少し前からコネスト地図に「10月9日オープン予定」と記載があった、中央博物館敷地内の「ハングル博物館」を、きょうの午後に訪ねてみました。館の前の池と庭園はすっかり秋です。
オープン後、初の週末です。館内は家族連れで賑わっています。3階(展示は2階と3階)のキッズスペース「ハングルノリト」は予約客のみで満員につき入場打ち切りだと案内があり、2階のカフェもケーキ類が総売り切れ状態でした。カフェでグレープジュース(3000ウォン)とバニラクッキー(4000ウォン)を注文してみました。わりと普通ながら、いずれもそれなりに美味でした。
2階の展示は、ハングルの歴史やハングルが使用された書物や芸術作品等の資料です。ハングルがテーマのオブジェの前で、ハングルの素晴らしさを語る韓国人や外国人のインタビュー映像を流していたりもします。
3階は、世宗大王やハングルを主題にした現代美術の展示です。正直なところ理解しがたい作品もあり、また、「こんな広いスペースは不要なのでは

」と思ったりしましたが それなりに面白く見られます。
人気だったのは、2階・3階に各1ヶ所ある「体験コーナー」です。2階は「タイプライターでハングルを打とう」、3階は「筆で字を書いてみよう」という、わりと単純なものですが、パソコン&スマホ世代の子どもたちには意外に面白いのか、壁面にゲーム画面を映写したハイテクルームよりも好評のようでした。
ミュージアムショップはわりと高めの商品を置いていますが(ネクタイ6万5千ウォンとか、古文書のレプリカ11万ウォンとか)、博物館というより、テーマパークとかギャラリーという雰囲気の場所です。中央博物館訪問のついでとか、お子様連れの方などに良さそうです。