2015/05/23 の 10時半頃に訪問しました。
1年前に来たときは、なんとなく素通りしていたタプコル公園ですが、貴重な文化財もあるということを知り、思い切って行ってみました。
公園の周りでは、お爺さんたちが歓声を上げながら、将棋のようなボードゲームに興じていたり、ポンチャック
を大音量で聞いていたり、なかなか近寄りがたい雰囲気で、なおかつ独立運動の原点ということもあり、なるべく目立たないように公園内へ入りました。
まあ、外の喧騒とは裏腹に、中は非常に穏やかで、ベンチに腰掛けてくつろぐ市民の方が多かったです。
やはり、土地柄というかご高齢の方が目立ちましたが…
こちらの見所といえば、やはりガラス張りのケースに守られた巨大な石塔です。
大きさもさることながら、塔全体を覆う彫刻の数々は、屋外なのでガラスに太陽が映りこむなど、多少見づらいことを差し引いても非常に素晴らしいです。
そしてもうひとつ、大円覚寺碑ですが、巨大な亀の甲羅に石碑が刺さっており、こちらも大変迫力があります。
公園の外周には小道に沿って独立運動のレリーフがあり、日本の官憲が民衆に銃を向ける姿が描かれていたりと、日本人としてはやや複雑な想いもありますが、目を背けずに受け止めることが大事だと個人的には思います。
ちょっと苦い部分もありますが、石塔と亀の迫力は一見の価値があると思いますので、お近くにいらした際は、ぜひどうぞ。