韓国の紅葉の名所上位5か所をあげるとすれば、内蔵山（ネジャンサン）、雪岳山（ソラクサン）、五台山（オデサン）、智異山（チリサン）、周王山（チュワンサン）になると思います。

http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/TMC/TE_JA_7_5.jsp?cid=1105216

　この寺は、その周王山の最も景観の優れた場所にあります。普光殿は、宝物に指定されています。

　寺の背後の独特の形をした岩は、太古の昔の火山活動による溶岩が冷えて固まったものと考えられます。
　このあたり一帯は、ユネスコのジオパーク（世界地質公園）に登録されています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（10月13日）

　絶景の寺に詣でる韓の秋

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　以下、お酒の情報です。
　青松郡には、ナツメのマッコリやリンゴのマッコリがあります。また、この寺の門前の食堂街の約半数の店に、松茸のトンドン酒があります。リンゴとツルニンジンのトンドン酒を置く店もあります。聞慶のオミジャマッコリなど、他地域の希少なお酒を商う店もあります。

　周王山のバスターミナルに着いたのは、お寺へ行った前日の午後でした。雨でしたから、その日することは、この地で宿泊することとお酒を飲むことだけになりました。

　夕方、以前利用したことのある店の前まで行くと、向かいの店の女将と偶然目が合いました。あっ、こっちの女将の方が美人だと思いました。
　松茸のトンドン酒があることを確認してから、店に入りました。
　「つまみは何にするの」と聞かれました。トンドン酒ならパジョンかなと思いましたが、せっかくここまで来たのだからと、山菜定食を注文しました。定食には、小さなパジョンやコンドゥレのジョンもついていました。

　トンドン酒は、2リットル以上ありました。マッコリ3本分です。全部飲んだら飲み過ぎると思いました。しかし、気が付くと、空になっていました。
　黄色いボトルのリンゴのマッコリを置いてあるのが見えました。せっかくここまで来たのだからと思いました。でも、明らかに飲み過ぎです。悩みました。飲むのをやめたとして、飲んでおけばよかった、飲んでおけばよかったとそれがストレスになって血圧が上がれば体に良くありません。明日、お酒を減らそうと思いました。
　しかし、何となく女将に言いにくかったので、店員がそばを通った時に、そっと注文しました。それを女将が見ていたようです。

　黄色いボトルを女将が持ってきてくれましたが、テーブルに置く前に、当方の目をじっと見据えて言いました。「こんなに飲んだのに、まだ飲むつもりなの。大丈夫なの」。黙ってうなずくしかありませんでした。
　リンゴのマッコリは、今までに飲んだマッコリの中でも最高レベルの味でした。しかし、女将の言葉が胸に響き、半分残しました。

　今度は、リンゴのマッコリを飲みに行きます。

　この店が気になる方もおられると思いますので、ご紹介します。

http://place.map.daum.net/24118828


　

2015/2/14に行きました。
拝観料2800WON。

東ソウルバスターミナルから１日数便、
釜山からも１日２便？ありますが、
前日のうちに高速バスで釜山から安東へ移動し、
安東から周王山行きバスに乗りました。
途中、青松を経由し、
安東9：30→周王山10：50頃到着しました。

バスを下りて大典寺までの道は、食堂などが並びます。
大典寺に近づくにつれて、
旗岩と呼ばれる屏風状の岩が迫って来ます。

大典寺は大きなお寺ではないので、
拝観するのにそれほど時間はかかりません。
かなり歩くようなので行きませんでしたが、
川沿いを上流に行けば滝が3つあります。
行きそびれましたが、すぐ近くにある白蓮庵には立ち寄ればよかったです。

帰りは周王山13：20発の釜山行きバスに乗りました。
青松、永川を経由、永川からは高速道路を走り、
３時間半後に釜山に到着しました。


氷川→永川に訂正しました。

　このお寺は比較的小規模で、普光殿を除き、建造物も近年になって重建されたものが大半です。新しい建物があと数年の風雪を経たら、きっと、山寺としての趣を増すことでしょう。
　
　背景の周王山は絶景です。できれば紅葉の時期に、近隣のペンションにでも滞在されれば、田舎の親戚に遊びに行ったような、独特の心地よさを体験できると思います。

　８番目の写真は、「母酒（モジュ）」のようですね。このあたりの食堂の店頭で、よく見かけます。土ぼこりが舞うことがありますので、飲んだことはありません。


　氷川→永川 です。