10日の日曜日に鳥人間コンテストを中心に観て来ました。
日本のＴＶで毎年やるやつをイメージして期待していたけれど
見てみたら全然違うのでがっかりというか・・・腹立たしかったです。

鳥人間コンテストって空にはばたくことを夢見る人たちが必死に改造に改造を重ねて飛行機（というのか？）を作りだして本気ですごい長距離を飛ぶ人がいる一方で、お笑い系で墜落するために飛ぶ人もいて…ていうそのバランスが面白いのに、今回の鳥人間コンテストはただ「市の公認下で暑い日に漢江に飛び込み（『飛ぶ』のではなく）たい人がいっぱい集まったただのおふざけ大会」に終わってました。すごい炎天下の中、次くらいは長距離を飛ぶ人が出てくるのでは…と期待して３時間ほど見てましたが出てくる人皆ただのおふざけ飛び込み大会だったので途中で席を立ちました。

そしてなにより決定的だったのは、出場した一般の韓国人の方が「竹島は韓国のものだ」ということを訴えるためにこの鳥人間コンテストに出てきたということ（←本人がインタビューでそう言ってたから本当です）
「国際都市、ソウルがおくるお祭り」「外国の人たちとも楽しめる」みたいなコンセプトを前面に押し出しているくせになぜそこで日本人役をした人が韓国人役をした人にやっつけられて漢江に落ちなくちゃいけないのか…まったく意味不明でしたし、主催者側のソウル市はそういった人を参加させることが本来のお祭りのコンセプトと矛盾していることさえもわからない人たちなんだなと本当に陰鬱な気分になりました。（このパフォーマンスかなり長く行われましたが動画を撮影しました。私は嫌韓ではないのでどこにもアップロードする気はありませんが、嫌韓の人とかみたらすごいことになるんでしょうね。ちなみにこの人たちのパフォーマンスが終わった直後、オセフン市長も見に来ていました）。
日韓関係なく概して自治体がやるこういうお祭りってどこか的外れなセンスのないグダグダな感じになると思いますが、ここまでグダグダで盛り上がっていないお祭りは初めてみました。暑すぎたせいもあるでしょうけど、ステージでバンドのメンバーより観客の数が少ないとかって…ありえないですよね。
ハイソウルフェスティバル、次からはもう行かないと思います。税金の無駄遣いまでは言いませんけど、どうせ税金使ってやるならもうちょっと面白い内容で一貫性を持たせたイベントにしてほしいものだなと強く思いました。