秋夕連休中の14日、遊覧船に乗って海からカンカンイ芸術村周辺を眺めてきました。以前、釜山港湾公社の船で港内を見学したことがありますが、その時以来の釜山港遊覧です。
この日の乗客は親子連れなど11名、オレンジ色の救命胴衣を着用していざ出航。デッキに座って説明を聴きながら順次、影島大橋、釜山タワー、南浦洞、チャガルチ市場、忠武洞、南港大橋、影島の造船所などを見て回ります。この間、約20~30分です。
残暑が厳しい日でしたが、水面を渡ってくる風はすでに秋の気配です。
遊覧船は、毎週末午後1時、2時、3時の3回出航します。特に、午後2時の部は影島大橋の跳ね上がる姿を海上から見学できます。
乗船希望者は、パスポートなど身分証を持参し、出航10分前までにカンカンイ芸術村案内センター(
051-418-3336)で手続きをします。料金は6000ウォン。定員が20名なので、できれば予約した方がいいとのことでした。
下船後、案内センターでもらった案内図を片手に「村内」を見学してきました。所々に作品が展示されていますが、エリアが広いので探すのに一苦労。ただ、造船所や修理工場街というのは、まるでなじみがない場所なのでかえって興味をそそられました。
生活文化センターの2階にあるカンカンイマウル博物館では、船舶修理に関する機器が展示されているほか、「カンカンイアジメ」の足場の逸話など、この街で汗を流してきた人たちの足跡をたどることができます。
海とともに生きてきた、釜山の人々の生活が伝わってくるカンカンイ芸術村でした。
*芸術村の由来などは、Fiorinaさんの投稿に詳しいので、そちらを参照してください。