順天湾湿地

スンチョンマンスッチ / 순천만습지
4.8
(12件)
全羅南道 順天市 順天湾キル 513-25 , 一帯
(11~2月)8:00~17:00(最終受付16:00)、(3~4月、9~10月)8:00~18:00(最終受付17:00)、(5~8月)8:00~19:00(最終受付18:00)
最終月曜 ※月曜が生態探検船休業
*登録日時点の情報のため、変更する可能性があります。

年間300万人以上が訪れる世界5大沿岸湿地の1つ

全羅南道の順天市南部に広がる順天湾は、2.3平方キロメートルの葦畑や、28平方キロメートルに及ぶ干潟が広がる自然の宝庫です。冬になると越冬のため南に向かう渡り鳥の中継地となるほか、1年を通じて約230種もの鳥が確認でき、2006年にはラムサール条約に登録され、2011年に発刊した「ミシュラングリーンガイド韓国編」でも最高点の三ツ星がつけられたほか、2021年には「ユネスコ世界自然遺産」に登録されました。公園の入口から公園内の一番奥にある龍山展望台までは片道だけでも1時間30分程かかるため、公園内の全てを見学する際は3~4時間程度の見学時間を見込んでおきましょう。

※動画提供:国家遺産振興院「国家遺産チャンネル(K-HERITAGE CHANNEL)」
年間300万人以上が訪れる世界5大沿岸湿地の1つ
全羅南道(チョルラナムド)の順天(スンチョン)市南部に広がる「順天湾」は、2.3平方キロメートルの葦畑や、28平方キロメートルに及ぶ干潟(ケッポル)が広がる自然の宝庫です。

冬になると越冬のため南に向かう渡り鳥の中継地となるほか、1年を通じて約230種もの鳥が確認できるなど鳥類にとって国内最大の楽園となっており、2003年には国内の湿地保護地域に登録、2006年にはラムサール条約に登録され、2011年に発刊した「ミシュラングリーンガイド韓国編」でも最高点の三ツ星がつけられました。

そして、2021年には「ユネスコ世界自然遺産」に登録され、ますます人気が高まっています。
「順天湾湿地(自然生態公園)」の入口から公園内の一番奥にある「龍山(ヨンサン)展望台」までは歩くと片道だけでも1時間30分程かかるため、公園内の全てを見学する際は3~4時間程度の見学時間を見込んでおきましょう。公園内はとても広いため、ここでは公園入口付近、葦畑、龍山展望台の3つのエリアに分けて紹介します。訪問の際は旅行日程やその時の体調に合わせながら、見学範囲を計画してみましょう。

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施設紹介
入口付近
公園の入口。ここでチケットを見せます。
公園の入口。ここでチケットを見せます。
入口を入ってすぐ左側に見える大きな建物が「順天湾自然生態館」と「順天湾天文台」です。自然生態館は順天湾に生息する多様な生物について展示があり生態学習の場となっています。
「順天湾自然生態館」(右)と「順天湾天文台」(左)※天文台観測は要事前予約。
「順天湾自然生態館」(右)と「順天湾天文台」(左)※天文台観測は要事前予約。
生態館内には順天湾に関する数々の展示があります。
生態館内には順天湾に関する数々の展示があります。
天文台の2階は展望スペースになっています。
天文台の2階は展望スペースになっています。
生態探検船
また、公園内には乗り物があり、手続きや案内はすべて韓国語ですが、より遠くまで足を運ぶ事もできます。船上でガイドの話を聞きながら、広大な葦畑や干潟、数多くの鳥を間近で眺める事ができる往復約6kmの船旅(往復約35分所要)です。運航や料金など詳細は現地でご確認ください。
順天湾に広がる葦畑と干潟
ムジン橋という木製の橋を渡ると「順天湾湿地」の見所の1つ、葦畑(カルテパッ)が広がっています。

約1.2kmのコースで往復するのに約30~40分程度のコースですが、干潟の上に広がる葦の合間には木製の散策路が整備されているので、気軽に見て回ることができます。葦は季節ごとに色が異なるので、時期を変えて訪問すれば、その度に新しい風景を楽しめる事でしょう。
ムジン橋を渡ると葦畑が広がるエリアです。
ムジン橋を渡ると葦畑が広がるエリアです。
また、散策路の上から足元の干潟を覗いてみると、素早く動く小さなカニやムツゴロウなどが確認できます。ムツゴロウはきれいな干潟にのみ生息すると言われているため、順天湾の干潟がいかに素晴らしいかを実感する事ができます。

なお、この一帯では「ムツゴロウを100匹食べると風邪を引かない」と伝えられており、「順天湾自然生態公園」周辺には「順天湾」に生息するムツゴロウを料理した「ムツゴロウ鍋(チャントゥンオタン)」の飲食店が集まっています。散策後、ムツゴロウ鍋を食べてスタミナをつけてみるのも良いでしょう。
干潟を見てみると小さなカニがたくさんいます。
干潟を見てみると小さなカニがたくさんいます。
ムツゴロウ(チャントゥンオ)もたくさん!(冬場は冬眠)
ムツゴロウ(チャントゥンオ)もたくさん!(冬場は冬眠)
龍山展望台
また、天気の良い日には夕日の名所としても知られています。夕日が干潟やS字型の川に反射し、干潟が黄金に輝く光景を見られるのが公園内の一番奥にある「龍山展望台」です。ムジン橋からは片道約1時間の距離で展望台は小高い丘の上にありますが、歩きやすい靴を履いていれば、無理なく展望台まで訪れる事ができます。

なお、夕日を見る場合は日没前に「龍山展望台」に到着するよう、事前に時間を計算しながら移動しましょう。
葦畑を過ぎ、吊橋を渡ると登り道になります。
葦畑を過ぎ、吊橋を渡ると登り道になります。
途中、階段コースと緩やかな坂道コースに分かれ、20分ほど進むと再び合流します。
途中、階段コースと緩やかな坂道コースに分かれ、20分ほど進むと再び合流します。
龍山展望台。ここから目の前に広がる大パノラマを満喫しましょう!
龍山展望台。ここから目の前に広がる大パノラマを満喫しましょう!
生態保護の発信地として
「順天湾」を訪れる鳥類の中には、韓国の天然記念物に指定されているナベヅル、ヘラサギ、ミヤコドリや、絶滅危惧種のズグロカモメなども確認されています。

「順天湾湿地自然生態公園」では、これからも鳥類や干潟に生息する生物の楽園として、また葦畑をはじめとした自然の宝庫として、この美しい自然を守っていこうと、数年先・数百年先を見据えた努力が行われています。

お店データ

店名 順天湾湿地
電話番号 061-749-6052
営業時間 (11~2月)8:00~17:00(最終受付16:00)、(3~4月、9~10月)8:00~18:00(最終受付17:00)、(5~8月)8:00~19:00(最終受付18:00)
休業日 最終月曜 ※月曜が生態探検船休業
日本語 不可
その他外国語 不可
支払方法 ウォン、カード(JCB,visa,master,amex) ※一部使用不可の場合あり
Eメール gikimi@sc.go.kr
関連サイト scbay.suncheon.go.kr/wetland
  • 無料
  • 散策
  • 夜景・ムード
  • 文化財
  • 世界遺産
  • ファミリー

お店データは日々最新の情報を保つべく調査・更新しておりますが、お客様の訪問時に変更している場合があります。「営業時間が異なる」「閉店していた」等の変更がありましたら、「口コミ」より編集・閉店申告にご協力ください。

地図・アクセス

全羅南道 順天市 順天湾キル 513-25 , 一帯
(전라남도 순천시 순천만길 513-25 , 일대)
[地番住所]
全羅南道 順天市 大垈洞 162-2, 一帯
(전라남도 순천시 대대동 162-2, 일대)
順天駅 タクシー約20分

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ユーザー口コミ

4.8
(12件)
歩ける気候だったら楽しいです
yohko0523さん
順天駅からバスで行きました。
インフォメーションセンターの方が丁寧に英語で教えてくれました。
信号を渡って左側にあるバス停から、湿地に行くには66番のバスしかいかないようで本数も少なく結構待ちました。
乗ったら15分位で入口到着。
入場料は湿地の方はセット券はなく共通の10000W
スカイキューブは片道6,000W乗り場で買います。
湿地からスカイキューブ乗り場まで歩こうとしたら半強制的にオープンバスに乗り、スカイキューブはアジョシと同乗で庭園まで。
なかなか速度も速いですが会話なんてあるはずもなく気ままずい時間。
滞在時間3時間ほどでなかなか歩きました。
気温も程よく、またゆっくり歩きたいと思いました。
トイレは気にするほど少なくないと思います。
小雨の中・・素敵でした。
江戸川コナンさん

モノレールにのってそこから
バスで約5分(徒歩15分)で・・
素敵な湿地帯が・・。。。
素敵な植物たちが生い茂っておりました。
展望台までかなり歩きます。
하루0130さん
2時くらいから順天湾国家庭園を回って、スカイキューブに乗り、降りたら順天文学館がすぐにあります。
その後はひたすら一面にに広がる葦畑を歩き、山の入り口からは30分ほど登山…4時過ぎに展望台に到着しました。
17時過ぎの日没まで夕焼けを拝んでから帰りました。
船が翼状の波長を作ってくださる演出が素晴らしかったです。
また機会があれば…いつか行きたいなぁ( ^ω^ )
2018.11.24 雨のち晴れ
順天湾の干潟と葦と夕陽。
floweryukiさん
一泊二日の弾丸、目的地は順天湾、目的は干潟と葦と夕陽です。

9月24日、曇り時々晴れ間が射すというお天気で、それなりにしっとりとした風景を観る事ができました。干潟と葦を観て、夕日が沈む瞬間を撮ることが目的、博物館や展示館には入らず葦畑の中で穏やかに過ぎていく時間に身を任せました。とは言え、上等のカメラは持っていませんので、曇天のせいで光が足りず写真は全部ボケボケ、まいっかぁ。夕陽の激写ができなかったのが心残りです。これは次回訪問時の課題にします。
トイレ ネタですみません。
floweryukiさん
9月24日、念願の湿地見物に行くことができました。見事な湿地の広がり、葦原の波、干潟の煌き、好みの被写体ばかりです。残念な事に、七面草がやっと紅く色付き始めたばかりで辛うじて肉眼で確認できるだけ、これも湿地の葦原と同じく強い旅の動機付けでしたので、あと2週間遅く来ていたらと悔やまれました。

それはさておき、公園入口辺りと言いましょうか券売所近くと言いましょうか、そこにはトイレが3か所あります。そして、入場してから進んで行くと、葦畑探訪路の途中、ムジン橋の手前にまた一か所、更に龍山展望台(順天湾展望台)に向かって行く覚悟の人のための最終トイレ(LAST REST ROOM, 마지막 화장실 )が吊り橋の手前に一か所あります。この吊り橋からの上り坂は日常生活に費やす以上の体力が要りますので普段から運動をし慣れていない向きは気を付けた方が良いです。韓国ハルモニは軽く登っていましたが。

公園入口から最終の展望台まではちょっとした距離ですし、のらりくらりと歩きながら立ち止まっては、空を行く鳥の群れを見ながら葦原をわたる風の音を聴いたり湿地の蟹の数を数えたりしていると生半可な時間では足りません。散策路を歩いてから展望台への山道を登り、物好きな私はその展望台で3時間、葦原を眺めて過ごしました。

と言う事でトイレは大事ですので、吊り橋手前のトイレには「LAST REST ROOM, 마지막 화장실」と諄く書かれているのだと思います。何と言ってもラムサール条約登録地です、立ち〇ョンや野〇ソはご勘弁くださいという、管理者の意思表示でしょう。

入場前は探訪路の距離やトイレ事情などは念頭になく、先にトイレに行っておこうかなくらいの軽い気持ちで券売所に一番近い所に入ったところ、入場客が多いのでトイレも混んでいました。流石、ラムサール条約!とか、流石、国際庭園博覧会!いよっ!博覧会が終わってもこの人出!とか、これから入場する気持ちに勢いが付きワクワクが大いに高まったものです。

で、何故こんなにしつこく引っ張るのかと言うと、入ったトイレの鍵がこれだったからです。→写真参照のこと。

その後、公園内のトイレには入る勇気が無く、水分摂取を控えて葦原との語らいの4時間を耐え、大自然の中の大湿地帯でラムサール条約登録基準や、トイレの鍵がこんなである場合を体験してしまった事や、そもそも排泄動作を他人に見られて恥ずかしがるのは人間だけである事や、自然保護に力を入れているのでトイレには割く余裕がなくて・・・な事や、それはまあ色んな思いが頭を駆け巡った訳です。

葦原その他の美しい画像は他の投稿に委ねます。
順天でのメインイベント!
mi-tan☆さん
夕日に照らされた順天湾を見たくて、このGWに順天に来ました~
順天湾国家庭園と入場料はセットで8000ウォン。ちなみに順天シティーツアーに参加し、参加証を見せると団体料金(6000ウォン)にしてくれます^^
庭園からこの湿地の入口まではスカイキューブというモノレールで15分くらいで移動できます。片道6000ウォン。もちろん歩いても移動できますが、たぶん1時間はかかります。湿地の入口からも1時間以上歩くので私たちは体力温存してスカイキューブ乗りました。
さて、スカイキューブを降り、葦畑を歩いて行きます。人も少なく、静かで、風が吹くと葦畑から音がします。20分ほど歩くと、自然生態公園の中心辺りまで来ます(まだ…)。市内バスで来るとこの辺りに到着します。
ここから、展望台(용산전망대)まで葦畑の中をひたすら歩きます。きっと、あの遠くに見える山の上にあるんだろうなぁと想像しながら…夕暮れに間に合うようにがんばって歩いて、登って、約1時間くらいでついに到着~
圧巻です!これが見たかった~!!
夕日に照らされた順天湾が一望できます。日が沈んでいくのを眺めながら、順天湾を堪能しました。ただ逆光なので写真は苦労します(^_^;)
なので直接行って目で見るのがいいですね~
順天湾自然生態公園
みえぽんさん
2014/11/2に行きました。
入場料5000WON。
順天駅前のバス停から66番のバスに乗車しました。
バスターミナルとは反対方向に行くバスに乗り
約20分で順天湾バス停留所に到着。
66番の他には、67番と670番(本数少ない)が順天湾を通過します。

松広寺を訪れる目的で順天に来て、ここには来る予定はありませんでしたが、
市内各所で順天湾の看板などを見かけて行ってみました。

一面葦畑です。
手に届く所にはいませんが
上空をたくさんの鳥が飛んでいます。
葦畑の中を流れる川には順天湾へと下る船が運航しています。
湿地帯にはカニなどの生物もいました。
葦(アシ)の花が咲きました
[退会ユーザー]さん
 葦の花が咲きました。

 渡り鳥がたくさんやってきました。

 七面草が赤い衣をまといました。


 順天湾は、これから、1年で一番美しい姿を見せます。
ものすごい人出でした
はおみんさん
2013.11.02

博覧会が終了して人が集中したのか、はたまた時期的なものなのか、ものすごい人出でした。

展望台まで往復しましたが、普段運動をしない小生にとっては、ちょっときつかったですが、展望台から湾内に色づく藻類が見えて、登った甲斐がありました。

順天湾に生息する『ムツゴロウ』を使った名物料理もあったのですが、時間が足りなくて、食べることが出来ず残念でした。

周辺のお店情報

コネスト予約センターコネスト予約センターコネスト予約センター
・営業時間 9:30~18:00(月~土)
・休業日  日曜日・1月1日
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