2016/12/26 15時半ごろ、済州島西部にあるこちらを訪問しました。
ガラスの城というと、シンデレラ城が出てきそうなイメージですが、さすがにそんなことはなく、券売所でチケットを購入して入場すると、ガラスのタイルがキレイな2階建ての本館からスタートします。
本館の中央にはガラス玉で飾られた大きな豆の木の像が、吹き抜けの天井へと伸びていて、ちょっとメルヘンな世界が広がります。
本館の1階には、外から吹きガラスの様子が見えるガラス張りの工房と、2階にはガラス製品の売店がありました。
本館を出て、ガラスのオブジェや迷路などがある庭園を通り抜けると、「現代ガラス造形館」という展示棟に到着しますが、こちらではガラス作家の作品展示と、音楽会などのテーマに沿ったガラス造形物があります。
展示物の量は、それほど多くありませんが、やや前衛的な造形のガラス彫刻から、カワイイ雰囲気の人形まで、幅広いジャンルの作品が展示されていました。
さらに展示棟を出て庭園の一番奥まで行くと、今度は裏山の森へとのびる散策路が現れます。
散策路を進んでいくと、道沿いに展示されているガラス彫刻が次々と現われますが、花畑、キノコ、果物、動物など、種類も様々で、15分ほどの距離にかなりのボリュームで展示されていました。
屋外展示のガラス作品は管理が大変だろうと思うのですが、わずかに破損が見られるものの、とてもキレイに整備されています。
もしかすると降雨によって、汚れが洗い流されているだけかもしれませんが…