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9月24日、念願の湿地見物に行くことができました。見事な湿地の広がり、葦原の波、干潟の煌き、好みの被写体ばかりです。残念な事に、七面草がやっと紅く色付き始めたばかりで辛うじて肉眼で確認できるだけ、これも湿地の葦原と同じく強い旅の動機付けでしたので、あと2週間遅く来ていたらと悔やまれました。
それはさておき、公園入口辺りと言いましょうか券売所近くと言いましょうか、そこにはトイレが3か所あります。そして、入場してから進んで行くと、葦畑探訪路の途中、ムジン橋の手前にまた一か所、更に龍山展望台(順天湾展望台)に向かって行く覚悟の人のための最終トイレ(LAST REST ROOM, 마지막 화장실 )が吊り橋の手前に一か所あります。この吊り橋からの上り坂は日常生活に費やす以上の体力が要りますので普段から運動をし慣れていない向きは気を付けた方が良いです。韓国ハルモニは軽く登っていましたが。
公園入口から最終の展望台まではちょっとした距離ですし、のらりくらりと歩きながら立ち止まっては、空を行く鳥の群れを見ながら葦原をわたる風の音を聴いたり湿地の蟹の数を数えたりしていると生半可な時間では足りません。散策路を歩いてから展望台への山道を登り、物好きな私はその展望台で3時間、葦原を眺めて過ごしました。
と言う事でトイレは大事ですので、吊り橋手前のトイレには「LAST REST ROOM, 마지막 화장실」と諄く書かれているのだと思います。何と言ってもラムサール条約登録地です、立ち〇ョンや野〇ソはご勘弁くださいという、管理者の意思表示でしょう。
入場前は探訪路の距離やトイレ事情などは念頭になく、先にトイレに行っておこうかなくらいの軽い気持ちで券売所に一番近い所に入ったところ、入場客が多いのでトイレも混んでいました。流石、ラムサール条約!とか、流石、国際庭園博覧会!いよっ!博覧会が終わってもこの人出!とか、これから入場する気持ちに勢いが付きワクワクが大いに高まったものです。
で、何故こんなにしつこく引っ張るのかと言うと、入ったトイレの鍵がこれだったからです。→写真参照のこと。
その後、公園内のトイレには入る勇気が無く、水分摂取を控えて葦原との語らいの4時間を耐え、大自然の中の大湿地帯でラムサール条約登録基準や、トイレの鍵がこんなである場合を体験してしまった事や、そもそも排泄動作を他人に見られて恥ずかしがるのは人間だけである事や、自然保護に力を入れているのでトイレには割く余裕がなくて・・・な事や、それはまあ色んな思いが頭を駆け巡った訳です。
葦原その他の美しい画像は他の投稿に委ねます。
黒紐を引っ掛けるだけまで末期化している。ステージ5?
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floweryukiさん
おはようございます。
湿地の蟹の数を数えた…
すごい集中力ですね(笑)
最終的に何匹だったのかが気になります。
トイレの鍵ですが、まだ優しさ(親切心)が残されているトイレですね。
私ネタで恐縮ですが、イタリアの田舎の駅のトイレで、すべてのトイレの鍵がなく(恐らく盗まれた)あちらのトイレは妙に広くて、ドアを手で押さえながらする事すら不可能でした。
その時はたまたま持っていた傘でドアを押さえながらしましたが、少しでもノックを強くされていたら、、、
公園利用の際は早めにトイレに行っておいた方がいいですね!
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小さな蟹が葦の間や泥の中からゾロゾロわいて出てくるので、結局カウント不能でした。
この黒紐があるのが親切なのか、単に体裁作りなのか、百均で売っている可愛い色のゴムとかではなく黒紐を選んだのには何か訳があるのか、何を付けても最終的には〇国人に持って行かれてしまうのか???思いは尽きませんでした。
外国のトイレは、こちら側の寛大度数次第では面白いです。除菌ウェットテシッシュがあればこそですが。
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floweryuki様
私も27日行って来ました。「最終のトイレ」のネーミングが可笑しかったですが生憎入りませんでした(残念)27日は雨降りでしたが素晴らしい景色でした、展望台への坂道は結構シビレますね(笑)
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順天駅からのシティバスツアーで行ったことあります。
展示室で、「美味しそう」の声!?
ムツゴロウ食べる?? アンコウ+エイリアンみたいのを??
ツアーの韓国の方々は、「美味しい」とキッパリ。
そんな記憶(笑)
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もりもり村さん
返信ありがとうございます。いらっしゃったのですね。私が行った時も曇天、偶に陽が射すような生憎のお天気でしたが、本当に目を見張るような眺めで来て良かったとつくづく思いました。曇りの日でもあんなに素晴らしいのですから、お天気が良ければ正しく展示写真のような光景を拝むことができるのでしょうね。
福岡空港から釜山、釜山から順天、と気軽に行けましたので、また違う季節を狙ってみます。
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prime18さん
ムツゴロウを見たら「美味しそう・・・」と思うのは私もなのですよ。福岡在住ですが、父の郷が佐賀県の鹿島市ですので、小さい頃は当たり前のように干潟に行ったりムツゴロウを食べたりしていました。蒲焼にしたものが売ってあってそれを温め直して頂くものです。絶品です。
ムツゴロウの他にも有明海の名産は沢山あります。今はもう昔ほど豊かな食材ではなくなり、どちらかというとお高いグルメっぽくなってしまっていますが、どれもこれも舌鼓を打つようなものばかりです。また、有明海には潟スキーという漁師さんの乗り物があって、同じものが順天湾でも使われている事を知った時の感動と言ったら!
順天湾の干潟の小動物たちを見ていて、懐かしい子供時代の食べ物を真っ先に思い出してしまいました。prime18さんも、floweryukiに騙されたと思って、一度ムツゴロウをお試しください。お口に合わなかったら、floweryukiに騙された!と思ってください(笑)。
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ここ数日、懐かしさが募り、有明海名物を上げてみました。
ムツゴロウ、クチゾコ、ワラスボ、ウミタケ、アミツケ、アゲマキ、ガニ漬け、etc. 涎が出ます。順天湾では、ムツゴロウ以外はどうなのでしょうか?いるのでしょうか?
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floweryukiさん
深夜に酔っぱらって帰宅しました。
ムツゴロウについて、「これは、、、」と言うと、
相方が「美味しいよ」と言うので、
「食べた事あるん?」と聞くと、
「いや、ないけど、ハゼの一種やろう、美味しいよ」との事でなんとなく納得したのですが、、、
「ワラスボこそ、エイリアンやろ?あれは食べれるの?」と聞くと
「さすがにあれは、食べきらん」との回答でした。
floweryukiさんは、ワラスボは食べた事はあるのでしょうか?
お味はどうなのか気になります、、、
私もさすがに、勇気がありませんが、蒲焼味なら美味しいかもしれませんね。
九州でも、魚の名前の呼び方の方言があるのだなと気づかされました。
私は「舌ビラメ」と言いますが、相方は「クツゾコ」と言います。
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最近、酔っぱらって深夜に帰宅する方が多いような気がします(笑)。
ワラスボは勿論食べたことがあります。子供時分にはあの干したやつ(エイリアンのモデル、絶対そうに違いない、制作者は有明海にロケハンに来たに違いない!)が当たり前のようにいつも台所に置いてありました。出汁を取って雑煮を作ると絶品らしいです。雑煮を食べない私には分かりませんが。
私が得意だったのは、父が酒の肴に炙って割いていたものを、ちゃっかりと摘み食いするという世界一のグルメな食べ方です。お陰様で私は何の障害物もなく大酒飲みになり、20代で一生分のお酒を飲みつくしてしまったため、今では一滴も飲みません。清々しい話ですね(^^)y
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順天湿原の話題から、ムツゴロウでふってしまい申し訳ありませんでした。
floweryukiさんの郷愁・・・
はい。騙されて食べてみたいです。 ぜひ!!
ツアーで一緒の韓国の方は、からあげが絶品と教えてくれました。
bian さん。 日本と同じように韓国でも、地方によって魚も呼び方も、変わりますよ
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prime18さん
どうか勇気を振り絞って食べてみてください、報告をお待ちしています。但し、もし有明海でというのであれば、こんな感じの蒲焼です。グロ絶頂ですよ(*^-^*)
ヴィジュアルに反して美味しいのがミラクル。
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うわ!! あ・り・が・と・う・・・
順天湿原。 干潟の魚たち(食べる)
干潟の景色と、食の話。 いまだ、順天バスターミナルは変わらず(笑)
自然好きな方が、floweryukiさんの投稿で興味を持ってくれたら良いですね。
時間を忘れて、ゆっくりゆっくり歩くおすすめの場所と思います。
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floweryukiさん
お写真、ご丁寧にありがとうございます。
強烈なものを見た時というのは、声が出ないものですね。
ワラスボ出汁の雑煮なら、きっと、あご出汁のように、美味しいと思います。
今日はあの写真が目に焼き付き、ぐっすり眠れそうです(笑)
順天の湿原には、いつかゆっくり行ってみたいですね。
やっぱり、お酒は元々お強いお方なのですね^^
prime18さん
こんばんは。
ムツゴロウの唐揚げ、こちらなら、私も躊躇せずに食べれると思います。
今日は、一日じゅう野山を相方と車で駆け巡り、山栗を採取していました。
明日の朝は栗ごはんです。
きっと、栗ごはんと、ムツゴロウは合うような気がします。
ワラスボ汁もセットで頂きたいですね(笑)
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順天湾の黒紐トイレから、まさかの美食談に発展するとは思いもよらず。これも偏に皆様のお陰です、ありがとうございました、沢山のコメントを頂いて嬉しく思います
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