ユネスコ世界記録遺産「直指」誕生の地、清州にある印刷博物館

忠清北道(チュンチョンブット)清州(チョンジュ)市にある「清州古印刷博物館」は、木版印刷から金属活字に至るまでの韓国の印刷文化を紹介すべく、1992年に設立されました。清州は、ユネスコ世界記録遺産に登録されている世界最古の金属活字本「直指」を刊行した寺院が所在していた都市として、近代印刷技術の発展と関わりの深い地です。館内の展示説明は主に韓国語ですが、インフォメーションでは日本語パンフレットを完備。製本までの過程を人形で表現したコーナーや、東洋・西洋の印刷文化を紹介したコーナーなどが見どころです。