コネストの「Now!ソウル」などでも紹介の
http://www.konest.com/contents/nowseoul.html?id=5566
「ウリスル大祝祭」。
その名の通り、ウリスル(=我々の酒、つまり韓国酒)とくにマッコリの展示、試飲、販売イベントです。
わが家から徒歩圏の「ワールドカップ公園」が会場ということもあって、マッコリの試飲に出かけました。
ふだん見る機会が少ない地方のマッコリを・・・という予定でしたが、「大田・忠南」というテントを見た私は、「元・大田広域市民としては、大田・忠清南道地域の酒造会社を応援すべきでは」という愛郷精神を感じ、ここに向かいました。
何と、ソウルに来てから見たことがない「乳酸菌生マッコリ チョタ」が売られています。値段を訊くと1000ウォンとのこと。大田での販売価格は確か1500ウォンくらいでした。いちおう試飲した後、1本購入。
「マッコリの日」関連のイベントとはいえ、マッコリ以外の韓国酒も売られています。
おお、鶏龍の名品「百日酒」ブースが無人状態ではありませんか。菊花、オミジャなど配合の、健康オタク垂涎の逸品です。思わず駆け寄り、これも1本ゲットしたところ、わらわらとオジさん達が集まってきました。次なる購入者が出たことを願う次第です。
忠清南道・唐津郡の名門「新平醸造所」ブースの試飲には行列ができています(ここもオジさん率高し)。首都での知名度も高いようです。・・・が、試飲はしても購入はしない人が殆どのようです。
試飲品は、名酒「白蓮」でした。なぜ買う人が少ないのだろう、もしやソウルでは高価なのか?と思い、値段を訊いてみると「1000ウォンです。」マートでの販売価格は1400~1600ウォン程度、オシャレなバーでは7000~8000ウォンの商品です。思わず、オジさん達をかきわけて「2本下さい」と声をかけてしまいました。
「社団法人 韓国バーテンダー協会」ブース(そんな団体の存在自体、きょう知りました
)では、マッコリカクテル有料試飲(1杯1000ウォンと、こちらもお得価格)の実施中でした。
ここでこそ珍しいマッコリを・・・と思ったのですが、上記の「白蓮」を使った「白い蓮花」の写真を見てあっさり予定変更。生姜入りのためか、どことなく「甘酒」を感じさせる味ですが、モッタリ感はなくキレの良い逸品でした。
ちなみに、ちょっとシャイなバーテンダーくんは(私の個人的趣向ですが)なかなかナイスガイでした。このブースにあったアヤしい日本語ラベルの「トマトマッコリ」について「乳酸菌 ヨクルト100倍(←原文の通り)ってホントですか」とか訊いてみたかったですが「白い蓮花」を頼む客が相次いで現われたので断念。
さらに数ヶ所でマッコリ&健康酒の試飲を重ねた結果、酔いが回り、「マッコリ石鹸&マッコリ化粧品作り」コーナーで立ち止まる気力が尽きてしまったのが無念です。今年の「ウリスル大祝祭」は今日(28日)で終わってしまいましたが、来年訪ねる機会があれば、今度は試飲量とパワー配分を考えて臨みたいものです。
ところで、会場前には「19歳未満は見るだけですよ」という案内が出ており、試飲コーナーでも、若く見える人々には身分証明書の提示を求めたりしていました(『見るからに中年』な私は大丈夫でした)。このイベントに限らず、未成年っぽく見える20代の方などは、酒関係の催事では年齢の分かる書類の持参がオススメです。
p.s.会場付近には駐車スペースが結構あるのですが、試飲に集まっていたオジさん達が車を運転して帰宅なさらぬことを願う次第です・・・。