
繁華街や駅前だけでなく、静かな住宅街にも必ず数件存在するカフェ。特に大きな街中には、カフェが集中するカフェ通りも存在します。

1990年代末から「STARBUCKS COFFEE」や「The CoffeeBean&Tea Leaf(コーヒービーン&ティーリーフ)」など外国のコーヒーチェーンが韓国に入ってきました。

それ以降、韓国のカフェ文化は世代を問わず定着。「HOLLYS COFFEE」や「EDIYACOFFEE」など韓国発のコーヒーチェーンや個人運営のカフェが、それぞれ急増します。
飲食店事業者数の割合で見るとカフェにあたる「コーヒー飲料店」は6%(43,457店舗)で、半数以上の55%を占める韓国料理専門店(375,152店舗)と比較するとボリュームは小さく見えます。
飲食店事業者数の割合韓国国税省 国税統計担当官室 「国税統計で見る100大生活業種現況2017」
飲食店事業者数の割合
韓国国税省 国税統計担当官室 「国税統計で見る100大生活業種現況2017」
しかし、表からも分かるよう2014年(25,151店舗)~2017年(43,457店舗)のコーヒーショップの増加率は72.8%。他の飲食店と比べ、増加率は突出しており、その急成長ぶりが伺えます。

増加の主な理由は、他の飲食店よりも低コストで専門知識や開業経験がなくても店を始めやすいから。ただし専門知識がないままカフェを開く人が増え、廃業率が高いことも問題になっています。
飲食店事業者数増加推移韓国国税省 国税統計担当官室 「国税統計で見る100大生活業種現況2017」
飲食店事業者数増加推移
韓国国税省 国税統計担当官室 「国税統計で見る100大生活業種現況2017」
世界で一番コーヒーが高い国、韓国
2015年、ソウル地域のホテルで販売されているコーヒーの価格が世界で最も高いという調査結果(Hotels.com調べ)が報道されました。また2019年5月時点で「STARBUCKS COFFEE」のアメリカーノ(トールサイズ基準)は韓国がニューヨークより約61%高いことが分かりました(コネスト調べ)。

理由としてはカフェをコーヒーを飲む場所ではなく、ある一定の時間を過ごす空間としてとらえる人が多く、コーヒーの価格に席代が含まれているためだと考えられています。

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掲載日:20.11.16

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