韓国移民史博物館

ハングッイミンサパンムルグァン / 한국이민사박물관
 ―  (0件)
仁川広域市 中区 月尾路 329
9:00~18:00(最終受付17:30)
月曜 ※月曜が祝日の場合、営業し翌日休業、祝日の翌日、1月1日
*登録日時点の情報のため、変更する可能性があります。

韓国人移民の歴史がテーマの博物館

1900年代初めから約100年間に韓国から世界各国に移り住んだ人々の歴史をテーマにした韓国移民史博物館。韓国から最初に公式の移民船が出た仁川市の仁川港近くの月尾島(ウォルミド)地区にあります。ハワイやアメリカ大陸への移民を中心に、暮らしや仕事の様子のジオラマやそこで使った道具の実物や複製を展示。厳しかった農作業や、粗末だった生活環境、苦労の末の成功について伝えています。日本を経由した船による海外渡航も紹介され、日本人を始めとした外国人にも興味を覚えられる内容になっています。

特徴
韓国からの海外移民の歴史がテーマ
日本を経由した船による海外渡航の様子も紹介されています
日本を経由した船による海外渡航の様子も紹介されています
1900年代初めから約100年間に韓国から世界各国に移り住んだ人々の歴史をテーマにした韓国移民史博物館。韓国から最初に公式の移民船が出た仁川市の仁川港近くの月尾(ウォルミ)公園内にあります。

ハワイやアメリカ大陸への移民を中心に、暮らしや仕事の様子のジオラマやそこで使った道具の実物や複製を展示。厳しかった農作業や、粗末だった生活環境、そして苦労の末の成功例などについて伝えています。
韓国(朝鮮半島)からの移民
最初の移民船と当時の仁川港の絵葉書
最初の移民船と当時の仁川港の絵葉書
1800年代末に凶作や日本の圧力の影響で中国やロシアの極東に向けて移住する人が増加。約120人が乗った初めての公式の移民船が1902年にハワイを目指して出発しました。その後、中南米への移民船が続き、現地で開墾などに従事。日本植民地時代には日本や中央アジアなどにも労働者が渡りました。

朝鮮戦争後はアメリカや南米、ドイツなどのヨーロッパが移民先となり、各種の仕事に従事。2000年代初めには海外で暮らす韓国系人は約700万人に達したとされています。

韓国旅行おトク情報

仁川から日本経由でハワイの農場へ
3階建ての建物のうち、1、2階を使って展示。1階の受付で、日本語のパンフレットがもらえるほか、パスポートなどの身分証を預ければ、日本語でも案内される音声ガイドの端末機が無料で借りられます。

受付前にハワイから贈られた、母親を失ったモンクアザラシのはく製が、母国から離れた移民の立場の象徴として展示されています。受付の右側にあるエスカレーターで2階に上がってから見学します。
移民船のデッキにも似た外観
移民船のデッキにも似た外観
音声ガイドの端末機とパンフレット
音声ガイドの端末機とパンフレット
モンクアザラシのはく製
モンクアザラシのはく製
第1展示室
韓国初の公式の移民団を乗せた船が、1902年12月に、開港まもない仁川港を出発する状況から紹介。同港の写真やジオラマ、当時のパスポートに当たる身分証(複製)を展示し、移民を余儀なくされた経済状況や渡航の様子も振り返っています。身分証は当時の大韓帝国が発行し、当初は漢文でしたが、1904年には英文も併記したうえ太極旗も記載されています。
第1展示室の最初の部分
第1展示室の最初の部分
当初の漢文の身分証
当初の漢文の身分証
英文が併記された身分証
英文が併記された身分証
移民団が仁川で乗った船は日本の「玄海丸」で、2日後に長崎に到着。そこで一行はアメリカ汽船の「ゲーリック号」に乗り換えて20日かけてホノルルに着きました。ただし長崎での身体検査で約20人が下船させられ、最終的な渡航者は102人でした。

展示の中には彼らの実物大の写真や船で使ったかばん、両船の模型もあります。ちなみに当時のハワイはアメリカ合衆国に併合されてまもないころでした。
1900年代初めの仁川港の模型
1900年代初めの仁川港の模型
渡航者の写真やかばんがある展示室
渡航者の写真やかばんがある展示室
「ゲーリック号」の模型
「ゲーリック号」の模型
第2展示室
ハワイのサトウキビ畑を模した実物大のジオラマがある通路を抜けると現れるのが、同地で開拓に従事した移民の生活を紹介する展示室。

農業従事者にあてがわれた住居の庭で草花の代わりに韓国野菜を育てる姿やハワイ韓国人学校の教室のジオラマ、同校で使われていた教科書や机、日本植民地時代に日本帝国が発行した身分証(パスポート)があります。
サトウキビ畑のジオラマ
サトウキビ畑のジオラマ
日本帝国が発行した身分証
日本帝国が発行した身分証
ハワイ韓国人学校の教室
ハワイ韓国人学校の教室
農場労働者が持たされた「Bango」札
農場労働者が持たされた「Bango」札
日本人の農業労働者にならって韓国人も持たされていた日本語の番号の意味の「Bango」札も展示しています。移民した男性の写真だけをもとに縁談を決め移民した女性たち。相手との年齢差や厳しい労働状況にショックを受けて苦労した「写真新婦」の話も紹介しています。

また当時のハワイの韓国人労働者は先に移民していた日本人より労賃が安く、その一部は韓国の独立運動に寄付していたそうです。
第3展示室
キューバやパラグアイなどの中南米での移民生活に関する生活用品や農機具などの展示で、ハワイ以上に過酷だったという労働環境などを紹介。移民の家族や粗末な家、慰問に訪れたとみられる朝鮮王族の写真も飾られています。

メキシコでは開拓者に4年間の債務を課して農奴のように扱うアシエンダと呼ばれる制度があったことや大型植物の刈り入れに苦労したことが説明されています。
キューバ移民の展示
キューバ移民の展示
メキシコの農場のジオラマ
メキシコの農場のジオラマ
移民の写真
移民の写真
韓国の独立支援のためにアメリカが1944年に発行した太極旗が描かれた切手も展示。移民の間に反日意識が高かったことを伝えています。移民生活の情報週刊紙の展示などで移民社会の親睦ぶりも紹介しています。

展示室の間の通路の壁には、移民初期から1905年まで計64回にわたって韓国からハワイに渡った7400人余りの名前が刻まれたプレートが埋め込まれています。
韓国独立を支援する切手
韓国独立を支援する切手
移民生活の情報紙
移民生活の情報紙
ハワイ移民の名前のプレート
ハワイ移民の名前のプレート
第4展示室
各種の海外移民記念事業や文化活動、移民成功者のゆかりの品などを展示。ハワイ移民90周年を記念して仁川市が作った扇子や、韓国系のハワイ州最高裁判所長官が使った木槌が展示されています。

また移民先国家の人口や言語の紹介パネルや、その国の韓国系人の暮らしを伝える画面もあります。さらに外国の韓国人や韓国の外国人に関する韓国の法律の条文集のパネルも展示されています。
移民先国家の紹介パネル
移民先国家の紹介パネル
日本の韓国系人を紹介する映像
日本の韓国系人を紹介する映像
在韓外国人に関する法律の条文
在韓外国人に関する法律の条文
出口の手前に移民が盛んだった日本植民地時代の郵便ポストを設置。最初の移民船や仁川港、同館を写した絵葉書が横に置かれていて、海外の韓国系人に向けたメッセージを記して投函する仕組みになっています。
様子
国際化の中で見直される移民の歴史
アメリカ移民100周年を2003年に迎えたのを契機に計画され、海外の韓国人の協力もあって2008年に開館した同館。移民の悲しみや喜びが息づく、現在と未来が共存する場所を目指しています。

またその体系化も目的で、将来はロシアや中国への移民に関する展示も構想しているといいます。海外旅行を含めて国際化が進み、いっそうボーダレス化する現代社会。自分と子孫の将来をかけて海外にわたり困難と闘った人々の歴史が、改めて注目されるべき時期なのかも知れません。

お店データ

店名 韓国移民史博物館
電話番号 032-440-4710
営業時間 9:00~18:00(最終受付17:30)
休業日 月曜 ※月曜が祝日の場合、営業し翌日休業、祝日の翌日、1月1日
日本語 不可
その他外国語 不可
支払方法 無料
Eメール なし
関連サイト www.incheon.go.kr/museum/MU040102
備考 ・日本語表示:あり(日本語パンフレットあり)
・日本語無料ガイド:あり(受付で音声端末機レンタル・要身分証明証)
  • 無料
  • 散策
  • 夜景・ムード
  • 文化財
  • 世界遺産
  • ファミリー

お店データは日々最新の情報を保つべく調査・更新しておりますが、お客様の訪問時に変更している場合があります。「営業時間が異なる」「閉店していた」等の変更がありましたら、「口コミ」より編集・閉店申告にご協力ください。

地図・アクセス

仁川広域市 中区 月尾路 329
(인천광역시 중구 월미로 329)
[地番住所]
仁川広域市 中区 北城洞1街 102-2
(인천광역시 중구 북성동1가 102-2)
1号線 仁川駅
1番出口 バス10分
地下鉄検索

韓国旅行おトク情報

ユーザー口コミ

まだ口コミがありません。
最初の口コミ投稿をお待ちしています!

周辺のお店情報

コネスト予約センターコネスト予約センターコネスト予約センター
・営業時間 9:30~18:00(月~土)
・休業日  日曜日・1月1日
道路名住所」とは?
2014年から施行された新しい韓国の住所表記法です。 → 詳細