【今日のお店情報】大砲(テポ)チムタク 新村(シンチョン)店
このお店は
延世(ヨンセ)大学、
梨花(イファ)女子大学などの有名大学が周辺に集中するソウルきっての学生街、
新村にあります。
チムタク(鶏の甘辛煮)といえば醤油ベースの甘辛い味付けが一般的ですがここのチムタクはひと味違います。辛さが甘辛(タルコマンマッ)と辛口(メウンマッ)の中から選択可能なのです。
辛いもの好きのかまぼっこは辛口を注文した上で「超辛くしてください」と念押ししました。でも思いが通じすぎて、食べられないほど辛いのが出てきても困るので、保険としてチーズのトッピングをプラス。
心配していたほど辛さではありませんでしたがそこそこの辛さ。
その辛さにこのチーズがまた合うんです。韓国では「
猟奇(ヨッキ)トッポッキ」、「
プルタッ炒め麺(ポックムミョン)」など
激辛料理にチーズをインさせる食べ方が流行っています。豚の骨付き肉をチーズと一緒に味わう「
ジェイムスチーズトゥンカルビ(ジェイムスチジュトゥンカルビ)」なんかも有名ですね。
毎回、食べる度にこのような激辛料理とチーズの組み合わせを発見した人は天才だなぁと感心しています。
話を戻し、この「大砲チムタク」ですが、一番のウリはなんと言っても中央のうずら卵、通称「コッコ」ではないでしょうか。その可愛さのあまり食べずに持って帰る人もいるそうです。
そしてよく見ると、コッコの周辺には煮込まれて変色した元コッコたちの姿が。見た目の可愛らしさではコッコの勝ちですが、味ではやはりチムタクのタレが存分に染み込んだ元コッコの圧勝です。
激辛チムタクにとろーりチーズの絶妙な組み合わせは一度食べたらヤミツキになります。これはかまぼっこの「月イチで絶対行きたいお店20選」に堂々のランクインです。
新村以外にも
大学路(テハンノ)にも店舗があります。韓国旅行でチムタクを食べられる際は是非、この大砲チムタクも候補に入れてみてはいかがでしょう!
コネスト編集部 かまぼっこ