2016/10/01 14時ごろ、釜山ビエンナーレの会場となっている、こちらの施設を訪れました。
こちらは、1963年~2008年までの45年間、「高麗製鋼 水営工場」としてワイヤーロープなどを製造していましたが、その後、閉鎖されて廃工場となっていました。
釜山市と高麗製鋼が、文化施設として整備して、今年から「釜山ビエンナーレ」の会場として使われています。
外観や内装には、鉄骨がむき出しになった無骨な工場の雰囲気を残しつつ、アートスペースとしてしっかりと整備されています。
また、内部には広いスペースがありますし、工場特有の高い位置にある窓から入る外光が、作品に強い陰影を与えて、独特な雰囲気を感じさせます。
釜山ビエンナーレが終わった後の展開は不明ですが、クラフトビールが飲める、かなり本格的なカフェ・ビアレストランが営業していましたので、大型ギャラリーやイベント会場として活用されていくのではないかと思います。
今回はシャトルバスで、釜山市立美術館から移動しましたが、最寄駅のセンタムシティや水営駅からだとバスもしくはタクシーでの移動になりますので、アクセスはあまりよくありませんが、クラフトビール
がかなり気になるので、機会があればまた訪れてみたいです。