運動は苦手ですが、スポーツ観戦は大好きです。
数年前、韓国に住み始める前にもソウルの「ワールドカップ競技場」を訪問しました。
前回訪問は「サッカーの試合がある日」でした。当然ですが、混んでいました。
「記念品ショップ」も「FCソウルファンショップ」も人が沢山いて、遠くから「ああ、赤いユニフォーム売ってるな~」と眺めて終わりでした。ついでに、記念館も家族連れで混んでいて入館を断念。
そこで、このたび競技場そばに転居した私は「よし、試合のない日に施設やショップをじっくり見よう」と出かけたのでした。
大型マート「ホームプラス」以外には人の気配がありません。CGVも、開いてはいますが閑散としています。ところが!「よし、ゆっくり記念館を」と思った瞬間、いきなり大型バスが到来。観光客(韓国人ではない感じ)がどっと記念館に入っていくではありませんか
←またも入館を断念
そして、前回見たときは人だかりがしていた「FCソウルファンショップ」は、閉まっています!
さて、試合日の訪問と最もイメージが違ったのが「記念品ショップ」です。
1)「기념품(記念品)」の「ㄱ」が取れている時点で不吉な予感はしましたが、何だか生命反応がありません。
代表チーム応援用の赤い角つきカチューシャ、謎の土産物などと共に、2006年ワールドカップ(ドイツ)のグッズが現在も大量に売られています。いえ、2002年のワールドカップ(日本・韓国)記念キーホルダーも健在です。長いラッパのようなものも・・・もしや、懐かしの南アフリカ名物「ブブゼラ」?
2)レジ内のおねえさん2名は、なぜか中国語でしゃべっています。商品についての質問に答えてくれた韓国語もどこか外国人っぽいのですが、「韓国人ですか」と訊いたら「はい」とのことです・・・まあ、最近は色々な韓国人がいますが・・・。
3)Kリーグのユニフォームどころか、FCソウルのユニフォームも見当たりません。おねえさん曰く
「試合のある日に、外の『FCソウルファンショップ』で販売します」とのこと。
「週末(21日・土)の済州ユナイテッドFCの試合日は、済州のユニフォームやグッズも売りますか?」
「いえ、FCソウルの物だけです」
まあ、「ホームチームのグッズしか売らない」は他国・他スポーツの競技場でも同様でしょう。ただ、毎日営業のショップがあるのに(『FCソウル』ではなく『ワールドカップ』の店ですが)試合日以外はホームチームのグッズを売っていないのは残念な気もします。
「うーん、やはり、混んでいても次回は試合のある日に来よう」とか「対・大田戦の際はdcfcモール(Kリーグ『Daejeon Citizen FC』公式オンラインショップ)でグッズを事前入手しなくては」とか考えながら競技場をあとにしたのでした。日本から来られるサッカーファンの皆さん、「Kリーググッズ」のお求めは「東大門歴史文化公園」界隈です・・・。