「オッパ!ファイティン」 あれから7年
今年は韓国でマラソンの季節がやって来ない。
2010年12年大会とタイムだけを目指し走り終え次回はファンラン(写真撮ったり、ハイタッチしたり、チョコパイ食べたり、楽しむ事)やると誓い帰国、
2012年夏、韓国世界で大ヒットしたカンナムスタイル、psyファンの私は、動画を観た瞬間、衝撃が走りました、「これだ これで走ったらめっちゃウケる〜」 そして、その日からマラソンの練習はもちろん、ダンス歌の練習も一生懸命頑張りました、 毎晩寝る前に、走ってるイメージ(皆にオッパ
ファイティンと言われる)をしてニヤニヤしながら、毎晩が幸せでした
衣装を何とか揃え、前日夜韓国へ、夜遅く受付を済ましホテルに着いた時には深夜1時、ゆっくり走るとは言えフルなので少しでも寝ようとしたが、ワクワクで全然寝付けません、
スタート地点の光化門はランナーで一杯です、荷物を預け軽くアップ、スタートギリギリまで我慢しようとしたが、我慢出来ずカッパを脱ぎ捨て、いざスタートラインへ準備体操、韓国マラソンの準備体操は流行った曲が流れます、もちろんオッパ、カンナムスタイルです、舞台の前に立ち美女ダンサーがまるでバックダンサーです、そしてテンション上がりスタートです、ポケットにスピーカー入れ常に曲を流し、スタートして間もなく明洞、朝8時過ぎなのに応援が沢山ありました、嬉しくなり立ち止まりダンスを披露、マラソンのペース配分は得意だが、ダンスのペース配分はド素人で最初の10kmで踊り過ぎ、ノリの良い応援にだけにダンスをする事にしました、
20km過ぎ、まちに待ったチョコパイです、貰いに近づくとボランティアの子達がコレでもかと貰れました(ポケットの中はチョコパイで一杯)
後半に何ヶ所か学校があり学生達の応援でダンスを披露最高の盛り上がりです、 そして魔法の言葉をかけられます「オッパ
ファイティン」「オッパ
モシッタ」体力回復です、
終盤漢江を渡と応援が増えます、その中に「頑張れ」の日本語が聞こえて、とても落ち着きました、ラスト1km曲を流し歯を食いしばりダンス、スタジアム内も沢山の応援「オッパファイティン」の連呼、そして最高のゴール、サブスタジアムへ向かう途中、沢山のボランティアの人達のハイタッチのアーチを笑顔で通過、サブスタジアムで完走メダルを貰いに行くと、ここでも沢山のボランティアの人達がかけてくれようとしたが1番可愛い娘にメダルをかけてもらいました、そして一言「オッパ、お疲れさま」疲れが吹っ飛びました、 その後、外国の人達(欧米人?)と記念撮影、インタビューなどを済まし、着替えに向かう途中、サムギョプサルの試食があり、皆は1口2口だが、私には皿一杯に、食べきると更によそってきます(わんこ蕎麦状態)そして店主が焼酎を勧めてきます、流石に42km走り終え直ぐに肉と酒はしんどいです、マラソンダンスよりきつかったが最高のおもてなしが味わえました、
過去、何十回とマラソンを走ってきたが、42kmスタート〜ゴールまで沢山の応援は体験した事無く最高〜の体験(箱根駅伝ランナーの気分が味わえた)でした。
そして今年夏、日本で五輪が行われます(※五輪開催に賛否両論ありますが、私の思いです)
日本選手はもちろん全力で応援しますが、韓国選手にも、それと同じ位の応援をしたいですマラソンと競歩はとても苦しい競技です、後半、勝負所での応援はとても嬉しいものです、それと「頑張れ」日本語より「ファイティン」「○○選手ファイティン」女性なら「オッパファイティン」韓国語での応援してもらった方が嬉しいと思います、だから私は大声で応援してあげたいです、 それが私(達)ができる最高のおもてなしだと思います。