旧正月当日の2月19日、原州の「江原監営」に行ってきました。博物館は休みのところが多いなか、ここは普通に開館していました。入口には日本語のパンフが無かった気がしますが(英語はあったか未確認)、敷地内の案内には英語が付いているところがありました。
気のせいかもしれませんが、王宮に比べると外壁が低く、写真を撮ると「○○大衆浴場」とか「××文具」とか、周囲の世俗施設が背後にデカデカと写るのが面白かったです
なお、相次いで入ってくる韓国人家族連れの注目を浴びていたのは、
1)人物画が描かれた板から顔を出すセット
2)民俗遊具「ノルティギ(立って跳ねながら乗るシーソー)」小型版と、矢投げ筒「投壺」
3)拷問セット(下写真は新品ですが、年季の入ったものもあり)
でした・・・。 とくに、子ども達には、時代劇にもよく登場する「拷問セット」が興味深いようです(同様のアイテムは、ソウルのカトリック殉教者記念施設『切頭山公園』でも盛況でした)。
入口の楼閣「布政楼」に登れるなら、ここが人気かと思いますが、常時なのかこの日たまたまなのか、左右の階段には進入を禁止するようなロープが張られていました。
地味めな史跡ですが、市内中心部でアクセスの良い場所なので、原州に行かれる際に立ち寄るにはオススメかもしれません。
なお、2月現在、監営の壁には非常に目立つ写真やスローガンが貼られていましたが、これは監営に関するものではなく、昨2014年春の「セウォル号事件」に関する市民団体の掲示物でした。