仁王山(ソウル城郭)

イナンサン(ソウルソンガッ) / 인왕산(서울성곽)
5.0
(3件)
ソウル特別市 鐘路区 仁旺山路 , 一帯
なし
なし ※気象状況により変更になる場合あり
*登録日時点の情報のため、変更する可能性があります。

EVENTS

このスポットで開催中の
イベント

ソウル城郭(漢陽都城) 完走記念品

朝鮮時代の四大門・四小門を踏破して記念品をGET

常時開催イベント

城郭沿いの登山コースからソウル都心部を一望

「仁王山(イナンサン)」は、朝鮮時代の王宮「景福宮(キョンポックン)」の北西に位置する標高338メートルの低山です。稜線に沿って続く「ソウル城郭(漢陽都城)」沿いを中心に、自然が満喫できる手軽なハイキングコースが整備されていて、登山初心者でも頑張れば十分に踏破できます。一生懸命、登った先の展望スポットからは、都心部の高層ビル群を一望!夕景・夜景も見事でプロのカメラマンも良く訪れます。登山コースは「景福宮」西側の「社稷(サジッ)公園」を起点として頂上まで往復したり、頂上から東へ「彰義門(チャンイムン)」へと抜けるコースが一般的です。なお、軍事施設が残っているため、案内板の通り、一部の区間で写真撮影が禁じられています。

※動画提供:国家遺産振興院「国家遺産チャンネル(K-HERITAGE CHANNEL)」
特徴
ソウル都心部を「空の上」から眺める!
「仁王山」の標高は338メートルと低く、登山初心者でもチャレンジできる山です。ソウル都心部にあるため、地下鉄市内バスで登山口まで気軽にアクセスでき、特に週末は多くのハイカーで賑わい、頂上での記念写真は長蛇の列が出来ることもしばしば。

頂上付近の各スポットから眺められる景色は絶景で、韓国の芸能人・K-POPアイドルも登山して、SNS(ソーシャルメディア)にアップロードする人も多く、「いつか行ってみたい、同じ景色を見てみたい!」と思っているファンも多い展望スポットです。

日中の景色はもちろん、朝日(初日の出)、夕陽、夜景、そして秋は紅葉を見にトレッキングしてみませんか?

韓国旅行おトク情報

仁王山の歴史・名前の変遷
頂上の標識
頂上の標識
朝鮮王朝の初期は、宮殿「景福宮(キョンボックン)」の西側にそびえている、という理由から「西山(ソサン)」と呼ばれました。

世宗大王(セジョンデワン)の時代に、都を守護する山という願いを込めて、仏教の守護神・金剛力士「仁王」をもとに名付けられた、と伝えられています。

日本による植民地時代になると、漢字「王」の使用禁止令が下り「仁旺山」に変更され、1995年に再び本来の「仁王山」に戻りました。
青瓦台の建物も良く見える
青瓦台の建物も良く見える
1968年1月に、朝鮮民主主義人民共和国(通称:北朝鮮)の武装ゲリラ集団による「青瓦台(チョンワデ)襲撃未遂事件」が勃発し、それ以降、「仁王山」と、その隣の「北岳山(プガッサン)」の2山が、特別警備地域に指定され、民間人の立ち入りが禁止されました。

現代になり、「仁王山」は2007年に全面開放し、「北岳山」は2022年に全面開放されましたが、当時の名残から登山道には軍事施設が残っているため、一部、撮影が禁じられている区間があります。登山道にある案内板をご確認ください。
ソウル城郭(漢陽都城)の一か所
「仁王山」の登山道には城壁があります。

これは「ソウル城郭」と呼ばれ、朝鮮時代の首都・漢陽(ハニャン)を外敵から守るために築かれたもの。正式名称を「漢陽都城(ハニャントソン)」と言い、国の文化財に指定されています。

1396年から建築が始まり、「仁王山」、「北岳山(プガッサン)」、「駱山(ナクサン)」、「南山(ナムサン)」の稜線や平野部に築城されました。

4山の城郭を踏破する「スタンプラリー」も人気で、ハイカーやトレイルランナーの姿もよく見かけます。
登山道は複数あり
頂上へは様々な登山ルートから登頂できますが、最も一般的なのは城壁沿いを進むコースで、「景福宮(キョンボックン)」近くの「社稷(サジッ)公園」付近からの南側コース、「彰義門(チャンイムン)」からの東側コースが人気です。

そのほかには「鞍山(アンサン)」とも繋がっている西側コース、「汽車岩(キチャパウィ)」を経て「祥明大学(サンミョン・テハッキョ)」や「弘智門(ホンジムン)」へとつながる北側コースなどがあります。
仁王山登山のポイント
・山中に売店、お手洗いはありません。
・軍事施設付近では撮影できない旨が書かれた案内板があります。
・夜間も開放されていますが、暗い区間があるので、ヘッドライト等をご準備ください。
・スニーカーでも上り下りできますが、岩肌を進む滑りやすい区間があるので登山靴・トレッキングシューズの方が安全です。
南側コース
※片道 約1.5㎞、目安60~90分
南側コースから眺められる景色
南側コースから眺められる景色
地下鉄3号線「景福宮(キョンボックン)駅」、「独立門(トンニンムン)駅」、5号線「西大門(ソデムン)」からアクセスできます。

大きな建物「光化門(クァンファムン)アートホール」のすぐ西にある「セブンイレブン」前が登山口になるので、地下鉄駅からまずはここを目指しましょう!

<セブンイレブン前の登山口の場所>
道なりに進み一度、車道に出た後、目の前にある階段へ。ここから本格的な石階段の登山道がはじまります。

城郭沿いの階段を上りながら、途中で後ろを振り返ってみれば、ソウル市内中心部の高層ビル群や「Nソウルタワー」までよく見渡せます。
撮影ポイント「虎岩(ポムパウィ)」
虎岩
虎岩
城郭沿いの石階段を頑張って登っていくと、大きな岩のある開けた展望スポットに到着します。

ここは「虎岩(범바위・ポムパウィ)」と呼ばれる一枚岩で、ここからの景色が絶景!

昼間・夕景・夜景どの時間帯でも、市内中心部を眺めるステキな写真が撮れるスポットで、訪問すれば撮影を楽しんでいる人たちがいることでしょう!
<虎岩から見える景色>
「Nソウルタワー」
「Nソウルタワー」
蚕室(チャムシル)の「ロッテワールドタワー」
蚕室(チャムシル)の「ロッテワールドタワー
「景福宮(キョンボックン)」
「景福宮(キョンボックン)」
汝矣島(ヨイド)の「63ビルディング」
汝矣島(ヨイド)の「63ビルディング
<虎岩から見える夕景・夜景>

<虎岩から頂上へ>
「虎岩」を過ぎ、少し下ったのち、再び登った先が「仁王山」の頂上で、「頂上・338メートル」と書かれた頂上碑もあります。ここから先は、花崗岩の岩肌が続き、滑りやすい区間もあります。

写真撮影が目的の方の中には、この「虎岩」までとし、下山する方も少なくありません。

下山後は、西村(ソチョン)のレストランやカフェ、世宗マウル飲食文化通りの焼肉店、マッコリ&チヂミ店などで登山の疲れを癒してみませんか?
東側コース
※片道 約1.3㎞、目安50~80分
北小門こと「彰義門(チャンイムン)」
北小門こと「彰義門(チャンイムン)」
付岩洞(プアンドン)方面の景色
付岩洞(プアンドン)方面の景色
東側コースは、「彰義門(チャンイムン)」や「尹東柱(ユン・ドンジュ)文学館」付近から登っていきます。

登山口があるエリアは「付岩洞(プアンドン)」と呼ばれるレストランやカフェ、美術館が集まる山の手のおしゃれスポットなので、下山後のお食事やカフェ休憩に良いでしょう。

周辺に地下鉄駅はないので「彰義門」や「付岩洞」へ行く市内バスやタクシーで行き来できます。
<バス停>

「尹東柱文学館」隣にあるバス停から、すべてのバスが3号線「景福宮駅」付近のバス停に停車します。下山後、地下鉄駅までの移動にご利用ください。
また、体力に余裕があればすぐ隣の山「北岳山(プガッサン)」もセットで縦走できますが、「北岳山」は夜間の入山ができず入山制限時間があるので、縦走する場合は朝から出発するか、または「北岳山」を先に訪問してから「仁王山」を登ると確実です。
ソウル城郭ウォーキングツアー
コネストでは、日本語ガイドが歴史などを解説しながらソウル城郭をトレッキングする現地ツアーを用意。話を聞きながら安全に往復できるコースなので、ソウルでのハイキング旅行にご利用ください。
地図

お店データ

店名 仁王山(ソウル城郭)
電話番号 02-2148-2834~2835(鐘路区庁 公園緑地課)
営業時間 なし
休業日 なし ※気象状況により変更になる場合あり
日本語 不可
支払方法 無料
Eメール なし
関連サイト seoulcitywall.seoul.go.kr/jp
  • 無料
  • 散策
  • 夜景・ムード
  • 文化財
  • 世界遺産
  • ファミリー

お店データは日々最新の情報を保つべく調査・更新しておりますが、お客様の訪問時に変更している場合があります。「営業時間が異なる」「閉店していた」等の変更がありましたら、「口コミ」より編集・閉店申告にご協力ください。

地図・アクセス

ソウル特別市 鐘路区 仁旺山路 , 一帯
(서울특별시 종로구 인왕산로 , 일대)
[地番住所]
ソウル特別市 鐘路区 付岩洞, 一帯
(서울특별시 종로구 부암동, 일대)
3号線 景福宮駅
1番出口 徒歩13分 ※南側コース登山口まで
地下鉄検索
3号線 独立門駅
3番出口 徒歩8分 ※南側コース登山口まで
地下鉄検索

韓国旅行おトク情報

ユーザー口コミ

5.0
(3件)
月曜通れました
虎児さん
色々調べたら、数年前から通行止めがなくなってるみたいだったんですが、本当のところがわからないんで、平日月曜に行ったら通れました
閉鎖しなくなったのかもしれません~
「大人のソウル街歩き」その3~禅岩(ソンバウィ)を見に行こう。
Kosetsuさん
以前、ソウル城郭の仁王山コースを歩いていた時、遠くにそそり立つ岩とそのすぐ下に丹青の色鮮やかな寺らしき建物が見えた。
地図で調べてみると、どうやら禅岩(ソンバウィ)という岩と仁王寺らしいということがわかった。

いつか行ってみようと思いつつもなかなか実現せず、暮れも押し迫った9日、地下鉄3号線「独立門」駅から歩いて行ってきた。



仁王寺
留花さん
今回 地下鉄を利用し 駅より徒歩15分でいけました。
思ったより近く 看板もありすぐにわかりました。

急勾配のため 息が少し切れましたが 楽しい時間を過ごせました。
仁王山ハイキング~景福宮から彰義門まで
虎児さん
友人に連れられて数年前に行きましたが、天気もよくハイキング日和だったので、もう一度行ってみようと思い立ち、行ってきました。
一人だったので道が不安でしたが、何とかなりました。前回とは違う道をたどったような気がしますし、以前はずいぶん工事中だった気がしますが、道の整備は完璧でした。

【スタート地点】地下鉄景福宮駅1番出口
【中間地点】仁王山山頂
【所要時間】1時間(途中トイレはなし)
【持ち物】お水(500ミリリットル2本)、おやつ(コンビニで買った干し芋とゆで卵)、上着(動くと暑いがじっとしていると寒い)

1.地下鉄福宮駅1番出口を出て直進。社稷公園を目指します。公園を通りすぎて最初の角を右に曲がります(写真1)。

2.坂道をのぼると右側に門があります。それを左へ。(写真2)

3.看板が立っています。どちらも仁王山に行けると書いてありますが、左側に進みます(写真3)。

4.少しのぼると右側に階段があります。(写真4)

5.階段をひたすらのぼること約5分、整備された道に出て、城郭の登場です。(写真5)

ここでひと安心。ここまで来れば迷うことはありません。左側に城郭を見ながら歩きます。

6.城郭がいったん途切れます。道路を渡り、目の前の階段を上ります。(写真6)
階段を上るやすぐに、階段を直進するコース(城郭内側)と階段の左側を行くコース(城郭外側)の2つに分かれます。どちらに行こうか迷いましたが、少しでも日陰のある内側コースを選択。結局、途中で合流したので、時間的にもほとんど差がないようです。

7.階段を直進するコース(城郭内側)から振り返ってみたところ。(写真7)
前ばかり見ずに、たまに後ろを見ると景色がよくて気分が晴れ晴れしました。

8.結構のぼったなと思ったら頂上が見えます。(写真8)
ここから頂上まで約30分かかります。道は迷いようがないほどハッキリしていますが、傾斜が急だったり、岩っぽいところが少し登場します。手すりもありますので、足元に注意しながら、上ってください。滑りにくい靴を履いていかれることをおすすめします。

頂上は景色抜群です。
ソウルタワーも景福宮も青瓦台もソウル市内がぜんぶ見えます。
わずか1時間でこんなビューが望めるなんて、ちょっと感動します。

見晴らしのいいところには軍人さん(服装はカジュアルですが)がいて見張っています。
写真は自由だと思っていましたが青瓦台方向は撮影禁止でした。
撮ってはいけない場所には看板がありました。

(後半につづく)

周辺のお店情報

関連記事

コネスト予約センターコネスト予約センターコネスト予約センター
・営業時間 9:30~18:00(月~土)
・休業日  日曜日・1月1日
道路名住所」とは?
2014年から施行された新しい韓国の住所表記法です。 → 詳細