地下鉄9号線「国会議事堂駅」の改札を出て1番出口に向かう途中、事務所とも店ともつかない一角に目がとまりました。「제주관광정보센터 다보라관(済州観光情報センター タボラ館)」とあります。
入ってみると、済州旅行・観光に関するパンフレットや地図(韓、英、日、中の4ヶ国語)が置かれていますが、明洞とか仁寺洞とかでなく「国会議事堂駅」という渋好みな駅(まあ、9号線は金浦空港に行く路線ですが)に作られたところを見ると、この駅の常用者に多い韓国人の政治、金融、ビジネス、マスコミ&芸能関係者の利用を期待しているのでしょうか?
それはさておき、ガラスケース内には済州の特産品や土産物などあり、気分はすっかり済州行きです。
できたばかりの雰囲気だったので「期間限定の催事会場ですか」と訊くと「いえ、常設です」「済州観光公社の運営です」との回答。イベントっぽい雰囲気は、この日(訪問日は4月11日)の午後4時からの広報イベント準備中だったから・・・のようです。
日本語可スタッフがいないのは、まあ立地的に分かりますが、展示されている特産品の販売もしていないとのこと。ソウル駅の「済州・鬱陵ショップ」のようなものを期待したので、「これで利用者とかいるんだろうか」・・・と余計な心配をしつつ出ようとしたところ、推定20代後半の青年が窓口にやって来ました。「仕事でよく済州に行くんですが、飲食店の情報はありますか?」 どう見ても利用者です
係員嬢の答えを聞く前に私は外に出てしまったので、回答・資料のお役立ち度が分からなかったのが残念です。
なお、センターの周囲には済州料理
などの美味しそうな写真パネルが並んでいました。←じつは、「午後4時からのイベント」用で、普段は外には展示物は無いかもしれませんが
わざわざ訪ねる必要はなさそうですが、汝矣島・国会議事堂方面に出かけられる方、一度のぞいて見て下さいね。