国立現代美術館 徳寿宮館 クンニッヒョンデミスルグァン トクスグングァン / 국립현대미술관 덕수궁관
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市庁エリアに位置する近代美術専門美術館
市庁(シチョン)エリアに位置する徳寿宮(トクスグン)のなかで、ひときわ大きい西洋式の建物である徳寿宮美術館は、韓国近代美術史の体系化などを目的に国立現代美術館分館として1998年に再編成されました。そもそも李王家美術館新館として1938年に開館された徳寿宮美術館は中村與資平の設計で、古いながらも手狭さを感じさせない展示空間で作品鑑賞に集中しやすくなっています。独特の雰囲気漂う古宮内の美術館は見る人の感性を高め、ソウルの思い出をより豊かにしてくれるでしょう。 |
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徳寿宮(トクスグン)内にある「国立現代美術館 徳寿宮館」
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新しい文化空間形成に取り組む近代美術専門美術館
 徳寿宮(トクスグン)内にある「国立現代美術館 徳寿宮館」
 大韓帝国歴史館の東館(右)と西館(左)
日本の植民地政策の一環で李王家美術館新館(大韓帝国歴史館西館)として1938年に開館された徳寿宮美術館の建物は、明治期から昭和期に活躍した日本人建築家である中村與資平の設計です。
大韓帝国歴史館と同様に花崗岩が使われた正面玄関の柱と大壁が特徴の新古典主義建築です。本館(東館)と一帯で展示が行なえるよう往来できる渡り廊下も設けられています。
 入口正面の柱と、それ以外の柱を覆い隠す大壁
 東館と西館を連結する渡り廊下
手狭さを感じさせない落ち着いた展示空間
 2階中央ホール
植民地時代には日本近代美術が展示されていた大韓帝国歴史館と対照的に、朝鮮古美術などが陳列・展示されていたという徳寿宮美術館。数度の補修工事が施されてはいますが、外観や構造はほぼ当時のままを維持しています。
地上3階と地下1階の建物には4つの展示室、ミュージアムショップ、休憩空間、視聴覚室などがあります。館内は全体的に落ち着いた配色で、広くはありませんが適度な天井高が確保されている展示空間は、作品鑑賞に集中しやすくなっています。
2階
 インフォメーション
インフォメーションがある入口階の2階。吹き抜けになっている中央ホールを挟んだ両脇が展示室で、企画展示が行なわれます。
これまで「オルセー美術館展」、「ピカソとモダンアート展」、「レンブラントと17世紀オランダ絵画展」など、数十回を越える企画展が開かれています。
3階
階段を上がると吹き抜けの回廊になっています。3階も2階と同じく建物両脇が展示室で、常設展示が行なわれます。
取材時は所蔵品特別企画展の一環として、朴寿根(パク・スグン)、李仲燮(イ・ジュンソプ)、金煥基(キム・ファンギ)といった韓国近代を代表する作家50人余りの作品100点余りを鑑賞することができる「韓国近代美術、夢と詩」が開催されていました。
その他の施設・設備
1938年に建てられた古い建物ですが、スロープ・車椅子用トイレや授乳室・ロッカーなどの施設・設備はひととおり揃っています。車椅子、乳母車は2階のインフォメーションに申し出れば貸出してもらえます。
 車椅子の進入路が1階に設けられている
 授乳室
 ロッカー
回廊にベンチがたくさん配置されているおかげで鑑賞中に一息つくことができます。美術館の構造や窓の外の眺めもゆっくり楽しめます。
 床タイルや窓枠、吹き抜けの欄干などをじっくり眺めても面白い
 韓国アートチェーンのミュージアムショップ
 展示空間の雰囲気を壊さないよう配慮されているトイレ
国立現代美術館 各館の役割と主な機能
美術館名 |
コンセプト |
主な機能 |
ソウル館 |
同時代美術 現代アートの受容 |
企画展示(現代アート、ニューメディアアート)、複合文化センター |
徳寿宮館 |
韓国近代美術の再発見 |
企画展示(近代アート、所蔵品)、展示連係教育 |
果川館 |
韓国現代美術の定立 |
企画展示(現代アート、所蔵品)、美術研究センター |
無料シャトルバス運行中
果川館、徳寿宮館、ソウル館を巡る無料シャトルバスが運行中。10:00から2時間に1本の間隔で、1日に合計4本運行されます。
出発時刻 |
運行経路 |
10:00、12:00、14:00、16:00 |
ソウル館→徳寿宮館→果川館 |
果川館→ソウル館 |
※徳寿宮館からの出発時刻は、10:10、12:10、14:10、16:10となります。
※運行は、毎週火曜日から金曜日まで(土・日曜日、公休日は運行しません。)
その他のソウル市内の博物館・美術館もまわってみましょう!
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企画展示 徳寿宮の入場料別途 |
展示会別に設定 |
常設展示 徳寿宮の入場料別途 |
無料 |
基本情報
店名 |
国立現代美術館 徳寿宮館 |
住所 |
ソウル特別市 中区 貞洞 5-1
(서울특별시 중구 정동 5-1)
[道路名住所]
ソウル特別市 中区 世宗大路 99
(서울특별시 중구 세종대로 99)
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電話番号 |
02-2022-0600 |
Eメール |
なし |
営業時間 |
火・木~金・日曜10:00~18:00(最終受付17:00)、水・土曜10:00~21:00(最終受付20:00) |
休業日 |
月曜 ※月曜が祝日の場合、営業し翌日休業、1月1日、旧正月・秋夕(チュソク)の当日 |
日本語 |
不可 |
その他外国語 |
不可 |
支払方法 |
ウォン、カード(JCB,visa,master,amex) ※一部使用不可の場合あり |
交通 |
・地下鉄2号線市庁(シチョン、City Hall)駅 12番出口 徒歩5分
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関連サイト |
www.mmca.go.kr |
詳細情報 |
・バリアフリー施設:車椅子用トイレ、車椅子レンタル、スロープ
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こだわり |
無料散策夜景・ムード文化財世界遺産ファミリー
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ユーザー投稿写真 |
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2012.1.10 コネストqingさん クチコミ
2012.1.10 コネストqingさん クチコミ
2012.1.10 コネストqingさん クチコミ
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ユーザークチコミ |
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良
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stekoさん 2012.2.1
編集部日記「qingのソウル☆珍遊記」を見て訪問しました。
http://comm.konest.com/ediary/E05/2189
この美術館の催しは何度か訪問していますが、今回もよかったです。
しかも今回のイム・ウンシク写真展は入場無料(宮入場料は別途)ということで、
とてもお得な気分でした。
qingさんのを見てて、昔の明洞というのに惹かれましたが、
明洞のどの位置で撮られた写真かというのが略図上に示された展示も
あるにはありましたが、写真が人物中心なので、景色の変遷などは
思ったよりもあまり把握できなかったのはちょっと残念でした。
まぁ、写真展の主眼がそこでないといえばそうかもしれないですが。
明洞の変遷を感じられる展示会は、ソウル歴史博物館でも今やってるらしく
そちらも行ってみたいなと思っています。 ... |
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良
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コネストqingさん 2012.1.10
果川(クァチョン)にある国立現代美術館の分館として開館した美術館。名前のとおり五大古宮のひとつ、徳寿宮(トクスグン)内にあります。
1937年に王家の博物館として建てられた近代様式の建物を使用しており、展示はもちろん空間自体に雰囲気があって、いつもうっとりしてしまいます^^
これまで「ピカソとモダンアート展(2010-2011年)」「ホイットニー美術館展(2011年)」など海外の企画展や、韓国を代表する近現代芸術家の作品展が開かれてきました。
12月21日~2012年2月12日までは「韓国リアリズム写真の先駆者」といわれる、「イム・ウンシク写真展」が開催中。1950年代~の明洞(ミョンドン)を扱ったセクションが印象的でした。
※詳細は12.01.10の編集部日記も参考: http://comm.konest.com/ediary/E05/2189
1階のアートショップは、種類は少ないものの弘大(ホンデ)の「サンサンマダン」にあるようなデザインプロダクトもちらほら。
トイレは館内にありますが、隠し部屋のようなかなりわかりにくい位置にあるので注意です(^^;
500ウォン返却式のロッカーもありました。
チケットは、徳寿宮入口むかって右端の売り場で購入。美術館チケットで徳寿宮も一緒に見学できます。
トルダムキル(石垣道)沿いにはソウル市立美術館もあり、近代建築も多いので、アート好き・散歩好きには絶好のスポットですー! ... |
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