「大邱サムソン創造キャンパスは」、SAMSUNG傘下の「第一毛織」があった跡地に作った複合施設。実際の創業の地はここから少し離れた達城公園の近くの方なんですが、創業時の建物を再現した場所や、創業者・李秉喆氏の銅像、タイムカプセルなどもあります。

ここには寄宿舎の建物が残っていて、建物にはツタがからまり春夏のシーズンは緑が美しい！中がリノベーションされており、カフェやレストランの他、伝統文化を学べる文化センターも併設されています。

SAMSUNGの発端は「三星商会」という商社。創業者の李秉喆氏は、当時大邱の名産だった林檎をはじめ、麺や乾物を扱っていました。その後作った「第一毛織」は韓国国内で最大の羊毛工場だったそうです。会社の建物も記念館になるはずが…　崔順実ゲート事件の影響もあり公開されないまま。残念。

気になったのは、木の上にある鳥の巣。あちこちの木にサギがいくつも巣を作っているのです。訪れた5月はちょうど子育ての時期。新川や琴湖江で捕ったであろう魚をせっせと運ぶサギの姿が見られました。

利用日：2024.05.17

サムスングループの第一毛織の跡地にできた複合施設。
敷地内には、レストランや雑貨屋さん、復元された三星商会の社屋や第一毛織記念館、オペラハウスがありました。
三星商会は製麺会社だったのですね

第一毛織記念館の横には、1994年に創立40周年を記念して製作された『タイムカプセル1994』がありました。
第一毛織の企業情報が保管され、100周年の2054年9月15日に公開されるそうです。

雰囲気の素敵な公園といった感じの空間で、訪れたのは週末でしたので家族連れが多かったです
近くには３つの大型マートもあり、お買い物前後の休憩に立ち寄るのも良いと思います。


【追記】
三星商会の社屋や第一毛織記念館は、諸事情により公開に至っていません。

利用時期：2019.11

​こんにちは

サムスンは大邱が発祥なんですね。だからサムスンライオンズの本拠地が大邱というわけですか。

サムスンは、元々はコメント中にあります第一毛織と今はグループから離れたCJ（製糖会社）が始まりですよね。写真の1枚目にあります創業者のイ・ビョンチョル初代会長が創設した会社ですね。

韓国の近現代史に関心がありますので、こういう場所は興味を惹かれますね。地図を見たら半月堂あたりからも近いので、宣教師の住宅や先日教えていただいたルルドの洞窟など含めて半日で何とか周れそうですね。
情報提供ありがとうございます。

こんにちは。
今回は「サムスン」の歴史を学んできました(笑)
もし、お時間がありましたら、西門市場の近くの「三星商会跡」も行かれるといいと思います。
こちらが、サムスン発祥の地です。
創業者の精神が込められているという、木蔦や竹が印象的でした。