2015/05/04 16時ごろ、仁川の博物館巡りでこちらに訪問しました。

こちらの施設は、仁川広域市博物館に隣接しており、博物館の敷地を通って建物の屋上部分へ行くことができます。
場所はちょっとした山の中腹にあるので、周りは坂道が多く、行きはちょっと疲れました。

屋上中央に大きな塔があり、壁にはレリーフがあったりと、建物自体がひとつの巨大なモニュメントになっているようです。

スケジュールの関係であまり観覧時間がなかったのですが、建物の大きさに比べて、展示室の大きさが2階のフロア半分ぐらいでしたので、30分ほどで観覧できました。
（もしかしたら、見落としている場所があったかも…）

内容的には、仁川上陸作戦の詳細や経過、当時の物品や武器、兵器の展示があります。
教育施設として位置づけられている印象で、今回は公開していませんでしたが、映像室もありました。

個人的に印象に残ったのは、屋上の塔がある辺りからの眺望で、松島方面のビル群がキレイに見えました。

先週、ツアー旅行で仁川上陸作戦記念館に行ってきました。

入口のアーチは立派な石作りで、まるで美術館の展示物のようでした。
アーチをくぐった先の階段が長い上に急で、かなりしんどかったです。

階段を上ると、大きな韓国の国旗がお出迎え。
外には仁川上陸作戦当時に使われたという、大きな戦車や飛行機が飾ってありました。
もちろん補修しているとは思いますが、昔のものとは思えないほどキレイな状態で残っていてビックリ。今にも動き出しそうでした。

建物の中に入るとスタンプコーナーがありました。
スタンプ用紙も置いてあったので、早速記念に一枚。

スタンプコーナーの奥に、戦場の写真や資料がパネルになって展示されていました。ツアーで行ったこともあり、流暢な日本語で、スタッフの方が戦争の概要を説明してくれました。

次の展示室までの道はスロープになっていて、訪れた観光客が平和へのメッセージを書いたメッセージカードが飾ってありました。
日本語や中国語のものも見かけました。平和への願いは世界共通ですね。

作戦当時の海岸を表現したジオラマは、細かい部分まで良く作られていて見ごたえあり。向かいには戦車の形をした映像ブースがあり、韓国語・日本語・英語・中国語で戦争当時の様子を解説したビデオが上映されていました。

当時の遺物もキレイに保管されていました。
様々な大きさの銃や、当時使っていた石鹸、タバコ、マッチまで。
日の丸の寄せ書きも印象的でした。

上陸作戦記念館の裏側には仁川市立博物館もあり、
歴史散策にはもってこいのスポットだと思います。
石の階段がかなり急なので、身軽な格好で行くのをオススメします。