チュンジュのスアンボ温泉から、ソジョリョンという峠を越え、ヨンプンという村へ下る国道沿いにある史跡です。管理室のようなものはなく、階段を登ってどなたでも近くまで行けるように開放されています。国の宝物第97号に指定されているという案内板がありました。

大きな岩に掘られた２体の座した仏様は、高さは約３メートルほどで、目の前で見るとなかなかの迫力があります。高麗時代に掘られたようですが、保存状態も比較的よく、これからも良い状態で残ってもらいたいですね。

利用時期：2020.06

　詳しいことはわかりませんが、２体の仏像が並んでいるのは、法華経に記されている多宝如来と釈迦如来の説話を反映したものと推定されます。韓国では、非常に珍しい例であると考えられます。

http://www.heritage.go.kr/heri/cul/culSelectDetail.do?culPageNo=1&region=&searchCondition=&searchCondition2=&s_kdcd=&s_ctcd=33&ccbaKdcd=12&ccbaAsno=00970000&ccbaCtcd=33&ccbaCpno=1123300970000&ccbaCndt=&ccbaLcto=36&stCcbaAsno=&endCcbaAsno=&stCcbaAsdt=&endCcbaAsdt=&ccbaPcd1=&chGubun=&header=region&returnUrl=%2fheri%2fcul%2fculSelectRegionList.do&pageNo=1_1_3_1#