コネストさんのソウル路地裏案内を見て、とても興味がわいたので行ってみました。
http://www.konest.com/data/area_hot_report_detail.html?no=3314
文来駅が一番近いのですが、私は永登浦のタームズスクエアに泊まっていたので、そこからブラブラ歩いて10分ほど。小さな鉄工所がずらーっと並んでいるエリアにたどり着き、そこがまさに文来洞3街でした。
梨花洞のようにアート巡りができるのかなと思っていたのですが、いわゆるアートという感じの作品はあまりなく、シャッターや壁などにペインティングした所がちょこちょこあるという程度です。
確かに記事をちゃんと読むと、アーティスト達が鉄工所の空きスペース中にアトリエや工房を開設して、それぞれが活動しながら交流しているというエリアのようですね。歩きまわっていると、どこからか演奏が聞こえてきたり、図面入れを持った人が建物に入っていく姿が見えたりしました。
記事にある情報ボックスは空っぽで、パンフレットなどは1つも無く、ギャラリーも閉鎖中でアート巡りとしてはちょっと期待外れでしたが、このエリアでアート以上に印象的だったのは、どこか懐かしい鉄工団地の風景です。
鉄鋼がずらーっと並んだ倉庫や、職人さん達が実際に鉄を打っている町工場など、最近はあまり身近で見られなくなった光景が広がっていて、映画やドラマの1シーンのようです。そしてその向こうには、タイムズスクエアの近代的なビルが立ち並んでいて、一緒に行った夫は「AKIRAの世界みたい。」とつぶやいていました。私はそのマンガを読んでいないのですが、近未来を舞台にしたSFマンガだそうです。
この独特の雰囲気は被写体としても魅力的なようで、この日もカメラを抱えた学生の集団(サークルかな?)に出会いました。一味違うソウル街歩きにおススメです
ちなみにエリアとしては結構広いので、地図は情報ボックスのある場所にしました