4月12日、初めての済州旅行の最大の目的である漢拏山。
私たちは、西帰浦KALに宿泊していたのですが、
朝6時にホテルを出てタクシーを呼んでもらいました。
漢拏山の行き・帰りのタクシーというのは、メーターを倒さず、
いずれも、固定料金を言われまして、
行きは西帰浦から城板岳案内書という登山口まで2万5千ウォン、
帰りは観音寺登山口から新済州まで1万7千ウォンでした。
漢拏山で山頂を目指す登山コースは上記のおもに二つ。
城板岳コースと、観音寺コースで、私は、前者で登り、後者で下りました。
前者は東から上り、後者は北から上るコースです。
案内所の位置はそれぞれ、下記の通り。
城板岳
観音寺
どちらも案内所にうまく到着すれば、コースは単純というか、
全てが階段で整備されている、登山道というよりは
トレッキングレベルのコースなので、迷うことはないと思います。
景色がいいのは圧倒的に観音寺コースですが、
こちらのコース、どうやら2007年の台風で破壊されて、
山小屋がほとんど機能していないし、橋も2009年に建てられたものもあり、
一時通行が止められていたのか、寂れた印象があります。
なので、城板岳から登る人が多かったですね。
上り口には海苔巻きなど売る売店あり6時半から営業してます。(3000ウォン)
あと、ガイドさんの話では、下りでタクシーが多く待っているのは、
観音寺のほうだということで、確かに帰りのタクシーには困りませんでした。
難易度はほとんど変わりませんので、
どちらかから上がり、どちらかから降りると、2種類楽しめて
良いのではないかなと思います。
どちらのコースもトイレは結構上のほうまであります。
山頂は噴火口になっていて、厳密には山頂ではないみたいです。
たぶん、一番高いところは、噴火口の反対側なんじゃないかなと。
私は、登り5時間、下り3時間半と、
モデルコースに出ているのとそんなに大きく違わない所用時間でした。
あと、余談ですが、漢拏山を眺めるのは西帰浦側からぜひ。
登山に行くのに朝乗ったタクシーの運転手さんの話ですが、
漢拏山という名前はもともと、「ハルモニサン」らしいです。
西帰浦から見たときに、山頂付近が横顔でハルモニが横になっている姿で、
右側になだらかに下る斜面は、髪の毛を解いた状態だとか。
そして、タクシーに乗って山を登る間に、林の間を道路が通り抜けていくんですが、
木々が見事なトンネル上をなしている道があります。
案内所のガイド冊子にも絶景として載っていたのですが、
ここの景色はとてもきれいで、私が行ったときはまだ葉が茂っていなかったのですが、
夏は本当に美しいと予想されます。
運転手さんの話では、真っ暗なぐらいのトンネルになるとの話。
そんなところも見られたらいいんじゃないかなと思います。
確か場所はこの辺・・・?