2003年2月18日、大邱で発生した地下鉄車両への放火事件は192人が死亡し、148人が負傷するという大惨事となりました。その現場が「2.18大邱地下鉄火災惨事記憶空間」として、地下鉄1号線中央路駅構内に保存されています。

辛くてもあの日の出来事を忘れない――。愛する者を喪った遺族たちの慟哭と鎮魂の祈りが絶えない空間です。
犠牲者の氏名が刻まれた「追慕の壁」の前に立つと、今日につながる明日が理不尽に奪われた犠牲者の無念が伝わってきます。

利用日：2019.12.24

kosetsu 様

冬が寒くて厳しい韓国の地下鉄の座席が、何故にあんな冷たいステンレス製なんだろう？と思ってた所、昔放火事件があって燃えにくい様にそうなっていると聞いた時、ゾッとした記憶があります。
大邱で起こったんですね。
kosetsu様の投稿は興味深い物が多く勉強になります。

​こんばんは。

日本でも京アニ放火事件がありましたけど、他人事ではないですよね。特に地下鉄のような密室で火災が発生すると途方もない被害になりますからね。この事件、鉄道側の不手際等もあったので、その反省に立って今後はこういう対策を立てていきますという掲示もありました。

そうか、この事件がきっかけとなって一部車両で座席がステンレス化したわけですか。最悪を想定して取れる対策はすべてやる、それが危機管理の要諦ですからね。