釜山博物館へ行った際に、興味深い様々な歴史を知る事が出来ました。
その際に、とても気になったのが、伽耶という国。
昔、「善徳女王」というドラマを見た時に、滅亡した伽耶の国の王子、月夜(ウォルヤ)が、少し影をおびた素敵な人だったので、いつか伽耶という国をよく調べたいと思ったのも事実です^^
伽耶を知りたいと話しますと、釜山に詳しい友人が、この辺り一帯がお勧めだと教えて下さいました。39
こちらへ来ようと計画をしていた日に、天気が良いからと浮気して海雲台に行ったのが金首露王のお怒りを買ってしまったようで、すぐに計画変更をして、まずは金首露王にご挨拶をせねばと軽電鉄に乘ってやってきました。
首露王陵駅から歩いて10~15分位で王陵に到着。
それはそれは素晴らしい王陵で、厳かな緊張感と、穏やかな空気が漂っておりました
(パンフレットに載っていた情報を物語風にまとめてみました)
むか~しむか~し、天から亀旨峰に6つの金の卵が降りてきて、
それぞれの卵は孵化すると、中から男の子が生まれてきたそうな。
6つ子の王子達は、九干達に育てられ、そのうちの1人が首露王となったそうな…
詳しくお知りになりたい方は、ドラマ「鉄の王キム・スロ」を見られると良いかと思われます。
首露王は、天の金の卵から生まれてきた事で、金の姓を名乗ったそうで、
金海金氏族は、現在の韓国最大の氏族集団であるそうです。
今回の旅で、金さんという苗字の方と接する事が多くあり、その方達に
「もしかして金首露王の子孫ですか?」と質問してみますと、
「そうです」と答える人と、「金海首露王の子孫ではないです」と答える方に分かれました。
それぞれご自分の金という苗字にきちんとした歴史の理解をされていらっしゃるようで、詳細に説明して下さる方が多く、興味深かったです。