忠清道大田を訪れた際、足を運んでみたお寺です。
実は大田には儒城温泉に行くために向かったのですが、
時間が少々できたために、
ガイドブックや観光案内のパンフレットからこちらのお寺に行くことにしました。
韓国最古の尼寺ということで、尼寺だからか柔らかな雰囲気を感じるとのこと。
お寺にはもともと興味がある方なので、
前日宿泊した儒城温泉から向かってみることにしました。
アクセスが大田駅からではないのでご参考になりにくいかとは思いますが…、
私が経験した儒城温泉からのアクセスを書いてみたいと思います。
儒城温泉駅付近にはバス停も多くあるのですが、
その中のひとつが儒城温泉に向かうとのこと。
バスに乗ると、終点が東鶴寺です。
その間30分くらいだったと思います。
さて、お土産屋さんがひっそりと立つバス停を抜けて上り坂を登ります。
両脇には食堂がずらっと並んでいます。
韓国で山登りしたことがある方ならお分かりいただけると思いますが、
いわゆる登山客向けのお店がずらっという感じです。
東鶴寺鶏龍山国立公園の中にあります。
まずはこの国立公園の入り口で入場料(2000ウォン)を支払い、
いざハイキング開始。
道の左側をずっと小川が流れているので、
その爽やかさといったら格別!
残雪が溶け、川に流れ込む風景は心まで洗われるようです。
東鶴寺までは約3キロ。
登山客の方もたくさんいらっしゃいました^^
季節が3月頭だったので、山の緑は少なかったですが、
新緑の季節や紅葉の季節に行けば、さらに素敵な風景を楽しめると思います。
しばらく歩くと、何やらお寺のような建物が見えてきます。
しかし、看板によると東鶴寺はもう少し先とのこと。
そこからさらに300mほどあがったところに、
目的地の東鶴寺がありました。
尼寺であり、女性僧侶のための学校でもあるとのことで、
当日も数人の尼さんの姿を発見。
みなさまきびきびと歩いてらっしゃいました。
観光客やお参りに来ている方も数名いて、
みなさん熱心に祈っていました。
大雄殿の横壁には仏教の教えの絵が描かれているのですが、
柔らかなタッチでとても素敵。
山の中でこのようなお寺を拝見してると、
心が少しずつ清らかになっていくような気がします。
建造物がそれほど多いわけではないので、
30分ほど見学をして帰路につくことに。
ちょうどお腹がすいていたので、
バス停に向かう道に並ぶ登山客向けの食堂で山菜ビビンバをいただきました^^
儒城温泉からですと、往復で3~4時間見れば十分でした。
もしお近くに立ち寄りの際は、
気持ちの良いハイキングを楽しんでみてくださいませ