烏竹軒 オジュコン / 오죽헌
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お気に入りに追加(75人) *登録日時点の情報のため、変更する可能性があります。
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「師任堂」も撮影!栗谷李珥と申師任堂ゆかりの地
江原道(カンウォンド)・江陵(カンヌン)市にある「烏竹軒(オジュコン)」は、五千ウォン札の肖像画である栗谷李珥(ユルゴッ・イイ)と、その母であり五万ウォン札の肖像に描かれている申師任堂(シンサイムダン)の生家です。 朝鮮時代初期の1450~1500年頃に建てられたとされ、建物の周りを黒竹が生い茂っていたことから「烏竹軒」と名付けられました。黒竹は烏竹軒の象徴的な植物で五千ウォン札にも烏竹軒の建物とともに描かれています。栗谷李珥が生まれた別堂や母屋、ゆかりの品などの展示物から親子の歴史や足跡をたどることができるほか、イ・ヨンエ、ソン・スンホン主演のドラマ「師任堂、色の日記」のロケ地にもなり、ファンには必見のスポットです。 |
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烏竹軒入口
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五千ウォン札、五万ウォン札の肖像画になった親子の生家
※写真提供:江陵市立博物館
烏竹軒入口
5千ウォン札、5万ウォン札の記念写真スポットも
生い茂る黒竹
朝鮮時代初期の1450~1500年頃に建てられたとされ、建物の周りを烏(カラス)のように黒々とした黒竹が生い茂っていたことから「烏竹軒」と名付けられました。
この黒竹は烏竹軒の象徴的な植物で五千ウォン札にも烏竹軒の建物とともに描かれています。栗谷李珥が生まれた別堂や母屋、使用したゆかりの品などの展示物から、栗谷李珥・申師任堂親子の歴史や足跡をたどることができます。
栗谷李珥(1536~1584)
政治家であり、韓国の二大儒教学者のうちの一人。1583年、朝鮮王朝第14代国王である宣祖(ソンジョ)に対し、日本や中国の侵略に備えて強兵を図るべきだという「十万養兵」を説いた他、多くの著作物を残しています。
申師任堂(1504~1551)
息子、栗谷李珥を歴史的な政治家、儒教学者に育て上げた良妻賢母の代名詞。自身も絵画・書道・刺繍などに秀でた才能を持ち、芸術家として活躍しました。その姿は現代でも韓国女性の模範とされています。
入口
チケット売り場
観覧は有料です。入口・右側にあるチケット売り場で発券後、入場します。入口を進んだすぐ右側の建物にはコインロッカーがあり、手荷物も預けられます。
管理事務所入口
コインロッカー
見どころ
自警門(チャギョンムン)
烏竹軒の入り口である自警門。門には、栗谷李珥が20歳のときに記した「自警文」の一部を納めた額が掛けられています。
「自警」とは自己を律するという意味で、「目標は大きく持て」、「一人でいる時も行動を慎め」など人生の目標を達成するための11箇条を「自警文」としてまとめました。栗谷李珥はこの自警文を座右の銘にし、勉学に励んだといわれています。
烏竹軒(オジュッコン)、夢竜室(モンリョンシル)
※写真提供:江陵市立博物館
築500年を越える「烏竹軒」は「国宝 第165号」にも指定され、韓国国内に現存する最古の住宅建築のひとつ。
朝鮮時代初期の住宅建築としては珍しく、柱上部を木材のみで組みあげる「柱心包(チュシムポ)」、翼上の飾り板を柱との間に挟み込む「翼工(イッコン)」など通常寺院などに多くみられる2種類の技法が使われているのも見どころです。
また、烏竹軒の右隣りには栗谷李珥が生まれた夢竜室があります。
文成祠(ムンソンサ)
1975年に建てられた栗谷李珥の影幀(肖像画)を祀る祠堂。「文成」とは1624年に朝鮮王朝第16代王の仁祖(インジョ)が栗谷李珥の死後にその功績を称えて贈った称号で「道徳と学問に広く通じ、民の安定した暮らしのための政事の基礎を築いた」という意味が込められています。
御製閣(オジェガッ)
栗谷李珥が1557年に記した児童用の学習書「撃蒙要訣(キョクモンヨギョル)」と幼い頃使用していた硯(すずり)を保管する楼閣。イ・サンの名で知られる朝鮮王朝第22代王の正祖(チョンジョ)によって建てられました。
※撃蒙要訣、硯の写真は江陵市立博物館より提供
舎廊棟(サランチェ)、母屋(アンパン)
家主の居住空間であり、来客の接待の場所であった舎廊棟とオンドル部屋や板の間、炊事場などがあり、生活の場であった母屋が公開されています。これらは本来つながっていましたが、1975年のリニューアル工事で分離されました。
舎廊棟(左)と母屋(右)
舎廊棟
母屋
母屋の炊事場
芸術一家の作品を一挙に
栗谷記念館
栗谷李珥の書や申師任堂の画が展示されている資料館。五千ウォン札に描かれているスイカとケイトウの絵(草蟲図)や五万ウォン札に描かれている葡萄の絵(墨葡萄図)が展示されています。
また、栗谷李珥の家系図や烏竹軒に関係のあった人々の書なども展示されています。
申師任堂が描いた画
栗谷李珥の書
江陵市の歴史をひと目で
烏竹軒の施設内には、 江陵の文化と歴史に触れることのできる博物館・民俗館が併設されています。どちらも英語での簡単な説明がついており、時代別にわかりやすく展示されています。
江陵市立博物館
江陵と近隣の江原道・嶺東(ヨンドン)地域で出土した先史時代の土器や仏像、書物などが展示されています。
郷土民俗館
世界無形文化遺産「 江陵端午祭」や「江陵農楽」を再現した模型、かつて江陵市民が使っていた生活用品、農具、漁具などが展示されています。
限定商品もいっぱい!烏竹軒でおみやげを買おう
郷土民俗館の隣にある記念品ショップには栗谷李珥や申師任堂にちなんだ限定グッズが並びます。
人気の商品はお札に描かれた申師任堂の画がプリントされているカップや皿。ほかにも、五千ウォン札・五万ウォン札をかたどったメモ帳、江原道産の黒竹の葉でつくったお茶、江陵の名産品などが置かれ、バラエティーに富んでいます。
申師任堂の草蟲図と墨葡萄図が
プリントされた日傘(雨傘もあり)
甘い香りが特徴
黒竹の葉茶
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大人(満20~64歳) |
3,000ウォン |
中・高校生 |
2,000ウォン |
小学生 |
1,000ウォン |
満6歳以下、65歳以上 ※要身分証 |
無料 |
※江陵市立博物館、郷土民俗館の入場料も含まれています。
※団体(30名以上)割引有 |
基本情報
店名 |
烏竹軒 |
住所 |
江原特別自治道 江陵市 竹軒洞 201
(강원특별자치도 강릉시 죽헌동 201)
[道路名住所]
江原特別自治道 江陵市 栗谷路3139番キル 24
(강원특별자치도 강릉시 율곡로3139번길 24)
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電話番号 |
033-660-3301 |
Eメール |
なし |
営業時間 |
9:00~18:00(最終受付17:00) ※季節により異なる |
休業日 |
年中無休 ※施設により異なる |
日本語 |
不可 |
その他外国語 |
不可 |
支払方法 |
ウォン、カード(JCB,visa,master,amex) ※一部使用不可の場合あり |
交通 |
・江陵駅 タクシー約11分
・江陵高速バスターミナル・江陵市外バスターミナル タクシー約7分
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関連サイト |
www.gn.go.kr/museum |
詳細情報 |
・バリアフリー施設:車椅子用トイレ、車椅子レンタル、スロープ
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こだわり |
無料散策夜景・ムード文化財世界遺産ファミリー
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ユーザー投稿写真 |
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2023.5.25 こたままvさん クチコミ
2023.5.25 こたままvさん クチコミ
2023.5.25 こたままvさん クチコミ
2023.5.25 こたままvさん クチコミ
2023.5.25 こたままvさん クチコミ
2023.5.25 こたままvさん クチコミ
2023.5.25 こたままvさん クチコミ
2023.5.25 こたままvさん クチコミ
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ユーザークチコミ |
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良
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こたままvさん 2023.5.25
客舎門近くからバスに乗り、烏竹軒へ・・・止まりたいバス停でボタンを押すも
何故か正門から離れていく?? 降りてから正門まで戻ります。
イ・ヨンエ、ソン・スンホン主演のドラマ「師任堂、色の日記」のロケ地
↑
このドラマ良かったなー
敷地内にある栗谷記念館には師任堂の描いた絵の他、長女メチャン(李梅窓)の作品「梅花図」、弟のイ・ウ(李瑀)が描いた「菊花図」なども保存されています。
郷土民族館は改修中のようでした。 ... |
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良
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maiko3150さん 2016.8.11
2016/01/01 11:00ごろ、元旦(韓国では新正月)に江陵観光の一環で訪れました。
新年最初の祝祭日のためか、親子連れの姿が多く混雑してしましたが、当日は入場料が無料だったので、ちょっと得した気分になりました。
元旦は毎年無料なのか?は不明ですが…
内部は、生家となる韓屋がとてもきれいに整備されていますが、それほど大きくないので、書や絵画、史料などが展示されている「栗谷記念館」「郷土民俗館」「江陵市立博物館」が観覧のメインになりそうです。
印象に残ったのは、「栗谷記念館」に展示されていた申師任堂の描いた絵画で、抑制の効いた線や色調から、繊細ながらもどこか背筋がピンと伸びたような芯の強さが感じられ、申師任堂の人柄がちょっと垣間見えるようです。
今年は、申師任堂を扱ったイ・ヨンエさん主演のドラマもスタートするので、こちらを訪れる方も増えるかもしれませんね。
バスターミナルがある江陵の中心部からは、ちょっと離れていますので、バスなどの交通機関を利用することになると思いますが、さすがに地方都市なのでバスの本数が意外と少ないです。
そのため、こちらに限ったことではありませんが、バスを利用される方は、ちょっとスケジュールに余裕を持って訪れたほうがいいと思います。 ... |
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良
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ばむ太郎さん 2014.9.28
赴任11ヵ月目、韓国語ぼちぼちのばむ太郎です。
9月27日(土)に、未知の강원도(江原道:カウンド)の강릉(江陵:カンヌン)へ、一人で行ってきました。
仕事に追われた1週間でしたので、初めての강원도へ、気分転換の冒険旅行です。
読めるが、すこししか話せない韓国語を携え、
今回も、ちょっと無謀な、ぶらりひとり旅のご紹介です。
1.見学地
안목 해맞이공원(安木日の出公園)
오죽헌(烏竹軒:オジュッコン)
2.行程と移動方法
1.처안터미널(天安バスターミナル) →강릉시외 버스터미널(江陵市外バスターミナル)
約3時間30分 16,300₩
2.강릉시외 버스터미널(江陵市外バスターミナル) →안목버스종점(安木バス終点)バス停
市内バス302番線 20分 T-money card利用(運賃 1,200₩)
3.안목 해맞이공원(安木日の出公園)
滞在時間 30分
4.안목버스종점(安木バス終点)→교보생명 (教保生命)→오죽헌 (烏竹軒)
市内バス104番線→300番乗継
合計30分 T-money card利用(運賃 1,200₩)
5.오죽헌 (烏竹軒)
滞在時間 約3時間
6.오죽헌 (烏竹軒)バス停→강릉시외 버스터미널(江陵市外バスターミナル)バス停
市内バス202番線 15分 T-money card利用(運賃 1,200₩)
7.강릉시외 버스터미널(江陵市外バスターミナル) →처안터미널(天安バスターミナル)
約3時間30分 16,300₩
3.入場料
오죽헌(烏竹軒:オジュッコン) 1,500₩/大人1名
4.その他情報
・오죽헌
1)入場料は通常3,000₩ですが、10/5まで半額に割引(理由不明)
*訪問予定の方は、旅行会社等に問い合わせてください。
2)郷土民俗館、市立博物館があり、屋内、屋外展示と共に、
韓国の歴史と文化を学ぶことができます。
3)博物館のほか、庭園と整備されており、様々な植物が植えられています。
4)入口そばの管理事務室に日本語パンフレットがあります。
5)자경문(自警門)前ニ、工事中エリアがあります。
・その他
10/1より、市内バス運賃が値上リします。(1,200₩→1,300₩)
5.所感
・안목 해맞이공원(安木日の出公園)は、海と浜が美しく、
その名のとおり、日の出を見るには良い場所と思います。
・後から知ったのですが、公園近くに강릉커피거리(カンヌンコーヒー通り)あると知って、
とても残念でした。
・오죽헌(烏竹軒)は整備された歴史公園にようなイメージです。
・次回訪問したら、季節によって変化した오죽헌(烏竹軒)の庭園や、
에디슨과학박물관(エジソン科学博物館)、초당 순두부 마을(草堂スンドゥブ村)に
行きたい、と考えています。
この旅行は、事前に計画したものの、バスを乗り間違えたため、
結果的には、いつものような、お気楽パターンになってしまいました。
でも、美しい海と砂浜に出会えたことで、初めての강원도(江原道)旅行が、
とても印象深いものになりました。 ... |
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良
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還暦公務員さん 2014.9.12
3年ほど前に江陵を訪れて、烏竹軒、チャムソリ美術館(エジソン記念館)、許筠と許蘭雪軒姉弟の縁の地、等を巡って船橋荘に宿泊しました。名物の純豆腐も満喫し楽しい意義ある時間を過ごすことができました。 前もってつたない韓国語で船橋荘に電話して、四苦八苦して宿泊予約をしたことが懐かしく思い出されます。
また、たまたま買い物をした烏竹軒の売店の店員さんが日本人で、日本人がそこに来ることがめずらしく感動されたことも思い出として残っています。
また、再訪したい地方のひとつです。 ... |
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良
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ayumi_mさん 2013.4.4
(※ このクチコミは、韓国のカンヌン市にある、関東大学校の日本語会話の授業での活動をもとにしています)
朝鮮時代の有名な学者である李珥(イイ)と、その母の申師任堂(シンサイムダン)が生まれた家で、韓国最古の木造建築です。
李珥は5000ウォン札、申師任堂は50000ウォン札にその肖像画が描かれています。
民俗資料などが展示されている博物館が併設されています。
以下に、学生による紹介動画を置かせていただきます。
ぜひご覧下さい。
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放火事件から復元されたソウル城郭門、通称「南大門」 |
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李舜臣将軍ゆかりの史跡。国宝にも指定された麗水の巨大な木造建築物 |
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清風カフェ
江陵「烏竹軒」入口にあるギャラリーカフェ (213.47m)
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江陵烏竹韓屋村
江陵・烏竹軒の隣にある韓国伝統体験施設 (294.71m)
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清風カフェ
江陵「烏竹軒」入口にあるギャラリーカフェ (213.47m)
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江陵ブティックルソホテル 江陵のキョドンにあるGangneung Boutique Russo Hotelからは、烏竹軒市立博物館、江陵船橋… 4,465円~ |
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江陵モンブラン 江陵のキョドンにあるGangneung Mont Blancに宿泊すれば、烏竹軒市立博物館、江陵文化芸術… 7,238円~ |
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掲載日:17.01.26 最終更新日:24.05.27 (更新履歴)
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