第4トンネルなどで朝鮮戦争の歴史を感じよう
江原道(カンウォンド)北部に位置する楊口(ヤング)郡。美しく雄大な自然を有する人気の観光地である一方、北側には軍事境界線をはさみ南北2キロの地域にあたるDMZ(非武装地帯)があり、朝鮮戦争時の熾烈な戦闘の傷跡が残るエリアでもあります。映画「ブラザーフッド」の撮影も行われたパンチボウル地区一帯には、北朝鮮側から掘られたとされる第4トンネル、北朝鮮の金剛山が見渡せる乙支(ウルチ)展望台、楊口で繰り広げられた9つの戦闘史を学ぶことができる楊口戦闘記念館などの見学施設があり、観光に訪れる人々が増えています。
朝鮮戦争が繰り広げられた楊口エリアと北朝鮮を肌で感じるスポット
江原道(カンウォンド)北部に位置する
楊口(ヤング)郡。美しく雄大な自然を有する人気の観光地である一方、北側には軍事境界線をはさみ南北2キロの地域にあたる
DMZ(非武装地帯)があり、朝鮮戦争時の歴史が残るエリアでもあります。
そんな楊口郡の中でも、金剛山(クムガンサン)や兜率山(ドゥソルサン)など1,100メートル以上の山々に囲まれた盆地で通称「パンチボウル」と呼ばれる亥安面(ヘアンミョン)は、朝鮮戦争における激戦地だった場所として知られています。
一帯には北朝鮮側から掘られたとされる第4トンネル、北朝鮮の金剛山が見渡せる
乙支(ウルチ)展望台、楊口で繰り広げられた9つの戦闘史を学ぶことができる楊口戦闘記念館など見学施設があり、観光に訪れる人々が増えています。
「パンチボウル」の由来とは?
海抜400~500メートルの高地帯にある「パンチボウル地区」。朝鮮戦争当時、アメリカの従軍記者が、山に囲まれて丸くくぼんで見える盆地の様子が、フルーツやワインを入れたカクテル「パンチ」を盛りつける容器のようだ、と例えたことが名称の由来だと言われています。「パンチボウル地区」では、ウォンビン、チャン・ドンゴンが出演し、朝鮮戦争を題材に兄弟の絆を描いた映画「ブラザーフッド」の撮影も行われました。
韓国旅行おトク情報
-
ホテルプリンスソウル
ソウル中心部 明洞
14,266円~
-
62%OFF
世宗ホテル
ソウル中心部 明洞
31,138円 12,009円~
-
61%OFF
ザ プリマホテル鍾路
ソウル中心部 鍾路・仁寺洞
32,167円 12,731円~
-
65%OFF
ホテルグレイスリーソウル
ソウル中心部 市庁・光化門
37,743円 13,304円~
-
73%OFF
ラマダ by ウィンダム ソウル東大門
ソウル中心部 東大門
38,923円 10,712円~
-
54%OFF
ホテルベニューG
ソウル中心部 乙支路・忠武路
18,872円 8,869円~
パンチボウル地区の施設を見学するには
パンチボウル地区に位置する見学施設(第4トンネル、乙支展望台、楊口戦争記念館)は、2通りの方法で見学が可能です。1つは楊口郡主催のシティーツアーに参加する方法、もう1つは個人で現地まで行き当日申請する方法です。3つのスポットは山の中に点在しているため、移動には車が必要です。
(1)楊口シティーツアーに参加する場合
楊口郡が開催するシティーツアーは、
ITX-青春(チョンチュン)を利用すればソウルから約1時間で到着する電鉄京春(キョンチュン)線
春川(チュンチョン)駅から出発するバスツアー。様々なコースがありますが、毎週日曜に開催される「パンチボウルコース」に第4トンネル、乙支展望台の見学が含まれています。
バスで移動し、韓国語での観覧手続きはガイドが代行してくれるので安心。
→
楊口シティーツアーを詳しく見る
(2)個人見学の場合
見学当日の15時30分(11月から2月は14時30分)までに、パンチボウル地区の東側に位置する
楊口統一館(
地図1)を訪問し、身分証(外国人はパスポート)の提示と出入管理書(韓国語)の作成を行います。個人見学の場合は車(レンターカーも可)が必要です。タクシーも出入可能ですが、楊口統一館付近はタクシーが走っていないため、
楊口市外バスターミナルから乗り入れる必要があります。
<注意事項>
※第4トンネル、乙支展望台、楊口戦争記念館のいずれか1ヶ所の見学でも、必ず楊口統一館での手続きと身分証(外国人はパスポート)の提示が必要です。
※急勾配の山道を車で移動する必要があるため、道路が滑りやすい悪天候の日は見学が制限される場合があります。
※国家や軍の判断により、見学が制限される場合があります。
※事前に見学予定の旨を電話で連絡すると、手続きがスムーズです。
楊口パンチボウル地区観光マップ
※右上のレベルで拡大・縮小が可能です。地図上をドラッグすると、移動することができます。

「ハント」の墓と像
1990年3月に軍事境界線から1.2キロ地点で発見された第4トンネル(
地図2)。脱北者らの証言から存在が明らかになり、爆発装置の方向が北から南に向かっていたこと、トンネルの構造が排水のために北側に傾いていたなどから、北朝鮮が韓国側に進入する目的で掘りすすめていたトンネルだと推測されています。
幅 1.7メートル、高さ 1.7メートル、長さ約2.1キロのトンネルは、兵士が1時間に3万人通過することができる規模。トンネル内は専用列車が運行しており、軍人たちの案内で軍事境界線からわずか100メートルの地点まで見学可能です。またトンネル入口には、発見当時の調査中に、地雷によって命を落とした軍用犬「ハント」の墓もあります。
「第4トンネル」のスポット情報を見る>>
※トンネル内は撮影禁止です。

入り口

冬は暖かく夏は涼しいトンネル内

見学用の20人乗り専用列車
安保展示館
第4トンネルに併設された「安保展示館」では、第4トンネル内で発見された北朝鮮の武器や楊口で展開された戦闘についての展示を観覧することができます。映像室では、韓国で発見された進入用トンネルについてまとめた映像を上映(1日6回/9:50、11:00、13:00、14:00、15:00、16:00/すべて韓国語)。フォトゾーンや、メッセージ・願い事を書き込めるスペースも用意されています。

展示エリア

映像室

願い事の中には
「統一」と書かれたものも

雲がかかった景色も美しいパンチボウル地区
軍事境界線から約1キロ、金剛山の加七峰(カチルボン)の尾根に1988年に建てられた乙支展望台(
地図3)。天気の良い日には北朝鮮側の金剛山の5つの峰がくっきりと見えるほか、望遠鏡(有料)からはDMZを警備する北朝鮮の軍人や、牛をひいて畑を耕す北朝鮮の人々の姿が見えることもあります。北朝鮮側とは反対の屋外に設けられたフォトゾーンからは、四方を山に囲まれたパンチボウル地区をみおろすことができます。
「乙支展望台」のスポット情報を見る>>
※展望台内の撮影は可能ですが、北朝鮮側の窓を向いての撮影は禁止です。また、展望台周辺道路での北朝鮮方向の撮影も禁じられています。

標高1,000メートル以上の
尾根にある展望台

悪天候の日は
スライドの上映を実施

フォトゾーンから
パンチボウル地区を一望!
楊口戦争記念館
朝鮮戦争当時、半年間に9つもの戦いが繰り広げられた楊口地域の戦闘史を学ぶことができる楊口戦争記念館(
地図4)。9つの展示空間では、実際の戦いで使われた武器などを見ることができるほか、映像室や生存者の証言を展示したコーナーもあります。屋外にはそれぞれの戦闘を象徴する9本の柱や、軍人たちの銅像、実際にDMZに張られている鉄柵などが展示されています。
「楊口戦争記念館」のスポット情報を見る>>

穴の空いたヘルメットなど
生々しい展示品も

それぞれの戦闘期間が
刻まれた9本の柱

DMZに設置されている鉄柵にも
触れることができる
楊口で韓国の歴史と現実を感じよう
朝鮮戦争において最も熾烈な戦いが繰り広げられたという楊口の歴史を再認識するとともに、終戦を迎えていない朝鮮半島の実状を深く知ることができる楊口パンチボウル地区。楊口郡内には他にも、休戦以降、50年以上民間人の立ち入りが禁じられていた「
頭陀淵(ドゥタヨン)渓谷」があり、手つかずの自然を満喫することもできます。楊口に訪れた際は、韓国の歴史と現実を肌で感じられる場所にもぜひ訪れてみてください。
お店データ
| 店名 |
楊口パンチボウル地区 |
| 電話番号 |
033-480-2674(楊口統一館) |
| 営業時間 |
(3~10月)9:00~18:00(最終受付15:30)、(11~2月)9:00~17:00(最終受付14:30) |
| 休業日 |
月曜 ※月曜が祝日の場合、営業し翌日休業、1月1日、旧正月・秋夕(チュソク)の当日 |
| 日本語 |
不可 |
| その他外国語 |
英語 |
| 支払方法 |
ウォン、カード(JCB,visa,master,amex) ※一部使用不可の場合あり |
| Eメール |
なし |
| 関連サイト |
なし |
-
無料
-
散策
-
夜景・ムード
-
文化財
-
世界遺産
-
ファミリー
お店データは日々最新の情報を保つべく調査・更新しておりますが、お客様の訪問時に変更している場合があります。「営業時間が異なる」「閉店していた」等の変更がありましたら、「口コミ」より編集・閉店申告にご協力ください。