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水道博物館

スドパンムルグァン / 수도박물관

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ソウル > 聖水洞・ソウルの森

ソウル特別市城東区往十里路 27 , 公園内

(3～10月)月～金曜10：00～20：00、土・日10：00～19：00、(11～2月)月～金曜10：00～19：00、土・日10：00～18：00

月曜、1月1日、旧正月・秋夕(チュソク)の当日

*登録日時点の情報のため、変更する可能性があります。

16 出発到着

ソウルの水道水｢アリス｣について楽しく学べる博物館

ソウルの森に2008年に開館した｢水道博物館｣は、ソウルの水道水｢アリス｣の歴史と文化、水と環境の大切さを学べるスポットです。韓国初の近代浄水場であり、ソウル市有形文化財72号に指定されている｢本館(旧送水室)｣と｢ワンソッ濾過地｣、企画展示も行われる｢別館｣や、｢野外展示場｣、｢野外体験施設｣、｢水と環境展示館｣があります。事前に予約をすると、隣接する｢トゥットアリス浄水センター｣で１日75万トンの水を浄水している過程や貯水場などの見学も可能です。

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ソウルの水道水｢アリス｣について楽しく学べる博物館

｢水道博物館｣は、2008年４月にソウルの水道水｢アリス｣通水100周年を迎え、水と環境の大切さ、水道水の歴史と文化、水道水の安全性と素晴らしさを伝えるために開館しました。

博物館は、ソウル東部の巨大な都市型公園「ソウルの森」の敷地内、｢トゥットアリス浄水センター｣の隣に位置。ここは韓国初の近代浄水場であるトゥット水源地第一浄水場のあった場所でもあります。

敷地内では、アリスのイメージキャラクターの｢アリ｣と｢スリ｣が迎えてくれます。アリスという名前は、高句麗(コグリョ)時代の漢江(ハンガン)の呼び名である｢アリ｣と、韓国語で水を意味する｢ス｣から付けられました。

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施設・展示内容を紹介

水と環境展示館

体内の水分量で
水分年齢を算出

生命を維持するために不可欠な水の大切さについて、自然環境と人間の生活を通じて紹介し、水を大切に保護する必要性を発信している｢水と環境展示館｣。館内は水と環境、水と人間、水と生命水に関するテーマで構成。

生活用水をどれだけ消費しているのか、ペットボトルの量で視覚的に確認できる模型や、年齢や身長などを入力して体内の水分量を測定し、自分の水分年齢を算出できる体験コーナーなど、子どもから大人まで楽しめる展示内容です。

入口

生活用水の使用量が一目でわかる模型

水と環境、人についての展示がずらり

案内デスク

無料ロッカー

お土産にもらえるアリスの水

本館(旧送水室)

赤レンガ造りの美しいアーチ型玄関という、韓国の近代式建築物の特徴をよく現わしている本館。ワンソッ濾過地とともにソウル市有形文化財72号に指定されています。

1098年にここからソウルの四大門(興仁之門、崇礼門、敦義門、粛靖門)内と、日本軍司令部があった龍山(ヨンサン)一帯に水道水を供給し始めたのが、韓国における近代上水道の歴史の始まりです。送水室であったこの建物の中には、当時の送水用モーターやポンプなどが展示されています。

ワンソッ濾過地

韓国現存の鉄筋コンクリート建造物の中で最も古いもので、1908年から1990年まで実際に使用された施設を復元・整備し、現場見学の場として活用しています。

階段を少し下りたところにある、天井の低い薄暗い建物の中では、水が砂で濾過される過程の展示を見ることができます。

別館

今日までの上水道に関連した歴史・文化を紹介する展示や、季節ごとに入れ替わる企画展示が行われている別館。中でもソウル市内の６つの浄水センターから各地域に送られるアリスの水道地図を、光ファイバーで視覚的に学べる装置が子どもたちに人気です。

また、ソウル市内約188地点で行っている水道水の水質調査の監視結果を、リアルタイムで確認することができるホームページの紹介もしています(韓国語のみ)。

野外展示場

水道水を生産して供給するために使用された各種ポンプ、水道管、機械などが展示されています。 1920年代から最近まで実際に使用されていた機械で、水道技術の変遷を知ることができます。

野外体験施設

押し切りポンプ

1960～70年代に韓国の家庭で使用されていた井戸や押し切りポンプを展示。体験を通じて水道水の文化に触れられる施設です。体験を希望する場合は、案内デスクに申し出ましょう。

井戸

水のくみ上げを体験

トゥットアリス浄水センター

｢水道博物館｣に隣接する｢トゥットアリス浄水センター｣は、１日75万トンの水を浄水し、ソウル市７区79洞にアリスを供給しています。

センター内では浄水過程や貯水場などの見学も可能。見学を希望する場合、水道博物館に１週間前までに予約をしてください。(電話受付、韓国語のみ。平日9：00～17：00、土・日・祝日は休業)

水と自然の大切さを学べるスポット

私たちが普段、当たり前のように使っている水道水。韓国は日本に比べて水道代が安いため生活用水の使用量が多く、今のように使い続けると2025年には深刻な水分不足になるとも言われています。

水や自然の大切さを学ぶきっかけとして、ソウルの水道水の歴史ときってもきれない文化施設を訪ねてみてはいかがでしょうか。

お店データ

店名	水道博物館
電話番号	02-3146-5936
営業時間	(3～10月)月～金曜10：00～20：00、土・日10：00～19：00、(11～2月)月～金曜10：00～19：00、土・日10：00～18：00
休業日	月曜、1月1日、旧正月・秋夕(チュソク)の当日
日本語	不可
その他外国語	不可
支払方法	無料
Eメール	なし
関連サイト	arisumuseum.seoul.go.kr